日野山（紅葉を巡る北陸の山旅3）

2024年11月06日(水) [日帰り]

• GPS: 05:04
• 距離: 7.7km
• 登り: 758m
• 下り: 758m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:02

距離 7.7km 登り 758m 下り 758m

8:08 日野山登山口駐車場
9:28 9:29 室堂
10:30 10:31 日野山奥の院
10:32 10:40 日野山
10:41 11:20 日野山奥の院
12:07 室堂
13:10 日野山登山口駐車場
13:10 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ（夜明け前まで雨）
山頂 10:30の気温 10.8℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日野神社登山口駐車場（無料、トイレあり）

コース状況／危険箇所等

室堂（五合目）からは山道（比丘尼ころばし）と作業道の2ルートありますが、比丘尼ころばしは日野山の直線的な山容の基となるまるで舗装されたような岩の斜面が延々と続きます。太いロープがあるのでそれを使えば滑落することはありません。一方、作業道は道幅は広いものの雨冽で浸食されており、また残された部分も土質が粘土質で構成されています。
この日は夜明け前までかなりの雨が降り、非常に滑りやすい状態となっており、下りの作業道では注意していたにも関わらず、室堂に着くまでに4、5回滑って尻もちを付きました。兎に角、滑り出すと止まりません😫
イワイワを取るか、ニュルニュルを取るか究極の二択ですが、雨後はイワイワを取ることをお勧めします。

その他周辺情報

下山後の温泉は「花はす温泉 そまやま」（大人650円、露天風呂、水風呂あり）
前夜は「道の駅 西山公園」で車中泊。街中にあるのに静かでよく眠れました。

写真

11/6 8:05

登山者用駐車場から望む日野山。夜明け前まで雨が降っていたので登山を諦めかけていたのですが、天気は回復基調のようです

11/6 8:10

図柄は日野山、六条大麦、越前打刃物、菊人形のようです

11/6 8:18

日野神社。駐車場も利用させていただいたことだし、いつもより多めのお賽銭😉

11/6 8:19

リス君棲息地でした😀（でもこの後は一匹も会えず）

11/6 8:20

登山口通過（杖が置いてあったので一本お借りしました）

11/6 8:29

しばらくは沢沿いの広くて良い道

11/6 8:35

途中の分岐。右：日野山道とあり、ヤマレコマップにも載っている予定ルートでしたが、あまり歩かれてないようでパスし直進しました

11/6 8:40

堰堤に突き当たります

11/6 8:40

右に階段がありました

11/6 8:45

昨夜降った雨で道はびしょびしょ。ミドルカットブーツにして正解でした

11/6 8:47

これから付き合う可愛い案内板

11/6 8:54

登ります

11/6 8:59

朴の葉っぱ。この後もたんびに目にしました

11/6 9:02

奇岩の登場。先ずは焼餅石。五平餅みたいなもの？

11/6 9:06

続いて僧兵が隠れていたという「石の唐戸」

11/6 9:09

さらに「弁慶の三枚切り」。ここにも弁慶伝説がありました

11/6 9:12

さて道はというと、いやーな状態。登りはまだ良いのですが...

11/6 9:16

コンクリート舗装の作業道を横切って、

11/6 9:16

直進

11/6 9:18

黒プラ階段。ひょっとして鉄塔巡視路と思いましたが、この上に鉄塔はありませんでした

11/6 9:28

突然開けた場所に出たと思ったら、五合目の室堂でした

11/6 9:28

不動明王像

11/6 9:30

室堂からは作業道と山道の二つのルートがあります。ここは山道で

11/6 9:37

小さな石像ありました

11/6 9:40

三度ほど作業道と交差

11/6 9:50

右：比丘尼ころばし、左：山頂ニ至ル　とありました。ひらがな、カタカナの使い方が理解出来ません😅

11/6 9:52

ここからは、岩の滑り台が始まります

11/6 9:55

立派なロープがあるので滑らずに登れますが、なければ非常に困難な道です。雨後で濡れてるし...

11/6 10:02

比丘尼ころばしの名の由来。形の良い日野山はこの坂が形成していたのですね

11/6 10:08

岩の滑り台が延々と続きます。おまけにガスってきました

11/6 10:12

と、突然ガスが薄くなり青空が😲

11/6 10:14

周囲が明るくなってきました😀

11/6 10:20

ホレ、紅葉！　世界が全く変わってきました

11/6 10:21

形を変えながら岩の滑り台が続きます

11/6 10:27

そして鳥居が現れました

11/6 10:27

日野神社奥宮です

11/6 10:31

三角点を探しに南へ

11/6 10:32

ありました二等三角点（点名：日野山 794.42m）
奥宮のある地点より少し低いように思えました

11/6 10:36

証拠写真だけ撮って奥宮に戻ります

11/6 10:42

再び奥宮。素晴らしい青空です

11/6 10:54

が、遠くの山は雲の中

11/6 10:54

白山方面も同様

11/6 10:56

それでも越前市辺りの山が徐々に見えてきました

11/6 10:56

うーん、霧が晴れて欲しいゾ。しばらく頑張りましたが。根負けして下山します

11/6 11:20

下りは「比丘尼ころがし」を避け、楽そうな作業道を使うことにしました。これが判断ミス

11/6 11:31

元は良い道だったと思われるのですが、雨裂が発達していました

11/6 11:32

初めのうちは開けた眺望に喜んでいたのですが...

11/6 11:46

一見良い道に見えますが、朴の葉っぱの下は粘土質のにゅるにゅる。油断すると滑ることこのうえなし

11/6 11:49

ようやく「比丘尼ころがし」分岐まで下って来ました。しっかりしたロープがある「比丘尼ころがし」で下るべきだったと反省

11/6 11:54

その先も粘土質の表面が雨に緩んでつーるつる。濡れた朴の葉っぱがそれを隠すから始末が悪い

11/6 11:59

恐怖のにゅるにゅる地獄が続きます。とにかく滑り始めると止まりません。室堂に着くまでに4，5回滑って尻もち付きました😰

11/6 12:07

五合目の室堂に到着。以降の道は転ぶことはありませんでした

11/6 13:10

駐車場に戻ってきました。朝、ガスっていた空はすっかり晴れ渡りました

11/6 14:08

今は武生といえば紫式部。話題の紫式部公園に寄ってきました。広々とした庭園になっていて観光バスも2台駐まっていました。ここから見る日野山は絶品です

11/6 14:07

金色に輝く紫式部像。近くには「紫ゆかりの館」があり、「光る君へ 越前 大河ドラマ館」の無料展示がありました

11/6 15:12

南条にある「花はす温泉そまやま」で山旅の疲れを取ってから帰途へ

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

TG-7 OM Digital Solutions

感想

Ham⭐

北陸自動車道の武生辺りを走っていて、毎度気になる端正な山が日野山（越前富士）です。その山が紫式部にゆかりがあると知ったのはごく最近、NHK大河ドラマでした。番組特集で「紫式部公園」を知り、そこからの日野山がまたカッコイイ。近いうちに訪れたいと思っていた矢先、三ノ峰が車道通行止めにより登れないことが判り、代役として浮上となりました。
前夜遅くから雨が降り出し、明け方前には車の屋根を叩く大粒の雨。諦めて家に帰ろうかと思っていたら朝には雨も上がり回復傾向。これはひょっとして晴れる？　日野神社でお賽銭をはずんだ効果もあってか、山頂に近づくにつれ霧が晴れ、青空がどんどん拡がってきました。
残念ながら白山や冠山を見ることは出来ませんでしたが、そんな小さなことはどうでもイイ。当日の予報は曇り、朝晩雨だったのですが奇跡的な天候回復に満足した山行となりました。
福井県の三座を登った今回の山旅。大好きな白山を一度も見ることは叶いませんでしたが、天気予報が悪かった中、雨に降られず三座登れたことにとても感謝しています。