笠取山(作場平口)
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- GPS
- 06:23
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 873m
- 下り
- 875m
コースタイム
0845一休坂分岐
0930ヤブ沢峠
0945笠取小屋0955
1010小さな分水嶺
1035笠取山(山梨百名山)1040
1050笠取山(環境庁)
1115水干尾根分岐
1125水干
1135水干尾根分岐
1205黒エンジュ分岐1225
1305馬止
1420一休坂分岐
1445作場平口
天候 | 曇りときどき晴れ、たまに小雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道411号線から作場平までは、一ノ瀬高原経由(青梅寄り)と犬切峠・奥多摩養魚場経由(塩山寄り)の2ルートありますが、後者が距離が短くてお勧めです。 |
写真
感想
■アクセス
中央道勝沼インターチェンジから国道411号線青梅街道経由で東京方面に戻り柳沢峠を越えます。
作場平口へのアクセスは2本あり、往路は東京寄りの林道一ノ瀬線から。
国道のヘアピンカーブの途中、一番先から林道に入りました。
道幅が狭いので対向車とのすれ違いに苦労しますが、路面状況は良好。走りやすいです。
一の瀬高原から作場平に。登山道入口の先、作場平橋を渡ったところに30台ほどの大きな駐車場があります。
もうちょっとで満車になる状況でした。
さらに先にも中規模の駐車場があります。
トイレあり。
■笠取小屋へ
登山口から沢沿いの森の中を歩きはじめます。
山梨県内ですが、東京都の水道水源林「水干ゾーン」です。
東京都水道局が整備したきれいな登山道です。
高尾山のような説明看板もあって分かりやすいです。
落ち葉で敷き詰められたフカフカの柔らかい道です。
一休坂分岐を過ぎて、ヤブ沢を何回も丸太を組んだ橋で渡って登ります。
ヤブ沢峠で未舗装の広いなだらかな林道に合流します。
この林道で笠取小屋までクルマで荷揚げが可能。
薪を炊く匂いがすると、ほどなく笠取小屋。
営業中。缶ビール500円、コーヒー200円でした。
水場までは一休坂を下って2分。
ベンチ、テーブル、トイレがあります。
■笠取山頂へ
少し曇っていますが、森が終わって気持ちがいい草原を歩きます。
小山に登ると小さな分水嶺。
埼玉県側に荒川、東京方面に多摩川、塩山方面に富士川の源流を分けています。
ウインチの機械の残骸がある笠取山西分岐から、ゲレンデのリフトのラインみたいな一本道を直登します。
このラインは山火事の延焼を防ぐための防火線とのこと。
登りきると山梨百名山の笠取山の山名標がある広場。
遠くの山は霞んでいますが、奥多摩、大菩薩、雁坂方面の山並みの眺望は見事です。
山梨県ピークから岩場をもう少し進むと、埼玉県側に入り、環境庁の笠取山の山名標のピークに到達します。
こちらは眺望なし。広くもありません。
山梨県ピークから埼玉県ピークまで、シャクナゲの花が咲き乱れています。
埼玉県ピークが本来の最高点かと思うのですが、県境が少し南側を通っていて、山梨県から外れています。
山梨県としては少し手前のピーク(県境があるようです。)に山名標を建てたのでしょうか。
埼玉県ピークからさらに進み、右に折れて急角度で下ります。
東京都管理の山梨県側から埼玉県に入ると指導標がまばらとなります。
道も東京都水源林の中のものがきちんと整備されているのと対照的で、か細くなります。
ただ、三角点や看板が時々あるので、迷うことはないかと思います。
■水干〜黒エンジュ分岐
水干尾根分岐から水干を往復。
水神社がある山頂直下の沢の途中です。
多摩川の源流地点ですが、水滴は見つからず。
水干尾根分岐に戻って下ります。
黒エンジュ分岐のベンチで休憩しました。
中央道談合坂サービスエリアで買った小仏焼300円(談合坂SA名物とのこと)。
豚肉とキャベツの炒めたものが具材のお焼きです。
同じく談合坂SAのリトルマーメイドのあんパン150円とアップルパイ170円をいただきます。
森の中、小鳥の鳴き声とともに静かに休憩できました。
だんだんと黒い雲が広がり、少し雨がぱらつきます。
ただ、強くならずにレインウェアは不要で、下りるにつれて晴れてきました。
■天然林の中のなが〜い歩道
馬止から天然林の中の長〜い歩道に入ります。3.6km80分のコースタイム。
もっと短いルートがありますが、この名前に惹かれて、遠回りしてみました。
歩くと確かに長いのですが、沢や尾根を無理に越えないので、アップダウンが少ないです。
地形に沿ったフラットな道で、人も少なく、歩きやすい森の中の道でした。
笠取小屋からの一休坂に合流し、ヤブ沢沿いに作場平口に下りました。
駐車場は半分ほど空いてました。
帰りは、作場平からのもう1つのルート、犬切峠・奥多摩養魚場経由で国道411号線に出ました。
一の瀬高原経由と同じような道ですが、こちらの方が距離が短いです。
作場平への行き帰りは、犬切峠経由のほうがいいかと思います。
■まとめ
東京都水道局のおかげで完璧に整備されていて、雁峠分岐から小さな分水嶺あたりの草原を歩く気持ちが良いコースでした。また季節を変えて来てみたいです。
今日の行程は6時間25分。うち休憩30分。22,000歩でした。
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