御嶽山北面〜帰ってきてから後悔つのる

2021年04月03日(土) [日帰り]

• GPS: 08:18
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,138m
• 下り: 1,132m

天候

快晴　ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/3 4:44

初見ルートですが、最初の30分位は舗装路歩きなので暗くても平気とヘッデンスタート。

4/3 5:30

北面をこの距離感で見るのは初めて。
迫力あるなぁー。

4/3 5:42

取りつきから少し入ったら道がある。
歩きやすいと喜んだ。

4/3 6:04

歩きやすくなかった。
この写真はマシな所。
帰りの滑走が不安。

4/3 6:57

何だか美味しそうだ。

4/3 6:59

アサー！

4/3 8:08

森林限界。
樹林帯を出たらとたんにシールグリップ悪くなった。
クトー着けても先でブーツアイゼンにする必要が見えてたので、ここからシートラにした。

4/3 8:28

乗鞍から北ア。
快晴無風で暑い。

4/3 8:33

アイゼン使用前提の計画だったのでアルミ止めてセラック持ってきた。

4/3 9:22

針の山からのルンゼ、いけちゃんガリーと呼ばれるらしい。
二筋あるが、これは東側。
比較的斜度緩いが、ハイ松や石が出ている。

4/3 9:29

こちらは西側の筋。
殆ど何も出ていないツル面だが、斜度がキツ目で滑落したら下まで止まらないだろう。
おまけに日当たり悪く硬い。

4/3 10:03

東側の最上部。
自分のレベルでギリ滑れる硬さと斜度だった。

4/3 10:07

針の山　人間椅子好きです。

4/3 10:07

左手が継子岳山頂。
南面は雪切れてるのか？
(と、この時不安に思った。)

4/3 10:07

かなり黒い印象。
(と、雪なしの印象が強まった。)

4/3 10:07

目指す継子岳山頂。
左手が北、右手が南。
雪の量がハッキリ違う。
(四ノ池はムリかな？と思い始めた。)

4/3 10:12

継子岳山頂からの四ノ池。
手前の雪面は雪切れ状態。
南面は下までこの状態だと思い込んだ。

4/3 10:14

継子岳登頂！
四ノ池はムリだったけど登頂を喜ぶ。
(と、この時は素直に好日での登頂を喜んだ。)

4/3 10:15

北アをバックに乗鞍。
黄砂の影響もなくクリアに見えた。

4/3 10:15

山頂付近の地面は柔かい。
凍る融けるを繰り返した結果だ。
春だな。

4/3 10:16

三角点もね。

4/3 10:19

針の山に戻る時、少し南側を通ったらスキートレースあった。

4/3 11:14

そこそこ滑ってきて、ここは中間部。
もう少し楽しいルンゼが続くようだ。

4/3 11:14

振り返って。
奥に見えるのが滑った斜面。

4/3 11:20

下部のルンゼは西側を選択したが、しばらくで落ち込みが現れる。

4/3 11:20

左手から巻けるがムリせず一旦右手の尾根に戻る。
その後、樹林帯と沢筋を右往左往しながら強引突破の滑り。

4/3 12:34

県道に戻った。
歩道はずっと雪繋がり。

4/3 12:35

熱の伝わりが良いのだな。

4/3 13:03

げっざん！

撮影機器：

KYV46 KYOCERA

装備

個人装備

水 食糧 行動食 バックパック 使い捨てカイロ アンダーシャツ アンダータイツ シャツ パンツ ダウンジャケット 靴下 ウインドブレーカー ピンチ缶 ヘッデン 予備電池 メガネ ＧＰＳ 笛 コンパス ナイフ 非常食 タープ 無線機 スリング 予備インナーグローブ 保温ボトル 防寒グローブ ビニー バラクラバ ハードシェルジャケット ゴーグル オーバーグローブ アイゼン ビーコン ゾンデ スキーヘルメット スキーシール スキー板 スキーアイゼン シャベル シールメンテキット 兼用靴 ウィペット ウエストバッグ ウェラブルカメラ

感想

ランドレ

急激に春が迫ってきた今シーズン。
急かされるように春スキーに行かなければ…。
乗鞍か御嶽か…。
乗鞍は春バス出てからでも行けるとして、御嶽を優先しよう。

で、行ってきました御嶽山。
希に見る好日で快晴無風、最上部は硬め最下部は密林突破とキツイ所もあったものの中間部は快適滑走で充実感のある一日を終え…る…ハズだった。
帰宅後のベテラン勢の御嶽レコ見るまでは。

Sanchan33さんの開田から東面ルートで継子岳登頂のレコによると四ノ池南面はバッチリ雪着きしておりベストの滑りが出来たとの事。
私は継子岳山頂から見る黒々とした足元に「四ノ池南面は雪切れてるんだ」と思い込んで、目的の一つだった四ノ池を諦めてしまった。
更に、チャオから登られたyama56さんも四ノ池滑ってみえる。
自分だけ思い込みでチャンスを逃した。
正に後悔先に立たず。
悔しい思いがつのるが、これも勉強か。
特にSanchan33さんの春は雪が緩むタイミングを考慮し東面を選択という考え方は言葉では聞いたことがあったが、実際わかっていなかった。
今回の悔しい実体験として強く印象に残った。
厳冬期は北と西、残雪期は東から南、もう絶対忘れない。

さて、感想としては取りこぼした残念感はあるものの、概ね楽しく手応えのある一日でした。
ktn92さん、天国チームの皆さんのレコを参考にさせていただきました。（まんま後追いw）ありがとうございました。
この通称「いけちゃんガリー」コースは古くからmtontake氏により紹介されていたようですが、ヤマレコでは記録が少なく動画での記録も見当たらず、今回動画を残すことが出来たので何か参考になれば幸いです。



今回の山行はシートラアイゼン登攀や、雪質を観察しての滑走ルートファインディングなど久しぶりの局面が多々あり経験値を上げれたかな、と。
また中間部の谷滑走は山スキーでは（自分では）珍しくカービングで快適クルーズ。
時間も遅くなることなく順調に進捗し、夕飯に間に合う時刻に帰宅。
山頂での判断ミスが無ければ万々歳だったのですがね〜。
まぁ、悪い方向へのミスで無かったので勉強したな！で済ませましょうか。