弥山(熊渡→双門の滝ルート→狼平→カナビキ谷)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,921m
- 下り
- 1,921m
コースタイム
16:30 釜滝付近でテント泊
6月3日 05:00 釜滝
06:15 吊橋
07:55 仙人グラのテラス(約5分休憩)
08:20 ザンギ平
09:50 河原小屋跡地
11:00 狼平避難小屋 着(昼食)
12:30 狼平避難小屋 発
13:50 カナビキ谷分岐(約5分休憩)
14:50 白河八丁分岐
15:30 熊渡登山口 着
天候 | 2日 小雨→曇 3日 曇→小雨→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
熊渡登山口前の路肩に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
昨年に続き、二回目の双門の滝ルート。 今回は先生と一緒にテントを担いでの挑戦です! 前日からの仕事明けでしたのでスタートが遅く、釜滝の手前約50mの地点をサイト地に選択。 ルート上には何箇所か適地があります。 沢では尺岩魚が楽しげに遊んでました。 人馴れしているわけではないのでしょうが、大変無防備な姿に少々ビックリしたり、上流に進むにつれ美しい水が更に感動的に美しくなっていきます。 目印は前回来た時は河原小屋跡地以降から少なくなっていた気がしましたが、今回はかなりわかりやすかった気がします。 下山路でも、高崎横手からカナビキ谷への分岐はより明瞭になってます。 こんもりしたブナ林から、少しだけ尾根を外して傾斜が強くなり、その後再びブナ林に入ったすぐが分岐です。 道中に設置されている黄色い看板に親切な人がマジック書きで明示してくれてます。 前回はなかった立て看板+踏み跡も以前より明確になり大変安心です。 全体的には踏み跡はバンバンですが何箇所か「?」な分岐がありますので要注意です。 また、エスケープルートの無い、沢詰めルートですので天気には神経を使います。 雨に濡れると梯子や徒渉では危険を伴いますし、なによりも急な増水は身動きがとれなくなります。 *ルートは手書きですから、かなりいい加減です。 |
写真
感想
昨年に続き、二回目の双門の滝ルートです。
少し前に計画するも天気に邪魔されて、ようやく計画が実行されました。
先回、雨乞岳での負傷後、初の山歩きでして体力的に心配なのと初めてのテント泊でして、大変心躍らせながらの山行となりました。
6月2日
前日からの仕事の拘束時間を終え、急いで合流箇所へ!
現地には予定よりも早く着いたからでしょうか、駐車場所が満杯・・・
なんとか、一番端っこに駐車して出発し、登山届けをポストに投函して、しばしの林道歩きです。
白川八丁の心地よい静寂の中を今まで経験したことのない重さを背負いながら、トボトボ歩いて釜滝まで到着。
寝床は手前50m程の場所に確保し、晩御飯の用意です。
先生が用意してくれた赤から鍋をつついて、腹いっぱいになったところで暗闇が迫ってきました。
山の中で寝るなんて・・・どれだけぶりだろうかしら?
オッサンのくせして、何か怪奇現象が起きたらどうしよう!!などと恐れおののきながらも、半分位はそんなのを期待しつつ、耳をすまして就寝です。
すぐ近くには沢が流れているので、メインは沢の音、それにカエルの鳴き声、何かほかに聞こえてこないかなぁ〜と思ってましたらテントの近くでサルが騒ぎ出し、それにムカついたchu-nama先生はヘッデンビームを発射して追っ払いを試みるも効果なし。
しばらくして、そいつがいなくなるも、今度はすぐ近くに動物の気配!!
いつの間にやら、怪奇現象ではなく「次は何が俺の安眠妨害をしに来るのだ?」と期待しつつウトウト・・・
全然寝付けないなぁ〜と思ってましたが、結構寝てたみたい・・・
6月3日
翌日は、午前3時に起床し朝ごはんは私が野菜スープを作成。
水を補給したりして、午前5時に出発しました。
昨年来た時は緊張してたのと、辛さよりも恐怖感のほうが強かった気がしますが、本日は「う〜重い〜、辛い〜」と不平不満を感じる余裕(?)も・・・
しかし、一般装備で双門ルートができたら自信になるであろうと、勝手に思い込んでの今回の計画でしたので先生に遅れながらもトボトボ
思いっきり足でまといでした・・・スンマセン
川の水は釜滝の時点で先生も「凄い!」と驚愕するほどの透明度でしたが、上流に行くに従って更に美しくなっていきます。
異次元の美しさとでも言っときましょうかしら。
前回もそうでしたが、今回もちょっとしたトロ場ではイワナが上流から流れてくる餌を捕食する姿も見えたりしました。
私たちの姿を見て、一旦は岩陰に隠れるも、すぐにまたフラフラ現れるという、釣り人的にはありえない光景を見せていただきました。
こんな光景は大切にしていきたいものですね。
狼平では先客の御夫婦がいらっしゃいました。
当初の予定では弥山をピストンする予定でしたが、「何卒、お許しを〜」と勘弁してもらい、罰として昼ごはんは小屋の外(嘘です)
早茹でペンネ初体験です。
少ない水で茹でたためにコッヘルにメチャクチャこびり付き、水切りなしでソースを投入したためなのか、はたまた元々ソースが旨くなかったのか、あまりの不味さに発狂しそうになるという悲劇に見舞われました。
帰りは高崎横手→カナビキ谷
分岐は「ブナ林の中で黄色い看板に書いてあった」という記憶でした。
ブナ林を過ぎ、なんか植生が変わったところで「あれ?通過してしまったか?」と不安になり、少しの間ルーファイ
地図からもまだ先ではないかとの結論に達して、再び進んで大正解。
植生が変わったことで不安になってしまったのです。
そこからは、一気に下って林道の分岐まで来ました。
今回は三方崩山に次ぐ「私のベストセレクション第二弾」で先生にお供してもらったのですが、今回も喜んで貰えたようで、よかったよかったです。
今回、こうしてテント泊もいけるようになった(のだろうか?)ことから、次なる第三弾は、更に変態好きしそうな人知れずマゾでアスレチックでビュ〜チフル♪な場所を見つけようと思ってます。
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