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Yamareco

記録ID: 3070482
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

念願の西穂高岳 登頂【積雪期】

2021年03月27日(土) ~ 2021年03月28日(日)
 - 拍手
Kutsuko55 その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:46
距離
6.0km
登り
924m
下り
703m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:01
休憩
2:45
合計
7:46
10:57
27
新穂高ロープウェイ 西穂高口
11:24
11:25
35
12:00
13:19
12
13:31
13:31
34
14:05
14:40
27
15:07
15:17
11
16:20
16:38
26
17:18
17:29
30
17:59
18:00
32
18:32
18:32
11
18:43
2日目
山行
0:33
休憩
0:00
合計
0:33
10:02
33
10:35
新穂高ロープウェイ 西穂高口
天候 3/27晴れのち曇り 3/28曇りのち雪
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
車にて新穂高ロープウェイ駐車場まで移動
ロープウェイ(冬季)の新穂高温泉始発は9:00、西穂高口最終便は16:15
コース状況/
危険箇所等
丸山以降の雪はだいぶ解けていて、岩が露出している。
アイゼンでの岩場歩行に自信のない場合、危険かも。
独標と頂上直下の雪壁は、雪が少なく逆に登りやすかった。
ロープは30mと50mを1本ずつ持参したが、いずれも使用しなかった。
その他周辺情報 温泉:ひらゆの森(600円)
食事:山山食堂(松本市内)
カフェ:High-Five COFFEE STAND(松本市内)
西穂山荘に到着
2021年03月27日 11:52撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 11:52
西穂山荘に到着
2021年03月27日 12:00撮影 by  iPhone 11, Apple
3/27 12:00
山荘前にテントを設営してから、頂上を目指します
2021年03月27日 13:20撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 13:20
山荘前にテントを設営してから、頂上を目指します
2021年03月27日 13:33撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 13:33
独標の下山で20人近くの行列ができていて、通過待ちしました
独標の下山で20人近くの行列ができていて、通過待ちしました
独標直下の岩場。雪が全然ありません
独標直下の岩場。雪が全然ありません
情けないことに両脚の大腿四頭筋が攣ってしまい。。ストレッチとマッサージをしてもらったお陰で、継続して歩くことができました
情けないことに両脚の大腿四頭筋が攣ってしまい。。ストレッチとマッサージをしてもらったお陰で、継続して歩くことができました
独標登頂。次に目指すピラミッドピークと西穂頂上が見えます
2021年03月27日 14:16撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 14:16
独標登頂。次に目指すピラミッドピークと西穂頂上が見えます
独標を降りて、ピラミッドピークへ。緊張する岩場の下り。痩せ尾根では上高地側に雪庇が張り出しているので注意
2021年03月27日 14:34撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 14:34
独標を降りて、ピラミッドピークへ。緊張する岩場の下り。痩せ尾根では上高地側に雪庇が張り出しているので注意
ピラミッドピークにて。空が曇ってきましたが、行けるだろうと判断し進みます
2021年03月27日 15:13撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 15:13
ピラミッドピークにて。空が曇ってきましたが、行けるだろうと判断し進みます
チャンピオンピーク(4峰)手前。失敗できない岩稜帯が続きます
2021年03月27日 15:33撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 15:33
チャンピオンピーク(4峰)手前。失敗できない岩稜帯が続きます
チャンピオンピーク(4峰)にて
2021年03月27日 16:03撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:03
チャンピオンピーク(4峰)にて
西穂山頂が近づいていました。ここまでくれば、もう一息!
2021年03月27日 16:03撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:03
西穂山頂が近づいていました。ここまでくれば、もう一息!
西穂高岳直下の雪壁。雪が少なく緩やかになっている
2021年03月27日 16:10撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:10
西穂高岳直下の雪壁。雪が少なく緩やかになっている
念願の西穂高岳、登頂!!
2021年03月27日 16:12撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:12
念願の西穂高岳、登頂!!
2021年03月27日 16:20撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:20
2021年03月27日 16:21撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:21
名残惜しいですが、タイムリミットが近づいているので下山します
2021年03月27日 16:22撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:22
名残惜しいですが、タイムリミットが近づいているので下山します
笠ヶ岳に日が差してきて、神々しい
2021年03月27日 16:27撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:27
笠ヶ岳に日が差してきて、神々しい
天から何かが降臨してきそうな、幻想的風景に心が洗われる
2021年03月27日 16:30撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:30
天から何かが降臨してきそうな、幻想的風景に心が洗われる
2021年03月27日 16:30撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:30
美しい風景に、シャッターを切る手が止まらない
2021年03月27日 16:31撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:31
美しい風景に、シャッターを切る手が止まらない
2021年03月27日 16:57撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 16:57
2021年03月27日 17:02撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 17:02
まだいくらか太陽の出ているうちに独標まで戻れて、一安心
2021年03月27日 17:45撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 17:45
まだいくらか太陽の出ているうちに独標まで戻れて、一安心
2021年03月27日 18:00撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 18:00
月が満月に近く明るいので、ヘッデンなしで下山できた
2021年03月27日 18:16撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 18:16
月が満月に近く明るいので、ヘッデンなしで下山できた
2021年03月27日 18:26撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 18:26
2021年03月27日 18:36撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 18:36
夜ご飯はオマール海老のビスク、チリコンカンなど、山では食べたことのないオシャレご飯に舌鼓を打つ。
2021年03月27日 20:22撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/27 20:22
夜ご飯はオマール海老のビスク、チリコンカンなど、山では食べたことのないオシャレご飯に舌鼓を打つ。
翌朝は、西穂山荘からの下山だけなのでのんびり起床。なんと、パンケーキを焼いて誕生日パーティーをした!(生いちご、バナナ、ホイップクリームつき)
2021年03月28日 08:08撮影 by  iPhone 11, Apple
3/28 8:08
翌朝は、西穂山荘からの下山だけなのでのんびり起床。なんと、パンケーキを焼いて誕生日パーティーをした!(生いちご、バナナ、ホイップクリームつき)
下山&入浴後の食事は、松本市内の「山山食堂」さんにて。山好きにはたまらんお店です。
2021年03月28日 15:32撮影 by  iPhone 11, Apple
3/28 15:32
下山&入浴後の食事は、松本市内の「山山食堂」さんにて。山好きにはたまらんお店です。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 行動食 非常食 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ナイフ カメラ ポール シェラフ ヘルメット ハーネス カラビナ スリング ビレイディバイス ロープ8mm×30m ロープ8mm×50m
共同装備
調理用食材 調理器具 ツェルト テント テントマット
備考 スコップ・プローブは登頂時に持参しなかった(雪が少なく、雪崩が発生する可能性は低いだろうと判断したため)

感想

2年前から積雪期の登頂を目指していた、西穂高岳。
過去2回は天候悪化のため独標までで諦め、3度目にしてやっと登頂することができた。
今回も二日目が天気が悪くなる予報だったため、当初の二日目に登頂を目指す計画を変更し、天気のいい初日のうちに頂上を目指すことにした。
リーダーのこの判断が功を奏し、無事に登頂・下山することができた。

さすがに午後から西穂山荘より先を目指す人は少なく、すれ違うのは下山する人ばかり。
独標までは快晴で、気温が高く春山のようで快適に歩くことができた。
が、独標手前あたりでいきなり左脚の前ももが攣り、歩けないほど痛くなる。
この掃除機の吸引力のような強烈な痛みは、久々だ。
Mag-onを飲み、スポーツ飲料を分けてもらいながらゆっくり進む。

独標直下は雪が溶けて完全に岩場となっている。
下山する人たちの行列で、しばし通過待ち。
独標からの下山が順番待ちで時間がかかるので、独標までは登らず手前で折り返してきた、というパーティーもいた。

独標まで来て、今日のうちは天気がもちそうだと判断し、西穂高岳を目指そうと再確認。
前ももの攣りは両側に発生していたが、軽くストレッチとマッサージをしてもらいだいぶ楽になった。ありがとう。
前ももが攣ったときは、ももの裏側を伸ばすのと、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)をマッサージするのがいいらしい。ふむふむ。

さて、独標から先は、未知の領域。
特に飛騨側は切れ落ちている岩稜帯が続き、高度もあって緊張を強いられるクライムダウン。
ロープは出さなかったが、西穂高岳までは絶対に失敗してはいけない岩場が続く。
特に、ピラミッドピークからチャンピオンピークの間が緊張した。

西穂高岳山頂に着いたのは、16時過ぎ。
曇りがちな天気だったが風はほぼなく、暖かで穏やかな穂高を味わうことができた。

下山中は神々しい夕焼けが見ながら、そして月光に照らされながらの下山となった。
一人では萎縮してしまい、到底行けなかっただろう。
こうやってともに助け合いながら頂上を目指せる仲間がいるのが、心から嬉しい。

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