鳥海山 鉾立より、雪を求めて
- GPS
- 07:55
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
09:14 賽の河原
09:43 長坂道、御浜分岐
09:55 鳥海湖
10:23 御田ヶ原分岐
10:35 七五三掛 〜10:45
10:50 千蛇谷入口
12:05 新山山頂 〜13:15
13:34 七高山
13:45 昼食 〜14:15
14:57 文殊岳
15:32 御田ヶ原
15:46 御浜
16:23 鉾立登山口
天候 | 晴れ 風弱い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車台数はなんと300台(にかほ市ホームページ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所 落石 千蛇谷への入り口。 外輪と千蛇谷の分岐を千蛇谷方向へ進むと梯子があります。 下りると直進する積雪期用と思われる道と、左へ進む夏ルート (まだ雪が積もっています)に分かれます。 直進ルートは人が通っているため雪にトレースがあり 草むらには道も出来ている感じですが、その先は落石の 危険のある千蛇谷の崖の中腹です。 実際に落石が雪の上に落ちています。 ピンクリボンがついていますが、自分は行ってはいけない ルートだと思います。 左へ進む夏ルートは少しの距離の残雪のトラバースが必要です。 トラバースは難しいと判断したら梯子をのぼって外輪へ向かってください。 風が強くて外輪は・・・となったらここで引き返すことも選択肢です。 残雪 賽の河原付近、千蛇谷から新山までは残雪があります。 賽の河原から長坂、御浜分岐を経ての鳥海湖、御田ヶ原分岐ルートは 残雪のトラバースがあります。 アイゼンは必要だと思います。 登山ポスト 登山口にあります。 用紙も用意されています。 下山時は別のノートに記入します。 |
写真
感想
前回の朝日連峰の山行でまだ雪の上を歩きたいと思い
今回は鳥海山鉾立口から山頂へ。
賽の河原近くまでは夏道だったが、そこからは残雪歩き。
賽の河原から御浜へ向かわずに直進すると長坂道御浜分岐。
少し御浜方面へいくと御浜鳥海湖の分岐。
鳥海湖側の道は雪の下で斜面が続いている。
ここはトラバースをして鳥海湖へ向かう。
前回の朝日連峰のトラバースと比べても斜度は緩いようで
大丈夫と思って進んだが、所々氷のような硬い斜面が現れる。
表面の雪が解け下の氷が出てきたのだろう。
見た目も判断がつきにくいので気が抜けない。
しばらく進んでから鳥海湖に向けて斜面を下りる。
鳥海湖はまだ真っ白。湖面が現れるまでもう少しかかりそうだ。
そこから御田ヶ原分岐へ向かうと更なるトラバースが待っていた。
分岐まで夏道は出ておらず長いトラバース。
アイゼンを付ければよいものを斜面を靴の側面で削りながら
横切っていく。こちらも時折氷のような硬い斜面が現れるので
気が抜けない。
長いトラバースを終え、御田ヶ原分岐に着いたときには
ふくらはぎが疲れてしまい、残雪歩きはお腹いっぱいな気分。
自分がアイゼンの使いどころを誤ったせいなのだけど・・・。
七五三掛で足を休めてから千蛇谷方向へ。
分岐をすぎてすぐの梯子を下りると積雪期のルートなのか
夏道と違う方へトレースがついている。ピンクリボンもある。
夏道の方はというと、少しの距離だがトラバースが必要。
見た目が危険そうだからか夏道にはトレースはない。
自分はトラバースを選択して千蛇谷へ向かった。
千蛇谷にはやはりいくつもの落石が転がっている。
ひどい所は斜面から離れている所にも転がってきている。
入り口から落石注意だなと上を見ると・・・。
なんと、崖にトレースがついている。
先ほどのトレースは崖を横切るルートにつながっていたんだ。
落石がある所を何人も通っていたことに唖然とする。
自分の行動も安全ではないけれど、わざわざ落石が直撃する
かもしれない所を歩くなんて・・・。
きっとわからずにトレースをたどって歩いた人もいただろう。
そのとき落石があったら・・・。
考えていると気持ちが沈んできた。
千蛇谷をそんな気分で進んでいくと山頂直下。
御室を過ぎてから一気に斜面を登り山頂へ。
山頂で先にいた方と話をすると宮城から来た方だった。
自分も宮城とは多少つながりがあったので山の話も含め
いろいろと話をさせてもらった。
おじさんと話していると日が暮れるよと言われ時計を見ると
1時間以上も話していた。聞くと今晩は小屋に泊まるらしい。
利用できるとは知らなかった。
お礼を言い七高山に向かう。スノーブリッジは途中で割れていて
渡るのは危険な状態。安全に渡るにはまた来年。
七高山で写真を撮り、外輪で昼食をとることにする。
月山を正面に見れる岩場があったのでそこで休憩。
その後は外輪を歩いて下山する。
外輪もまだ雪が残っている所があった。
七五三掛から御浜経由で下山する。
賽の河原を過ぎるまでは大部分が雪道。
足元をあまり気にしなくてもいい傾斜なのでどんどん下る。
十分に残雪歩きを楽しんだ。
あと少しで登山口というところで山頂であった先ほどとは
別の方に追いつく。こちらの方も宮城の方だった。
下山後この方としばらく話をしてから千蛇谷の件を話しに
鉾立山荘へ。
するとそこは山形県なのでそちらに連絡してくださいだって。
上手く連携をとれないものかな。残念だ。
帰路目の横がヒリヒリするのでミラーを見てみると
なんと左右の目尻から耳にかけて真っ赤になっている。
この部分に日焼け止めを塗り忘れていたみたい・・・。
これで会社に行くのは恥ずかしいな。
おかしな日焼けの跡と痛みを山の思い出として
今回の登山が終了となったのでした。
さすが鳥海山、この時期でも雪が豊富ですね〜
ブルーラインも通れるようになった事だし、ツーリングも兼ねて登山に訪れたくなりました。
ところで、今の時期ってまだブルーラインは朝夕通行止めなのでしょうか?
鳥海山から眺める夕日が好きなので、夕方に閉鎖されたら困ってしまいます^^;
小屋が利用できるそうなので、小屋泊まりという手も有りますが…
Luskeさん、おはようございます。
山男の勲章。上手く焼けたらそう言えるのですが・・・。
まだまだ山男にはなれないようです
ブルーラインは5月末より終日通行可能と
なりましたのでいつでもOKですよ
ツーリングも兼ねて是非!
ただし鉾立の売店のある稲倉山荘は16:30で
閉店でした。外の自動販売機も一緒に電源を
落としてしまうのか購入できず。
コーラを購入の際は気をつけてください
調べてみると山頂の御室小屋の営業は
7月からです。山頂で話をしたおじさんは、
別れ際に小屋に戻ってビールでも飲むかなと
言っていたので避難小屋として使ったのかな
と思うのですが、使えたのかどうかいまいち
わかりません。確認が必要です。
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