継子岳-四ノ池-三ノ池-五ノ池【北御嶽の名峰を不人気の難ルートから】

2021年04月10日(土) [日帰り]

• GPS: 09:48
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,481m
• 下り: 1,467m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:38
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:46

距離 13.4km 登り 1,481m 下り 1,482m

6:28 チャオ御岳スノーリゾート・センターハウス
10:31 10:45 継子岳
10:54 11:01 継子岳２峰
11:20 11:28 四ノ池渡渉点
11:47 11:48 三・四・五ノ池分岐
12:06 12:09 飛騨頂上
12:20 12:53 五の池小屋
13:23 13:24 継子岳
16:09 16:10 チャオ御岳スノーリゾート・センターハウス
16:14 ゴール地点

天候

ほぼ快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆アクセス、駐車場
▼チャオ御岳マウントリゾート
・中央道伊那ICより72km。本日は凍結積雪はありませんでしたが、GWまでは積雪の可能性のある山岳道路です
・スキー場は2018年の冬から休業しています。とても人気のあるスキー場だっただけに残念です。ゲレンデも長く、展望も抜群。この時期でもいい雪が残っていました
・レストハウス前は除雪されていないため入れません。付近の路肩に迷惑にならないように停めました（駐駐車スペース多数あり）
https://www.ciao.co.jp

コース状況／危険箇所等

◆道の状況（2021年4月10日現在）
※状況は一日で一変します。以下は参考程度にとどめ、最新の情報を入手してください
▼レストハウス⇄ゲレンデトップ
・ひたすら登ります
▼ゲレンデトップ⇄森林限界
・決まったルートはなく、テープ等も全く見ませんでした。夏に一度歩いていますが、確かに原生林の中といった感じだった
・結構深い谷への下降・登り返しが3箇所。その後も基本急登です
▼森林限界⇄継子岳
・核心部。斜度は写真をご参照。アイゼン・ピッケルがないと立っていることすらできなさそう。なるべく斜度の緩いところを選びましょう
・本日は気温も低く雪は硬くしまっていたため、アイゼンがよく効きました。ただし転倒は即数百mの滑落となります。緩んでくるとまたそれはそれで難しいと思います
▼継子岳→継子�曲�→4の池→五の池小屋
・継子岳山頂に雪はありません。4の池までありません
・この時期限定、4の池を歩けます
▼五の池小屋→継子岳
・登山道の雪はほぼ溶けています

◆登山ポスト
チャオ には見当たりませんでした（Compassにて提出済み）

その他周辺情報

◆登山後の温泉
♨御嶽 明神温泉 やまゆり荘
http://www.yamayuriso.jp

◆飲食店
▼八ヶ岳PA
https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa/shop?sapainfoid=133#panel

写真

4/10 5:36

開田高原の定番
九蔵峠からの御嶽山（若干モルゲン）
右端が本日登る継子岳ですよ

4/10 5:52

登山口の気温はマイナス8℃
この気温は久しぶりな感じです

4/10 6:01

ちなみに、濁河温泉への道は8時まで閉鎖されています（4月中旬までとのこと）

4/10 6:27

さて、チャオからスタートです
継子岳が聳えています

4/10 6:44

3年間動いていないリフト
人気のあったスキー場だけに、再会を心待ちにしているファンが多い様です

4/10 7:14

嫁くん、おそ
道中食べ過ぎて気持ちが悪いとのこと

4/10 7:22

ゲレンデトップに到着
約1時間かかりました
長かった

4/10 7:30

ここからシラビソの樹林帯に入っていきます
ルートはよく分かりませんが、南東方向に進めば大丈夫

4/10 8:30

シラビソからダケカンバに変わる

4/10 8:35

嫁くん、おそ
北アルプスの絶景が展望できます

4/10 8:38

ここら辺から斜度が増していきます
トラバースしながら高度を上げていく

4/10 8:59

徐々に斜度が、、、

4/10 9:04

眼下には開田高原マイアスキー場
こっちは大賑わいな感じが見て取れます
チャオも頑張れ！

4/10 9:21

乗鞍を中心に、北ノ俣岳・黒部五郎岳・笠ヶ岳・奥穂高岳・前穂高岳・常念岳・蝶ヶ岳

4/10 9:22

本日の行動食はこの2つ
40代には懐かしい感じですね

4/10 9:29

遠く八ヶ岳
綺麗な山嶺だ

4/10 9:29

南アルプスと中央アルプス

4/10 10:17

白山

4/10 10:19

荒島岳

4/10 10:20

水晶岳・鷲羽岳・乗鞍岳・槍ヶ岳・奥穂高岳・前穂高岳・常念岳
6/7が百名山だ！

4/10 10:24

危険な急登を登り切ると雪が切れ、山頂へのビクトリーロード

4/10 10:30

北アルプスの展望に、振り返ってばかり

4/10 10:35

11度目の継子岳！

4/10 10:36

北アルプスをバックに

4/10 10:37

そして剣ヶ峰

4/10 10:39

私にとっての心の山・御嶽山

4/10 10:48

継子�曲�へ
雪は怖いくらいありません

4/10 10:57

噴煙の左が剣ヶ峰

4/10 11:14

継子�曲�を見上げる
大好きな山岳展望のひとつ

4/10 11:16

このスライスされた大岩も

4/10 11:20

4の池から幻の滝の落ち口

4/10 11:26

この時期限定
4の池へ

4/10 11:27

4の池より、継子岳・継子�曲�

4/10 11:28

五の池小屋方面
少し摩利支天が見えてる

4/10 11:39

夏には清流とお花畑の宝庫になります

4/10 11:41

彩雲

4/10 11:42

とにかく眩しい
サングラスとフェイスマスクをしてても雪焼けが凄かった

4/10 11:46

3の池分岐に登ります

4/10 11:51

雪は意外に綺麗に残っていて驚きました

4/10 11:55

3の池

4/10 11:54

あと1週間で開眼か

4/10 12:09

ここも大好きな光景
3の池と中央アルプス・南アルプス

4/10 12:15

摩利支天をバックに

4/10 12:19

飛騨長城

4/10 12:21

五の池小屋
2年前の酒池肉林の宿泊が思い起こされる

4/10 12:21

5の池と摩利支天

4/10 12:45

反対側から
五の池小屋と白山
抜群のロケーションですね

4/10 12:52

白山

4/10 12:55

継子岳へ
こちらも驚きの雪のなさ
濁河温泉方面は見た感じ全くありません
2年前の同時期は左の斜面を直登しています

4/10 13:06

何かサイズ的に違和感を感じながら近づくと、、、こういうことする方、、、好きです

4/10 13:16

GW頃の光景のようだ
ハイマツと継子�曲�と中央アルプス

4/10 13:17

針の山と継子岳
奥には北アルプスの名峰群

4/10 13:18

針の山と剣ヶ峰

4/10 13:20

針の山全景
カッコいい山です

4/10 13:22

ゼブラ模様が美しい
これもGW頃の光景か

4/10 13:55

さて、継子岳まで一周してきました
恐怖のチャオへの下山です
雪はまだ締まっており助かった

4/10 14:26

途中ダケカンバで休憩

4/10 14:27

滑ったら止まる可能性が少しでもあるよう、なるべくハイマツの上部を歩く

4/10 14:31

谷に吸い込まれそうな錯覚を覚えて怖かった
ここで転んだら300m滑落でしょう

4/10 14:42

雪山は影も魅力です

4/10 15:12

落ちてる枝を使って
嫁くんとの山行も400回を超えました

4/10 15:14

4/10 15:36

ゲレンデトップに無事帰還

4/10 15:37

朝の私のアイゼン跡が残っていた

4/10 15:41

この時期、こうやって歩くとすぐ乾きますよー

4/10 15:52

4/10 16:07

抜群のロケーションのチャオ御岳マウントリゾート
このままにしておくのはもったいない

4/10 16:10

寂しげなチャオ君
なんとか頑張って復活してもらいたい

4/10 17:01

温泉はやまゆり荘へ

4/10 18:19

九蔵峠より
噴煙がピンクに染まる

4/10 20:18

八ヶ岳PAにて
山塩山脈ラーメン

4/10 20:18

八ヶ岳PAにて
清里厚切りベーコンカレー
最高に美味かった

4/10 23:23

木曽のコンビニで購入
木曽路「雪もろみ しぼりたてにごり生原酒」

4/10 23:29

生きてます

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-04K Sony

感想

Kazu405

およそ1.5年振り11度目の継子岳は、この時期未知のチャオより。
7月に1度歩いた際には整備がそれほど行き届いていない、良い感じに荒れたコースという感想を持った記憶があります。
果たしてこの時期は、、、

2018年から休業しているチャオのゲレンデを登りきり、森に入っていきます。
テープ等は一切なく、GPSを確認しながら南東方向に適当に歩いて行きます。
山あり谷ありの面白い区間でした。
シラビソがダケカンバに変わると急登が始まります。
森林限界を超えるくらいになると、怖いくらいの斜度に。
久々、アイゼン・ピッケルフル稼働の壮絶な登りとなりました。

継子岳から継子�曲�・4の池・3の池・5の池と周回。
とくにこの時期しか歩けない4の池から五の池小屋までの直登コースなど、新たな楽しみも発見。

珍しく雷鳥には出会えませんでしたが、大好きな御嶽、特に大好きな北御嶽で、シーズンラストになるかもしれない雪山を堪能しました。