大峰の隠れ秀峰「百合ヶ岳」

2021年03月31日(水) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 7.6km
• 登り: 1,082m
• 下り: 1,077m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:51
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:01

7:31 百合ヶ岳登山口
7:52 7:53 琵琶滝道出合
8:19 8:31 琵琶滝展望台
8:44 8:46 琵琶滝道出合
10:55 10:58 コブの尾根分岐
11:12 11:20 百合ヶ岳
11:36 12:21 展望岩
13:34 13:34 百合ヶ岳登山口
13:34 ゴール地点

天候

晴れ 少し黄砂

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道169号、川上村下多古集落奥の林道終点にヘリポートのようなスペース、「落石多発のため通行禁止」とあるが、入るなら自己責任でという意味か、登山と別に3台の車が入っていた、大雨が降るようなら落石の怖い道

コース状況／危険箇所等

【全般】ほぼ踏み跡有り、幅広いところでは踏み跡が薄くなるが進む方向を意識していればどこを通っても良い、テープは豊富、新しい指導票が数ヶ所あった、1ヶ所岩場のハードなところが有りそこを登りにするため右回りにして正解だった
【滝まで】整備は良好、岩場の通過に新しい固定ロープが有った
【分岐に戻って岩場まで】杉植林のジグザグ道、登る程尾根が明瞭になり、勾配も急になる
【岩場2ヶ所】はじめの岩場は短い固定ロープが数ヶ所、いったん穏やかになる、すぐに「名物足の届かない岩場」でロープに命を預けてよじ登った、下りじゃ無くて良かった
【山頂手前】桧の古木・立ち枯れとシャクナゲの庭園、地形は痩せ尾根になったり幅広の平になったり、マップの足跡が拡がっているのは皆さん庭園を満喫したからでしょう、木の間越しに台高・大峰の稜線が見える
【山頂周辺】この山のハイライト、下生えの少ないブナの純林がおだやかな稜線に続く
【下多古口分岐からお立ち台】左山で少し進む、ポッコリ突き出たお立ち台は南方がスッキリ見えるビューポイント
【岩清水まで】ずっと杉植林、お立ち台直下は踏み跡が乱れるがテープが見える方へ降りればすぐに道は明瞭になる
【駐車スペースまで】植林の杉は太くなる、古い看板の示す方向には踏み跡無し、未舗装林道に出るとあとすこし、テープを見落して登山道を外したが林道を下って着地した

その他周辺情報

駐車スペース手前1km、往路ならヘアピンを曲がった右手に地元で有名な湧き水がパイプから出ている、洞川のごろごろ水に匹敵する、このあたり名水が多いが山上ヶ岳東側と狼平では生水を飲むなと言われた事がある

写真

3/31 14:03

下多古集落奥の林道入口には立ち入り禁止の看板が2枚

3/31 7:24

林道終点に駐車スペース

3/31 7:26

正面に琵琶の滝方面入口
今日はここから取り付いて右回りに周回します

3/31 7:30

琵琶の滝までは整備良好

3/31 7:32

最近整備された桟橋

3/31 7:36

このあたりは私有林でしょうか、日付入りで山改め実施、しかも本人、江戸時代の黒部奥山廻りを想像しました

3/31 7:40

琵琶滝の案内

3/31 7:48

琵琶滝と百合ヶ岳の分岐
先ずは滝を見に行きます

3/31 7:51

立派な桟橋

3/31 7:54

滝が続きます

3/31 7:54

あの葉っぱはジョウロウさん？

3/31 7:55

とても近づけないところです

3/31 8:01

有名な大きく揺れる橋

3/31 8:04

渡って見上げると立派な岩

3/31 8:08

ロープに導かれ

3/31 8:11

ここはちょっと急です

3/31 8:14

東屋と滝が見えてきました

3/31 8:15

「びわの滝」陽刻です

3/31 8:17

400m寄り道した甲斐はあります

3/31 8:19

さらに踏み跡は続く、でもここで引き返します

3/31 8:24

もうハシリドコロが咲いてます

3/31 8:29

橋に人が居ると思ったら

3/31 8:32

ワイヤの張り替え作業でした、ご苦労様です、これからは小さく揺れる橋になるんでしょうか

3/31 8:41

百合ヶ岳分岐まで戻って来ました

3/31 9:14

杉植林を大きなジグザグで登り、この案内から尾根がはっきりしてきます

3/31 9:37

杉の子がたくさんと思ったら、花のようなものが、大人だったんですね

3/31 9:38

ぬた場のような水溜まり

3/31 9:38

手入れの良い杉植林

3/31 9:54

固定ロープが続く岩場

3/31 10:03

すぐに穏やかな道になるが、桧の大木がでてくると

3/31 10:25

有名な足の届かない岩場、根っ子と枯れ木と固定ロープをフル活用してよじ登ります

3/31 10:29

ホッとするのもつかの間、根っ子と岩と落ち葉の隙間に落とし穴

3/31 10:40

シャクナゲの密集

3/31 10:43

木の間から台高山脈、手前は白髪岳

3/31 10:43

台高山脈南部と右は大普賢岳かな

3/31 10:47

地を這う桧

3/31 10:51

山頂手前で林相がガラリと変わります、下藪の無いブナの純林

3/31 10:52

大天井岳?

3/31 10:54

左が山頂、山頂を指して登山口とは？

3/31 10:54

距離も書いて無いし

3/31 10:57

ところどころで開ける、台高山脈と手前白髪岳と左へ続く赤白尾根

3/31 10:58

大普賢岳かな

3/31 11:02

大普賢岳から台高へ続く尾根、手前は勝負塚山付近の尾根

3/31 11:04

気持ちいいブナ純林が続く

3/31 11:06

続く

3/31 11:08

ここのブナは大木も若木も有り、更新がスムーズにされている

3/31 11:09

山頂

3/31 11:09

大所山は別名です

3/31 11:11

大峰の稜線

3/31 11:12

右が山上ヶ岳

3/31 11:29

山林作業の残骸です

3/31 11:30

稜線からの分岐が近づくと南面が杉植林になります

3/31 11:31

分岐ですが、もう少し先へ行ってみます

3/31 11:35

勝負塚山付近 天狗岩

3/31 11:35

台高山脈

3/31 11:35

3/31 11:35

山上ヶ岳の右に稲村ヶ岳

3/31 11:39

北面のブナは続きます

3/31 11:44

尼ノ上(アマノエ)まで来ました、井戸集落ます道が有るらしいけど引き返します

3/31 11:48

左が山頂です

3/31 11:49

四寸岩山

3/31 11:51

北に川から離れて高原の集落が有る

3/31 11:57

往路で気付かなかった看板、でも登山口の方向が変です、尼の上を指してる

3/31 12:01

もう少し戻って

3/31 12:03

新しい分岐の指導票

3/31 12:05

杉植林をトラバースぎみに下ると、さっきの古い看板の下へ来ます

3/31 12:05

ちょうどお立ち台のところです

3/31 12:06

大普賢岳？

3/31 12:06

3/31 12:06

3/31 12:07

台高山脈、白髪岳

3/31 12:07

山上ヶ岳、稲村ヶ岳

3/31 12:08

お立ち台です

3/31 12:12

岩を見上げたりしながら杉植林のなかテープを追って下ります

3/31 12:34

大きな杉が増えてくると

3/31 12:37

水の滴る沢に出ます

3/31 12:40

なおも下ると

3/31 12:45

石灰岩のカレンフェルトがでてきます、石灰岩は濡れると滑るしヒルも多い、でも花が多いので±0かな

3/31 12:54

キランソウ

3/31 12:56

ヤマルリソウ

3/31 13:04

古い道標、でもこの矢印方向には道が無い

3/31 13:05

トウゴクさんです

3/31 13:14

道が荒れ気味になると

3/31 13:22

未舗装林道へ出ます

3/31 13:31

駐車スペースが見えてきました、林道は少し左に寄って行きます

3/31 13:32

着地

3/31 13:33

朝見た下山予定地、古い道標がいくつか

3/31 13:34

左の下山予定地と右の着地点、この誤差なら愛嬌だ

3/31 13:35

でもこんな事が書いてある

3/31 13:54

1�卍�戻った路側に湧き水を見つけて靴の泥を落としていたら、地元の人がポリ缶を持って水汲みに、有名な名水だそうです、たしかにおいしかった

撮影機器：

EOS RP ボディ CANON

感想

つうぶう

五番関トンネルの東から見て以来登ってみたいと思っていた、樹林に埋もれた山頂を予想したが意外やその樹林の雰囲気が良い、山頂手前では桧の大木とシャクナゲが配置された庭園に感激、山頂周辺のブナ純林がおだやかな稜線に癒やされた、また鍋冠行者から訪ねてみたい。