船上山 〜屏風岩の上を経て千丈滝口へ〜
- GPS
- 02:32
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 414m
- 下り
- 419m
コースタイム
- 山行
- 1:44
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 2:29
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的には整備された登山道ですが,脇道に入ると笹の薮に入り込んだり断崖の危険な場所に突っ込んだりします。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ジャンパー
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(ハット)
靴
サブザック(19L)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL)
地図(分県登山ガイドのコピー)
iPhone(GPS+ナビ)
iPad mini
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
腕時計
手拭い
日焼け止め
ティシューペーパー
|
---|
感想
船上山の東坂登山口に着いたのは午後3時頃だった。ガイド本によると船上神社への往復タイムは2時間ぐらいのようなので,5時頃には下りて来られるだろうと踏んで,歩き始めた。この船上山は,甲ヶ山,矢筈ヶ山などを経る縦走コースの起点となるので,時間があるときにしっかりと歩いてみたいと思っていたのだが,「分県登山ガイド鳥取県の山」全山制覇に向けて,まずは船上山の山頂を踏んでおくことにした。
東坂の上りは傾斜はそこそこあるものの,歩き易い道で,ペースに気を付けさえすれば屏風岩を眺めたり,道の脇に咲き乱れる(トキワ)イカリソウやスミレの花を楽しみながら上って行ける。坂を上り切ったら,笹の刈り払われた平坦な道になる。この平坦な道の脇には下から見えた断崖絶壁があるのだろうが,笹や灌木が邪魔してただの草の茂る草原の中を歩いている風にしか感じられない。また,三角点はこの道を少し右(北)に外れたところにあるが,笹がきれいに刈り払われた道がつくられているので,ヤブコギしなくてよかったのは幸いだった。
高原の道をしばらく進むと神社に到着する。木造の社には賽銭箱こそあるものの,鈴も手水鉢も無い四角いお堂で,その裏に小さな神殿が置かれていた。その奥の細道を少し進むと「奥の院」の古い社に行き着いた。ここでこの山行の無事を祈って手を合わせた。
道を戻って鳥居を出たところに標識が立っていた。「千丈滝のぞき入口,滝まで450M」とある。せっかくなのでその「千丈滝」というのを見てみようと笹の繁みを掻き分けて先へ進んだ。少し歩くと道がはっきりしてきた。若干のアップダウン,渡渉をしてしばらく進むと小さな流れに出会った。左側で水の流れが断ち切れている。ここが滝の落ち口のようだ。滝を上から見てみるとどんなものなのか,近付いてみるが,濡れた岩は滑りやすく,あまり端っこまで近づけない。下手して滑りこけたら命は無いだろう。滝をもう少し見られるところが無いかと周囲を見回してみると少し手前に崖を下る道らしきものがあった。歩けそうなところを探して滝の脇を少し下ってみた。何mか下って滝の水が落ちているのを横から見ることができたが,そこから下を覗くと,切り立っていて,ロープでもない限りそれ以上は下りれそうになかった。きっとここは道ではないのだろう。これ以上無茶して転落でもしたら取り返しがつかない。上り返して滝の上の道まで戻った。
時間はもう午後5時になろうとしていた。暗くなる前に山を下りなければ。少しペースを上げて登山口へ向けて引き返した。帰りは30分余りで戻ってくることができた。
今回は神社を経て滝の上へ行ったので,滝の姿を一部しか見ることができなかった。次に来るときには是非探勝道(横手道)に入って,雄滝,雌滝ともその全貌を見てみたい。そして,滝を横から眺めたあの場所がどんな所だったのかも確かめてみたい。また,途中には「千丈のぞき」と呼ばれる,断崖が一望できるスポットもあるらしいので,そこでこの度あまりしっかり見ることができなかった屏風岩の雄姿を堪能してみたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する