春の北八甲田縦走

2013年06月01日(土) ~ 2013年06月02日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,237m
• 下り: 944m

コースタイム

コースタイム一日目：10:05箒場岱駐車場-11:20雛岳と仙人岱の分岐-12:35雛岳(休憩)-雛岳と仙人岱の分岐-藪漕ぎ…17:50高田大岳と小岳の鞍部(テント泊)

コースタイム二日目：6:00高田大岳と小岳の鞍部-7:10小岳-7:40仙人岱-7:55地獄湯ノ沢-9:00酸ヶ湯公共駐車場

合計:10時間45分

天候

晴れ。
日中は13℃くらいで夜は-1℃くらいでした。
風もほとんどありませんでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

箒場岱駐車場&酸ヶ湯公共駐車場（無料）有。

コース状況／危険箇所等

[コース状況]
�＞蕎貘�-雛岳…夏道は出ています。雪もありません。
�⊃�岳と仙人岱の分岐-高田大岳と小岳の鞍部…夏道はたまに現れますがすぐ見失います。そのため自ずと藪漕ぎになります。とても歩きづらいですし、残雪に足元を取られます。体力消費大でした。
�９眦賃膤戮半�岳の鞍部-小岳…夏道は�△茲蠍修譴泙后Ｂ疹�の藪漕ぎは覚悟してください。
�ぞ�岳-仙人岱…夏道が現れています。たまに腐れ雪に足を捕らわれて落ちてしまいます。
�ダ膺預�-地獄湯ノ沢…ほぼ夏道が出ています。
�γ蝋�湯ノ沢-酸ヶ湯…冬道を使って下山すればあっという間です。

[その他周辺情報]
酸ヶ湯温泉
http://www.sukayu.jp/index2.html

写真

箒場岱から見た雛岳。さあ出発。

雛岳山頂から見た北八甲田連峰。

雛岳から登山道を考えてみる。こりゃ大変なことになりそう。

幕営場所で見た夕焼けと飛行機雲。青森空港に向かっているのかな。

星が見えてきました。

夜になっていく。もっと美しく撮れるようになりたい。

さあ出発。心地よい天気。

太陽と高田大岳。イケメン過ぎる。

小岳から見た大岳。まだまだ山滑走出来そう。

小岳から見た高田大岳。次は登るぞ。

仙人岱ヒュッテが見えます。いやー、雪が全然無いですね。

地獄湯ノ沢もすっかり雪が無くなりました。水量が凄いです。

酸ヶ湯から大岳。毎度毎度ありがとうございます。

酸ヶ湯から青森市へ向かう途中、車を止めてパシャリ。新緑と残雪が美しい。

感想

terii

【1日目】
会社の先輩と八甲田にお泊りしました(これが今回の目的)。
ぼちぼち夏になってくるので、その前にテント泊しますかということで。

しかし、ただ泊まるだけじゃつまらないので、+α、雛岳-酸ヶ湯間を歩いてみました。
北八甲田の山々を歩き通したいという個人的な計画があるので、今回はその時のための練習も兼ねて…
まあそこまで苦労せずに行けるだろうと甘く見ていました。。

がしかし…、残雪期ってこんなにも難しいんだなと痛感しました。
特に雛岳から高田大岳、小岳に向かう道は夏道とほとんど無く、
見つけてもすぐ消えてしまい、歩きやすい道を進むと藪が立ちはだかる…といった具合でかなりの体力を消耗しました。

前日は睡眠をしっかり摂っていたのにも関わらずここまで心身共に疲れたのは久しぶりでした。
今回のパートナーは一緒にマラソン大会や来週のトレラン大会に出る先輩ということで、ガッツもあったのが良かったです。

当初は高田大岳を登ってからテントを設営する計画でしたが予想以上に時間と体力を消耗したので、高田大岳は諦めました(絶対次回は高田大岳も登る)。

平地にテントを設営、夜飯を食べている時に大変綺麗な夕焼けを見ることが出来ました。
八甲田は高地ではないし、関東甲信越みたいな山並みは無いけども、そんなこと考えることがないくらい(そもそも比較することがおかしいですよね)美しかったです。
夕焼け後、すぐに暗くなり星が現れてきて、気温も下がってきました。

寝る準備をするも美しさと静けさのせいかなかなか寝付けず星空を一時間ばかし眺めていました。
なんて贅沢な時間なんだろう…。
10時頃に就寝(疲労もあってかすぐに眠りにつきました)。

目覚ましが鳴る前に目が覚めてしまい、外に出てみたら一面ガスがかかり何も見えませんでした。
寒いなあと思ったら氷点下でした(6月といえどもやっぱり青森の山だなと感じる)。

【2日目】
テント設営場所から見た太陽に照らされる高田大岳とアオモリトドマツの朝露。
何て美しいんだろうと感動する。

今日は小岳を乗り越えてそのまま酸ヶ湯まで下山することにしました(前日の疲労を考慮して)。
何度か藪漕ぎはありましたが、1日目ほどではなく難無くクリア出来ました。
仙人岱から酸ヶ湯までは特に問題無く下り今回の山行を終えました。
最後に見た新緑と残雪がとても美しかったです。

【まとめ】
�〇沈禊�の夏道と冬道が入り乱れている状態でのルートファインディングに苦労しました(考えが甘かったです)。
��寒さを忘れるくらい印象深いテント泊でした。八甲田の美しさを感じ取ることが出来たのは大きな収穫です。
��雛岳、高田大岳、小岳、大岳、井戸岳、赤倉岳、田茂泡岳を縦走する個人的な計画を達成するための雰囲気を掴めました。出来れば今年の夏に挑戦しようと思います。夏道はあっても整備状態は良くないはずなので、藪漕ぎ覚悟で。
あ、もちろん南八甲田にも行かないと!!

追記：
それにしても冬の様子と全然違うなあと。
八甲田の積雪量の多さを、自分の足と目で感じてきました。
冬は隠れていた木道や木々が姿を出し、季節はこれから夏に向かっています。

コメント

yochin

ニアミス！？
こんにちはヽ(=´▽`=)ﾉ
1日目、酸ヶ湯からのピストンで大岳＆硫黄でスノーボードしてました。だから会えなかったかも。。
まだ山行記録かけてないのですが（；^ω^）

http://unpluggedcafe.blog.shinobi.jp/snowboard/2012-13%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3%E3%80%81%E6%82%94%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%80%86%E3%81%AF%E5%A4%A7%E5%B2%B3%E6%9D%B1%E6%96%9C%E9%9D%A2%EF%BC%86%E7%A1%AB%E9%BB%84

それにしてもテン泊羨ましい〜☆

terii

yochinさん
こんにちは！
yochinさんも八甲田来てたんですね(^.^)

この時期でもバックカントリーってのも羨ましいです( ´∀｀)
ブログ拝見しましたが気持ち良さそうですね♪

テント泊の荷物と板はしんどいですけども、滑りたかった…（笑）