和名倉山(丹波三ノ瀬から往復)
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,171m
- 下り
- 1,171m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
過去の山火事や伐採の影響もあって、山ノ神土から和名倉山までの稜線は所々かなり荒れている。倒木の多い個所などは踏跡がやや不明瞭な部分もあり要注意。 |
写真
感想
一度は訪れてみたいと思っていた奥秩父の秘峰・和名倉山。友人の希夷斎氏と二人、日が長くて石楠花にも出会える6月初旬を選んで山梨県丹波山村の三ノ瀬から往復してきました。
三ノ瀬の民宿みはらしの有料駐車場に車を止め(1日500円)、三ノ瀬登山口から入山する。しばらくは将監峠へと向かう広い道を進み、やがて道標の無い分岐を牛王院平方面に進む。新緑の美しいカラマツ林を抜け、鹿除けのフェンスを三か所くぐると周囲はツガ林となり、牛王院平で奥秩父縦走路に合流して山ノ神土へ。ここからいよいよ和名倉山へと向かう長い稜線に入ります。
この稜線は過去に大規模な伐採があったり山火事になったりで、ところどころ草原になっていたりササ原になっていたりと開けた箇所が多く、晴天であればかなり眺望も楽しめるのでしょうがこの日は曇り基調で少し残念でした。
西仙波に近づくと石楠花が見られるようになります。西仙波を過ぎて東仙波のピークへ。ここで道は左(北)に折れます。間違って直進すると大洞川の深い谷に入り込んでイワナの餌になりかねません。東仙波を過ぎると大規模な山火事の跡。ダケカンバが多く見られるようになります。吹上ノ頭を巻き八百平を過ぎると川又分岐。水場への道を分けると二瀬分岐。ここで左に折れて草付の千代蔵ノ休場を過ぎると倒木帯に。この辺りは傾斜が緩く倒木だらけで踏跡をロストしやすいので要注意。やがて倒木帯の中に和名倉山頂の標識が。
なんとツマラン!(笑)
倒木だらけの平坦な樹林帯にポツンと山頂の標識が木に括り付けてあるだけ。展望皆無。長〜い稜線歩きへのご褒美無し! う〜む…
山頂で小休止ののち、来た道を戻る。長い稜線を進み山ノ神土まで戻ると復路は将監峠経由に。開けた将監峠を過ぎ、将監小屋を前を通り過ぎるとあとは軽トラも走る道をひたすら下るだけ。やがて三ノ瀬の車道に出て、全行程およそ7時間半の長い山行が終わりました。バテバテ…
ブログはこちら
http://daishoya.blogzine.jp/dashoya_zakkichou/2013/06/post_7f4d.html
こんにちは。
お久しぶりです。
私の登ってみたい山のひとつが「和名倉山」でした。
その山頂が朽ち果てた廃倒木の中にある山頂らしくない山頂、イメージしていた山頂とだいぶ違いますね。
でも、あまり人が来ないような踏み跡が薄れた寂れた山は趣があって結構好きです。 機会があればいつか登ってみようと思います。
シャクナゲ、綺麗でいいですね、その中をトレランですか・・・まだまだ体力ありますねぇ〜〜〜。
lizhijpさん、こんばんは! ご無沙汰しております。
和名倉山、一度行ってみたいと思う人は多いですね。私もその一人でした。山頂近辺の捉えどころの無さは置いといて、奥秩父縦走路分岐の山ノ神土からの稜線は晴れていれば絶好の眺望が得られるでしょうし、やはり一度は行ってみる価値はあるでしょうね。ネックとなるのがアプローチの長さと行程の長さ。往復だと20kmありますし丹波から秩父へのワンウェイだと交通機関の利用が大変。私もトレランでなく徒歩だったら、とてもこの距離を歩き通すことが出来たかどうかわかりません…
でも、あの石尾根を歩き通したlizhijpさんならきっと歩き通せるでしょう。
でも正直、帰路はさすがに飽きましたよ…
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