日留賀岳 熊フンと仔鹿と原生林

2013年06月04日(火) [日帰り]

• GPS: 08:05
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,454m
• 下り: 1,442m

コースタイム

7：10　小山氏宅発
7：40　送電線鉄塔
8：10　林道終点
9：55　日留賀嶽神社鳥居
11：15　日留賀嶽山頂

12：10　下山開始
14：30　林道終点
15：10　小山氏宅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

那須塩原市・白戸地区の「小山」氏宅の敷地脇から登山道有り。
登山者用に7〜8台（栃木百名山ガイドでは10台）の駐車場が用意されています。
前庭には登山者名簿がありますので記帳して入山します。
水道、トイレなどもありがたいことに用意されているようですけど
一声かけて使用したほうが良いんじゃないかな。

アクセスは国道400号を「木の葉化石園」の看板に従い右折（那須塩原IC方面からだと）、塩原中学校の先に進むと「日留賀嶽登山口」の立て看板がある。
そこから先は舗装路だが一部すれ違い出来ないような細い道路なので注意。
また早朝だと中学生が自転車で下ってくる場合もあるので要注意だ。
一面畑が広がる台地に上がると北方向の一番奥に見えるのが小山さん宅である。

コース状況／危険箇所等

＊小山氏宅で頂ける地図には水場の表記がある為、今回下山時に確認してみましたが必ず水があるような状態では無さそうです。
「ナダムロ沢」の源頭だと思うので水があるところまで下ればあるのでしょうけど

＊因みに「山と高原」では水場の記載はありません。
　今回は既に夏のような気候なので飲料水3．5L持参

＊山中に熊の糞（新しい）複数有り。
　鈴やラジオなど持参を。

＊山頂手前の笹ヤブは谷側が切れ落ちている箇所がありますので注意を。

温泉
箱の森プレイパーク内の「遊湯センター」利用
600円（コインロッカー100円返却無）
http://www.moribox.jp/index.php

写真

↑登山道
←小山氏宅前庭を経て駐車場
→ニジマス！が泳ぐ池

セミの大合唱の中を行きます

鉄塔の下をくぐるとしばらく林道が続きますが・・

落石危険地帯です。

ゴージャス！

林道終点
正面に踏み跡が続きますが
左手（リボン有り）に進みます。

ギャーッ！
何かいる！！

何故か登山道すぐ脇にバンビ！

こっちもビビったが向こうも相当ビビってる様子。

しばらく撮影させてくれましたが
その後、脱兎のごとく山中に走り去りましたよ・・

周囲がカラマツ林に

1000m超えるとまだツツジが。

日留賀嶽神社鳥居

この辺りは行者ニンニクの群生地とか

トウゴクミツバツツジ
1200m〜

シャクナゲがチラホラと咲き出しています

オオカメノキ

右手の視界が開けました。
左側（北）は樹林越しに会津駒ケ岳などが見えます。

ピークそうでピークで無い。
何度か騙される。
一部背丈ほどの笹ヤブの開始です。
踏み跡はしっかりしています。

花びらが肉厚？なツツジ

イワカガミ

イワカガミ2

山肌に異質なモノが見えてきました。

「塩那スカイライン」です。

まだサクラが！

ショウジョウバカマ

日留賀嶽山頂

いい天気だなー

会津駒ケ岳はわかりやすい

尾瀬方面

七ケ岳

鹿又岳方面

高原山

山頂もシャクナゲがチラホラ

今日はコレだ！

キンキン

カップ麺といなり寿司で昼食

二等三角点

正面ヤブの中の踏み跡を辿って
塩那スカイラインを経て300名山「男鹿岳」へ
至るルートも・・

高原山の裾野は広大だ

登ってきた尾根筋

山頂手前のヤブ

アスナロの巨木

原生林の趣だよ

水場へはテープがある。
登山道（往路だと）左手に下っていく

・・・・水溜りだ

沢も湿っているが流れはなかった。
更に下ればいずれ水はあるのだろうが・・

水には困っていないので探索はここまで。

林道から塩原温泉街

遊湯センター

平日でほぼ貸切♪

感想

Kokumaro

山開きの日に行けなかった日留賀岳へ

平日の為、入山者は自分以外いなかったようだ。
途中で超至近距離で仔鹿を発見、お互いかなりびっくりした模様。

熊に怯えて熊鈴を激しく鳴らしていたら熊鈴壊れた＼(＾0＾)／
ま・・ベルトにハトメで鈴を留めてあるのがすっぽり抜けた程度ですが・・
それでも持っててよかったプライヤー（マルチツール）と針金。
ちゃちゃっと応急修理して事なきを得ました。

アスナロの巨木などが植生する原生林（見事）を抜けると
登山道上にビッグな！まだ新しい！熊のクソが！・・・
それも複数・・
鈴だけでは不安になり、大声で適当に即興の歌など歌いながら山頂を目指します。
こういう時に単独は恥ずかしい思いもせずに済む。


山頂手前からのヤブを抜け、山頂に到達すると素晴らしい眺めが・・
持参したキンキンのノンアルビールを飲みながら景色を楽しみました。

「塩那スカイライン」は・・・まあ山頂から道路が見えて少し
興醒め？しないことも無いですけど、ちょっと歩いてみたくなりますね、
やっぱり。