日野山 −越前五山その4−

2013年06月02日(日) [日帰り]

• GPS: 04:31
• 距離: 8.2km
• 登り: 835m
• 下り: 818m

コースタイム

11:25中平吹公民館駐車場 - 11:38登山口 - 12:33室堂 - 13:05比丘尼ころがし - 13:32山頂(休憩)13:54 - 14:19比丘尼ころがし - 14:43室堂(休憩)15:07 - 15:49登山口 - 15:57中平吹公民館駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中平吹登山口(平吹コース)
福井から武生方面へR8---「行松」を左折してR356---「王子保駅入口」を左折(このあたりから曲がり角に「日野山登山口」の案内看板あり)---橋越えて右折---中平吹公民館駐車場
登山される方は、登山口の日野神社に駐車しないでくださいませ。

コース状況／危険箇所等

よく整備された登山道です。始めのうちは100メートルごと、残り1キロから50メートルごとに登場する、地元の小学生が作成したと思しき「あと○○メートル」の標識が泣かせます。地元の人たちに愛されているお山なのでしょう。
比丘尼ころがしは、ロープが設置されており、ゆっくりといけば問題ありません。本当に恐ろしければ、かなり遠回りになりますがう回路もあります。

写真

6/2 11:30

「王子保駅入口」交差点から駐車場までは看板がご案内してくれます。

6/2 11:35

登山口のある日野神社へ。この奥に登山口があります。

6/2 11:38

イノシシ除けフェンスを開けて、れっつらごー。閉めるのも忘れずに。

6/2 11:41

登山口近くにはガクアジサイが咲き始めていました。

6/2 11:49

コアジサイはあちこちで群生しており、咲き乱れ中。

6/2 11:51

地元の小学生の作品。初めは100メートルごと、残り1000メートルからは50メートルごとにご案内してくれます。

6/2 11:57

初めのうちは林の中をゆるゆる登ります。よく整備された登山道です。

6/2 11:58

タツナミソウかの？

6/2 12:11

焼餅石。焼き餅に似ているからだそう。

6/2 12:16

弁慶の三枚切り。弁慶が刀で3つに切ったからだそう。

6/2 12:33

室堂に到着。水場があります。

6/2 12:35

ハンショウヅル。初めて見るお花だなぁ。

6/2 13:00

室堂を過ぎたあたりから傾斜が増してきます。日野山名物「比丘尼ころがし」経由で山頂を目指します。

6/2 13:14

途中で出てきた。長命水池なるものがあるらしい。現実逃避で寄ってみます。

6/2 13:17

山肌をちょちょっと削ったような道を進むとありました。池にはカエルの卵がびっしり。いくら長生きできても飲みたくありません。

6/2 13:21

現実に向き合わねば。いくら女人禁制の山を登ってきた比丘尼さんを懲らしめるためとはいえ、女子に対してこんな仕打ちをしなくてもいいのに〜。

6/2 13:26

神様のいぢわる〜、元に戻しておいてよ〜と、ぶつくさ言いながらもあと100メートル。

6/2 13:30

頂上が見えてきましたよ〜。

6/2 13:31

なかなかエグイ階段を上ると…。

6/2 13:45

「ゴ〜ル　イエイ　おめでとう！！」だって。あざます！

6/2 13:34

頂上には日野神社奥の院があります。この中で宴会しちゃう輩がいるので困っていますと登山口に書いてあったっけ。こういうやつらをいやというほど転ばしてほしい。

6/2 13:32

それ以外はごくごくシンプルな頂上。展望のよさが魅力なのです。

6/2 13:33

この日はぼん〜やり。白山も見えるらしいけど、さっぱりです。

6/2 13:44

ちょぼちょぼっと咲いているお花でも眺めて下山しましょう。ヒメハギ。

6/2 13:44

花びらが7枚以上あるのでハナニガナじゃないかしら。

6/2 13:45

黄色、花びら5枚って花、多すぎて見分けがつきません。

6/2 13:54

GPSを確認すると、今いる場所が山頂ではない？奥の院からさらに10メートルほど進んだところに二等三角点があります。

6/2 14:04

帰りは比丘尼ころばしを迂回しようかと思ったけど、結構な遠回りになります。ここは比丘尼経由に甘んじます。

6/2 14:19

緊張のくだりを過ぎればお花撮影会。サワフタギ？

6/2 14:28

ヤマボウシ。

6/2 14:29

シロニガナ。

6/2 14:43

そして室堂に到着。御嶽の滝というありがたそうな水場があります。お水はお土産用に汲んでおきます。

6/2 14:48

テルモスに持ってきたお湯でお飲み物を。ココアとコーヒーをブレンドしてカフェモカにしてみました。これがなかなかイケます。

6/2 14:48

室堂には屋根つきの休憩所が二つもあります。

6/2 15:13

帰りは古道経由で。少しだけショートカットできますが、結構な傾斜があり、新道よりは荒れ気味。下りで使う方がいいかな。

6/2 15:27

こんなお地蔵さんがいらっしゃると古道感満載でいい感じです。

6/2 15:47

海ブドウみたい。ミズタビラコ。

6/2 15:51

登山口の日野神社に無事下山。ありがたや〜。

6/2 17:54

武生にあるしきぶ温泉　湯楽里でひとっ風呂。35度から45度まで、さまざまな温度の湯船が6−7個プラスサウナ、水風呂、露天とそろっているのでエンドレスループです。

撮影機器：

CX5 RICOH

感想

seasun

平日あれだけ天気がよかったのに、
週末になると曇りとか雨とかどういうことなんだい？
今日は休めということかとゴロゴロしていました。
それなのに、朝方降っていた雨はあっという間に上がり、
雲の間からは薄日が…。

まぁ、休みの日しか体を動かさないので、
ちっとは動けということか。
少し遅くなってしまいましたがまたもや地元のお山へ。

日野山も地元の方々が整備をしてくださっており、
大変登りやすいお山でした。
うわさに聞いていた比丘尼ころがしはそれなりに厳しかったけど、
ゆっくり行けば登れます。
アスレチック感が逆に楽しくなりました。
とはいえ、雨上がりは滑りやすくて気を遣いますけどね。

展望は期待していなかったので、
頂上からの景色はあ〜、やっぱりねという感じでした。
晴れていると白山、日本海とぐるり展望が楽しめるそうなので、
お弁当持ってまた来ま〜す。

残す越前五山は白山のみ。
白山には去年登っていますが、
越前五山であることを意識していなかったのでもう1回行ってみましょう。
やっぱりテント持っていこうかな〜。
うぅ。楽しみだす。

コメント

niiai

次は・・・
seasunさん、こんばんは

日野山、おつかれさまでした
雨上がりの道を気にされてますが、虫とか、湿気とか
不快ではなかったですか？

自分はこの時期のこの時間帯で、激汗をかいた思い出がありまして

越前五山シリーズの〆は、白山ですか！
近々自分も行きたいです
とても楽しみだす。。

seasun

たしかに、激汗でした
>niiaiさん

林の中にこもる湿気は相当なもので、
ポッケに入れていたカメラのレンズが曇るほどでした。
でも、気温がそこまで高くなかったので、
まだましでしたかね〜。

虫もそんなに寄ってこなかったです。
わたくし、虫が相当嫌いなので、
もう少し後になると足を踏み入れられないかもしれません。

白山は北陸住みならぜひ何度でも行っておきたい山ですね。
お花もこの辺のお山とは比べ物にならないくらいたくさん咲いているし、
行くのが楽しみでありんす。

kennken

越前五山
seasunさん
コンバンワ

越前五山なるものがあるのですね
はじめて知りました

秦澄大師が開山したお山さん達のことなのですね
昔から信仰の対象としてお山がある
ってことを再確認します

さまざまな花が咲いていて美しいッス
そしてseasunさんのお花の博学さに脱帽
また
seasunさんのレコ楽しみにしています

seasun

お花に関しては
>kennkenさん

こんばんは。
お花に関してはこちらを見ながら勉強中です。
http://www.ootk.net/cgi/shiki/shiki.cgi#

帰ってきてわかると楽しいですよね。
お花だけだと分からないことが多いので、
葉っぱやお花がついている茎も一緒に映すようにしています。

こちらこそレコ楽しみにしております〜。

Dave

うわ〜、懐かしい(^-^)
seasunさん、こんにちは、福井出身のDave（デーヴ）です。

いつも福井のレコ楽しみに見させていただいていますが、今回ばかりはかなり感激

日野山はうちの実家の裏からすごく綺麗に見えていて、私の福井の生活＝日野山の景色なんです。

中学生の時に一回だけ日野山に登ったことがあるんですが、ほとんど記憶から消えてます。

seasunさんのレコを見て、すごく懐かしかったので、今度帰省したときには登ってみようかなと思いました

でもいつもお盆の時期なので、暑すぎて無理かな。。。

seasun

うらやましい景色ですね。
>Daveさん

日野山、お邪魔いたしました。
登山道はよく整備されているし、
地元の小学生手作りの案内表示があったりと、
本当に愛されているお山なのだと、
気持ちがほっこりしましたよ。

近くにあるなんて羨ましいですね。
真夏の低山はなかなか厳しいものがりますが、
そんなに時間がかからないので大丈夫ではないでしょうか。
朝のうちに飲み水をたくさん持って登って、
鬼のように汗かいて、
そのまま温泉に入れれば最高ですね。