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Yamareco

記録ID: 306714
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積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

■残雪期【奥白根山】心残りを清算に

2013年06月01日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
GPS
06:51
距離
10.7km
登り
1,040m
下り
1,039m

コースタイム

6:42駐車場-8:38弥陀池8:45-10:08山頂10:23-11:08避難小屋-11:25五色沼11:35-12:00弥陀池-13:32駐車場
天候 晴れ 後 くもり
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅沼登山口に有料駐車場 普通車一台1000円
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にありませんが、雪がまだ残っているところがあるので踏抜き注意です。
アイゼン等なくても登れますが、お守りで軽アイゼンは持っていてもいいかも。
駐車場です。
10台ほど止まっていました。
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駐車場です。
10台ほど止まっていました。
気持ちのいい林道を歩いていきます。
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気持ちのいい林道を歩いていきます。
登山口案内。
お天気いいので気持ちも全然違う。
登山口案内。
お天気いいので気持ちも全然違う。
思ってたより寒い。
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思ってたより寒い。
平らな道をゆく。
ウォーミングアップにはいい。
平らな道をゆく。
ウォーミングアップにはいい。
だんだんと登り坂。
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だんだんと登り坂。
ロープなどあるので迷うことは無いと思います。
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ロープなどあるので迷うことは無いと思います。
雪が現れました。
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雪が現れました。
アイゼンは無くても登れるぐらいの雪質。
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アイゼンは無くても登れるぐらいの雪質。
ーーーーっとぉぉ。
踏抜きました。
かなり深くてすぐには抜けませんでした。
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ーーーーっとぉぉ。
踏抜きました。
かなり深くてすぐには抜けませんでした。
下ばかり見て歩いてましたが、見上げると空は青。
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下ばかり見て歩いてましたが、見上げると空は青。
踏み抜かないように、滑らないように足跡を辿りながら歩きます。
結構神経使いました。(´Д`疲)
踏み抜かないように、滑らないように足跡を辿りながら歩きます。
結構神経使いました。(´Д`疲)
もうすぐ弥陀池のはず。。。
もうすぐ弥陀池のはず。。。
弥陀池に出ました。
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弥陀池に出ました。
気持ちよく晴れてます。
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気持ちよく晴れてます。
頑張るぞー。
池の淵の登山道を歩きます。
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池の淵の登山道を歩きます。
この先雪はもう無いと思ってましたが、まだありました。
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この先雪はもう無いと思ってましたが、まだありました。
雪面の照り返しが怖い。。。
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雪面の照り返しが怖い。。。
急登。
まだ雪が残ってます。
歩きにくい。
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急登。
まだ雪が残ってます。
歩きにくい。
燧ヶ岳の耳が見えました♪
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燧ヶ岳の耳が見えました♪
うんっ。
山頂が近付いてきた。
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うんっ。
山頂が近付いてきた。
弥陀池も見えてきました。
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弥陀池も見えてきました。
良い感じの大きな平たい岩の上で。
「気持ちいい〜♪」
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良い感じの大きな平たい岩の上で。
「気持ちいい〜♪」
その岩の上でのんびりシャリ休憩します。
眺めもいいし♪

前回は右に見える五色山の雪が残っているところで断念しました。(ガスの為)
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その岩の上でのんびりシャリ休憩します。
眺めもいいし♪

前回は右に見える五色山の雪が残っているところで断念しました。(ガスの為)
向こうに見えるのはまだ白い会津駒ヶ岳。
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向こうに見えるのはまだ白い会津駒ヶ岳。
やっぱりお天気は大事。
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やっぱりお天気は大事。
爽快さを表現してる???
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爽快さを表現してる???
さぁ、再び登ろう。
さぁ、再び登ろう。
ガレガレ場。
菅沼も見えてきましたね。
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菅沼も見えてきましたね。
岩を登りつめると、、、山頂見えました。
岩を登りつめると、、、山頂見えました。
一旦下って登り返します。

男体山を横目に。
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一旦下って登り返します。

男体山を横目に。
谷間から至仏山。
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谷間から至仏山。
富士山も見えてます!
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富士山も見えてます!
奥白根山、二回目。
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奥白根山、二回目。
菅沼からリベンジできました。
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菅沼からリベンジできました。
少しだけ休憩して避難小屋方面に下山します。

五色沼が見えてきます。
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少しだけ休憩して避難小屋方面に下山します。

五色沼が見えてきます。
山頂の様子。
ロープウェイからの登山客が多いです。
山頂の様子。
ロープウェイからの登山客が多いです。
男体山はすっかり雪が見えなくなりましたね。
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男体山はすっかり雪が見えなくなりましたね。
五色沼。
こちら側に来ないと五色沼も綺麗に見えないんだなぁ。
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五色沼。
こちら側に来ないと五色沼も綺麗に見えないんだなぁ。
長靴のおじさんについて行く。

雲で覆われてきましたね。
長靴のおじさんについて行く。

雲で覆われてきましたね。
綺麗な碧色。
五色沼へ下りて行きます。
まずは避難小屋目指して。
五色沼へ下りて行きます。
まずは避難小屋目指して。
こちら側は雪が残っていないので下りやすい。
こちら側は雪が残っていないので下りやすい。
樹林帯からは少し雪が残っていました。

避難小屋到着。
樹林帯からは少し雪が残っていました。

避難小屋到着。
山頂を見上げる。
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山頂を見上げる。
五色沼。
畔の大きな石の上でまたのんびりと休憩しました。
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畔の大きな石の上でまたのんびりと休憩しました。
弥陀池に向かいます。

途中、大きな骨が落ちていました。
鹿などの骨だと思います。(思いたい。。。)
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弥陀池に向かいます。

途中、大きな骨が落ちていました。
鹿などの骨だと思います。(思いたい。。。)
こんなの聞いてないよ。。。

五色沼から弥陀池ってすぐに行けると勝手に思い込んでました。。。
雪もたっぷり残っていて登るのが結構大変でした。
こんなの聞いてないよ。。。

五色沼から弥陀池ってすぐに行けると勝手に思い込んでました。。。
雪もたっぷり残っていて登るのが結構大変でした。
登り切ってやっと平らに。
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登り切ってやっと平らに。
弥陀池まで帰ってきました。
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弥陀池まで帰ってきました。
カエルの卵ですかね。
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カエルの卵ですかね。
踏み抜かれた跡。
雪融け待ち遠しいです。
踏み抜かれた跡。
雪融け待ち遠しいです。
秩父のお山に多い、岩を支える枝たち。
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秩父のお山に多い、岩を支える枝たち。
気持ちよく帰ってきました〜♪
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気持ちよく帰ってきました〜♪

感想

あれは去年の10月27日。
うっすらと雪が降った後の奥白根山に登ることにした。
奥白根山は、以前丸沼からロープウェイ経由で登頂したことがあるのだけど、
この時は物珍しさもあって金精峠ルートを選択。
けれど思っていた以上にハードで、しかも天気も悪くなるばかり。
ガスガスで楽しみにしていた景色も何も見えない。
登頂する意欲を失くしてしまって、手前の五色山で敗退したことがあった。
あまりにヘタレな登山だったのでヤマレコに記録も残していない。

このことがずーっと私は気になっていた。
ガスで見え隠れする奥白根山の薄白いあの姿がずっと思い出される。
冬が来ると金精峠の道路は閉鎖され、積雪もとんでも無いことから
雪融けを待っていつかリベンジしたいと思っていた。

梅雨入り宣言されても雨が降らないありがたい週末。
今度は菅沼ルートで登ってみることにした。

スタートは平らな林道歩き。
金精峠ルートとは全然違うな。。。
最初は寒いと思っていたのだけど、登るにつれてちょうどいい気温になる。
それほど急登でもなく、足運びも軽い。

途中から残雪ゾーン。
一応軽アイゼンは携帯していたが、使わずに登った。
踏抜くと結構埋まってしまいそうで怖い。
また、ステップが浅いところは滑りそうになって怖い。
ストックは持ってきていなかったので私は途中からピッケルを出して
刺しながら歩いた。
まぁ、滑って転んでも死ぬことはないけれど、転ぶこと自体が嫌だった。
残雪はとっても厄介。。。

視界が開けて空が見えてきたらもうすぐ弥陀池。
弥陀池に出るとその向こうには奥白根山がどーんと見えた。
今まで二度ともお天気に恵まれずガスガスの奥白根しかしらないので、
こんなにスッキリ晴れ渡って嬉しい♪

池の淵を歩いた後、なだらかな雪面を登り、
続けてまだまだ雪が残っている急登をステップを頼りに登る。

急登が終わると雪道は終わり。
緊張から解放〜♪
景色も良くなり、燧ヶ岳も綺麗に見える。
そして弥陀池も見下ろせる展望のよい所に大きな平たい岩があったので
そこに座ってシャリ休憩を取る。
まだ白い会津駒ヶ岳、至仏山も見えてる。
やっぱり晴れていないとわからない景色ってあるよね。

のんびり休憩した後、ふたたび登り始める。
ゴロゴロと岩が転がるガレ場を登る。
振返って見下ろすと弥陀池の向こうに菅沼も見えてきた。
攀じ登るような岩場を登り切り、しばらく歩くと見覚えある山頂が見えた。
一旦下って登り返すと山頂到着。
2010年に来た時はガスガスで何にも見えず、
様子も何も分からなかったけれど今日は富士山まで見えてる。
やっぱりこうでないと〜♪

休憩していると続々と人が登ってくる。
みんなロープウェイからの登山客が圧倒的に多い。
人が増えてきたので早々と下山する。

下山は、余力があるのでぐるっと五色沼まで足を伸ばすことにする。
中禅寺湖とこないだ登った男体山が見える。
避難小屋への道を歩いていると、五色沼が綺麗に見えてくる。
ああ、ここまでこないと五色沼って綺麗に見えないんだな。。。
長靴の単独のおじさんも同じように避難小屋へ下りるようなのでついて行く。
五色沼がますます綺麗に見える。
こっちに下山決めて良かった♪

こちらの登山道は小さい石がゴロゴロしている下り坂ですが、
それほど気を遣うようなところはなく、すんなり下れました。
樹林帯に入ると雪がまだ残っていましたが、それほど深くないので歩きやすい。

避難小屋まで下りて来て、そのまま五色沼に向かいます。
ずっと雪道ですが、難無く歩けます。
五色沼の畔まで来て、ここでもやっぱりのんびり休憩。
雲が広がってきたのでちょっと空は暗めでしたが、気持ちよく休憩できました。

さー、弥陀池に向かいます。
頭の中では勾配のほとんどない遊歩道のような登山道で繋がっていると
勝手に思い込んでいた私たち。。。
ところがどんどん進んでいくと雪道の急登になってくる。
「え。これ道合ってるの?」
なんだか思ってる方向と違うような気もしてくる。
深い雪で登山道がよくわかんなくなってますが、でもこれで合ってるのです。
ピンクのリボンと踏み跡だけが頼り。
帰りでこんな登りを味わうとは〜。。。
立山に引き続いて、また地形をよく理解していなかった。
ダメだなぁ。。。

登り切って、やっと平らな道に出る。
そして弥陀池に到着。
ふぅ〜。
ここで休憩していた1人の男の人に
「五色沼まで往復どのくらいですか?」と訊かれる。
「1時間あれば戻って来れる。」と言い、
「雪道で結構傾斜がキツく、復路は登りが大変ですョ。」とも言っておいた。
(実際は20分の登りでした。)

弥陀池からはまたしばらく雪道。
帰りは「滑るかも。。。」というストレスを無くすため軽アイゼンを装着しました。やっぱり爪があるって安心します。
サクサクと下ることができました。

13時半頃駐車場に到着。
今日は清々しい気分で戻ってこれました。


前回のモヤモヤ、清算完了♪(´∀`)









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