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Yamareco

記録ID: 307603
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

飯豊連峰&朝日連峰を豪華に一望♪ 鷲ヶ巣山 

2013年06月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
kyom4 sanyujin その他2人
GPS
09:10
距離
11.0km
登り
1,584m
下り
1,576m

コースタイム

05:25駐車場
05:35林道脇登山口
06:55避難小屋(観測所)
07:15前ノ岳山頂07;20
08:30中ノ岳山頂08:35
09:55鷲ヶ巣山山頂10:45
11:40大日如来
12:55前ノ岳山頂13:05
14:15林道脇登山口
14:25駐車場
天候 快晴で大展望に恵まれました♪台風の影響か気温も急上昇、なんと帰りの高速の電光掲示は気温35度!
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日本海東北自動車道「朝日まほろばIC」降車、
三面(みおもて)ダム方面を目指します
ダムへの左折の標識で直進すると
すぐ右に縄文の里交流館があります
広い駐車場の隅に停めさせていただきました
コース状況/
危険箇所等
林道脇の登山口(登山ポストあり)からしばらく杉の植林帯です
沢に沿って緩やかに登り、一回だけ右に渡渉すると
避難小屋迄徐々に急坂になります

避難小屋からブナ林の急斜面を直登、所々ロープもあります
尾根に出ると前ノ岳ですが、それを示すのは三角点だけです

ここから、幾度もアップダウンを繰り返し
急坂の尾根伝いに中ノ岳を越え
山頂に到達しますが、雨の日などは滑りやすいでしょう
ヒルの心配もありましたが
まだ梅雨入り前で、道も乾ききっていて、全くいませんでした。

痩せ尾根の雪崩の滑り落ちた箇所での転倒、滑落にご注意ください
長い行程ですので、これから行かれる方は水を多めにお持ちください
また、起伏が激しい為、ペース配分にも気を付けた方が良いかと思います
縄文の里朝日
広い駐車場に停めさせていただきました。
2013年06月12日 05:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 5:18
縄文の里朝日
広い駐車場に停めさせていただきました。
交流館の玄関
早朝ですので誰もいません
2013年06月12日 05:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 5:18
交流館の玄関
早朝ですので誰もいません
ここで一泊できたかも(*^^)v
2013年06月12日 05:19撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 5:19
ここで一泊できたかも(*^^)v
先ずあの峰に登ってから、次々ピークを越えて行くのでしょう。見上げるとかなり高度差があるように思います。
2013年06月12日 05:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 5:20
先ずあの峰に登ってから、次々ピークを越えて行くのでしょう。見上げるとかなり高度差があるように思います。
林道脇の登山口
2013年06月12日 05:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 5:36
林道脇の登山口
トリケラトプス?
2013年06月12日 05:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 5:46
トリケラトプス?
花盛り♪
2013年06月12日 06:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 6:09
花盛り♪
ヒメシャガの小道
2013年06月12日 06:24撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 6:24
ヒメシャガの小道
可愛らしい花ですね♪
2013年06月12日 06:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 6:25
可愛らしい花ですね♪
避難小屋(観測所?)
2013年06月12日 06:54撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 6:54
避難小屋(観測所?)
急坂に泣きます(T_T)
2013年06月12日 07:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 7:00
急坂に泣きます(T_T)
こんなブナの倒木もくぐり
2013年06月12日 07:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 7:02
こんなブナの倒木もくぐり
右の尖峰が鷲ヶ巣山山頂
2013年06月12日 07:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 7:15
右の尖峰が鷲ヶ巣山山頂
遥かに朝日連峰
2013年06月12日 07:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 7:15
遥かに朝日連峰
足下に三面(みおもて)ダム
2013年06月12日 07:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 7:16
足下に三面(みおもて)ダム
おーい、雲さん、今日も良い天気を有難う!
2013年06月12日 07:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 7:16
おーい、雲さん、今日も良い天気を有難う!
前ノ岳三角点(山頂標識等はありません)
2013年06月12日 07:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 7:17
前ノ岳三角点(山頂標識等はありません)
日が差し込む急斜面のブナ林
2013年06月12日 07:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 7:35
日が差し込む急斜面のブナ林
ツクバネウツギ?
ウツギも色々な花がありますね
2013年06月12日 08:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 8:03
ツクバネウツギ?
ウツギも色々な花がありますね
飯豊連峰♪
2013年06月12日 08:29撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 8:29
飯豊連峰♪
雪がまだ残る飯豊連峰の前に光兎山
2013年06月12日 08:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 8:30
雪がまだ残る飯豊連峰の前に光兎山
通過してきた前ノ岳が足元
2013年06月12日 08:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 8:31
通過してきた前ノ岳が足元
彼方にぶどう山脈と昨日登った新保岳
2013年06月12日 08:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 8:31
彼方にぶどう山脈と昨日登った新保岳
中ノ岳山頂にある祠
2013年06月12日 08:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 8:31
中ノ岳山頂にある祠
まだまだ行かねばなりません(T_T)
2013年06月12日 08:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 8:32
まだまだ行かねばなりません(T_T)
雪崩が滑り落ちるのでこんな岩場がむき出しになるのでしょう
2013年06月12日 08:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 8:39
雪崩が滑り落ちるのでこんな岩場がむき出しになるのでしょう
ちょこっと鷲ヶ巣山頂が顔を出してくれました
2013年06月12日 08:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 8:41
ちょこっと鷲ヶ巣山頂が顔を出してくれました
厳しい登山道は信仰の山だからでしょうか?果てしなく修行が続きます。
2013年06月12日 08:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 8:55
厳しい登山道は信仰の山だからでしょうか?果てしなく修行が続きます。
飯豊と光兎のコラボ
素晴らしいロケーションです(*^^)v
2013年06月12日 08:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 8:55
飯豊と光兎のコラボ
素晴らしいロケーションです(*^^)v
イワウチワがまだ咲き残っていました
2013年06月12日 09:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 9:00
イワウチワがまだ咲き残っていました
雪崩と共に吸い込まれて行きそうな急峻な谷間
2013年06月12日 09:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 9:15
雪崩と共に吸い込まれて行きそうな急峻な谷間
鷲ヶ巣山の山頂を示すものはこの祠だけでした
2013年06月12日 09:53撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 9:53
鷲ヶ巣山の山頂を示すものはこの祠だけでした
前ノ岳(左奥)と中ノ岳
2013年06月12日 09:53撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 9:53
前ノ岳(左奥)と中ノ岳
岩の窪みにも小さな祠が
2013年06月12日 09:54撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 9:54
岩の窪みにも小さな祠が
飯豊連峰、光兎山を背景に記念撮影です。暑い中、皆さん良く頑張りました!(^^)!
2013年06月12日 10:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 10:36
飯豊連峰、光兎山を背景に記念撮影です。暑い中、皆さん良く頑張りました!(^^)!
朝日連峰と♪
niceな写真をCLに撮っていただきました
2013年06月12日 10:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 10:40
朝日連峰と♪
niceな写真をCLに撮っていただきました
これから又幾つもピークを越えて帰ります
2013年06月12日 10:54撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 10:54
これから又幾つもピークを越えて帰ります
さようなら鷲ヶ巣山
2013年06月12日 10:54撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 10:54
さようなら鷲ヶ巣山
あの頂きに登り返します(T_T)
2013年06月12日 11:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 11:00
あの頂きに登り返します(T_T)
午後になっても朝日連峰の上に雲ひとつない上天気
2013年06月12日 11:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 11:14
午後になっても朝日連峰の上に雲ひとつない上天気
飯豊連峰に雲がかかり始めました
2013年06月12日 11:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 11:41
飯豊連峰に雲がかかり始めました
前ノ岳三角点で休憩
2013年06月12日 13:04撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 13:04
前ノ岳三角点で休憩
山頂は随分遠ざかりました。山頂に居たことが嘘のよう…
2013年06月12日 13:07撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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6/12 13:07
山頂は随分遠ざかりました。山頂に居たことが嘘のよう…
登山口に無事帰りつきました。大変な山でしたが、それ以上に眺望の素晴らしい山でした。暑さに辟易しましたが、大満足です♪
2013年06月12日 14:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
6/12 14:15
登山口に無事帰りつきました。大変な山でしたが、それ以上に眺望の素晴らしい山でした。暑さに辟易しましたが、大満足です♪
撮影機器:

感想

道の駅朝日から大きく見える双耳峰の美しさに目を奪われ、
帰宅後調べた山が「鷲ヶ巣山」でした。
何年も前ですが、その山の姿が忘れられずにおりましたところ、
私と全く同じ思いでいらした方が居て、今回の山行を計画していただきました。
多分一人では行くことはなかったと思います。
参加させていただき、大満足の一日となりました。

道の駅朝日の快適なコテージを早朝に出発、
といっても今の季節はもう4時頃から明るく、
もうちょっと早出をした方が良かったのですが、
昨日の思いがけない二座の登山でぐっすり…

空の青さからして、今日もかんかん照りの暑い日になる予感。
鷲ヶ巣山の記録を読むと、行きも帰りも殆ど時間差のない長い行程に
きつい山との印象が深く、果たしてこんな日に無事に歩き切れるだろうかとの
不安が心をよぎります。

「三面ダム」は朝日スーパー林道を通り抜けて以東岳登山口に行こうと思った時
地図で目にして以来、記憶に残っていたダムです。
残念ながら、スーパー林道は通行禁止で
朝日村を通り国道7号線で、鶴岡を経て以東岳登山口に向かいました。
懐かしさを彷彿とさせる名前です。

いつもより多めに水を背負い、ザックがとても重く感じます。
しかも歩くに連れて急坂がこれでもかと現れ、
我が急坂を愛する会(会員は一人だけ)に是非とも登録させていただきたいと
切に思いながら、汗まみれで歩きました。

果てしなく、登ったり下ったりの藪になりかけた道は息を消沈させます。
ヒルが居ないだけましかもしれませんが、それを想像するとぞっとします。
遠くから眺めている分には、ゆったり裾を引いた双耳峰が美しいですが
実際三つの峰があり、登山者にとっては実に過酷な山でした。
もっと短いルートはないのかと思い、辺りを見回しますが
痩せ尾根に至る道は、途中の山腹から付けにくいでしょうし
信仰の山ですから、修行として幾つもの峰を越えて山頂に到達するように
との意味もあるのかもしれません。

中ノ岳山頂に躍り出た瞬間には、いきなり開けた景色に息を呑みました。
この山頂からの大展望だけでも十分報われる思いのする眺望の良さです。
ここからまた鷲ヶ巣山山頂までの行程が実に長く険しく感じられ
気持ちが萎えて行きました。

やっと着いた山頂からの眺望は今まで見たこともないものでした。
第一、 飯豊と朝日を同時に見られる山を今まで見たこともありませんでした。
その真ん中にどっかりと腰を据え、存在をアピールしている山がありました。
その山の名前をなかなか思い出せずにいました。
祝瓶山さん、ごめんなさい。
さすがに三百名山に選ばれている堂々とした山です。

こうしてふたつの広大な連峰を眺めていると、
憧れに近いわくわくした気持ち(それは勇気とも言えるでしょうか)
が限りなく湧いてきます。
いつか時間ができたら、この二つの連峰をそれぞれのんびり縦走するのが夢。
その夢がはっきりとした姿で訴えかけて来るようです。

下山も汗びっしょり、多めに持って行った水もきれいに飲み尽くし
やっとの思いで帰りつきました。
けれども、大変だからこそ、得られる達成感も…
行程の長さ・蒸し暑さ、急坂の登り返し等、歓迎されない山かもしれませんが、
お薦めしたい超贅沢な展望の山です。

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訪問者数:2181人

コメント

kyom4さん、こんばんは
朝日連峰と飯豊連峰、よいですね。
私も、今年こそは行けたらいいなと思っています。
縦走でなくて、日帰り周回の予定ですけど。

堂津岳、残雪期限定とのことでしたが、現在、登山道を整備中だそうです。
ひょっとしたら、もう完成しているかもしれません。
なだらかな尾根が長そうなので、面白そうな山ですね。
2013/6/15 23:17
堂津岳からの火打、焼山、雨飾の眺めは格別です♪
moglessさま 櫛形山のアヤメは残念でしたね
櫛形山は尾根が長くて結構縦走の雰囲気の楽しめる山ですね
雪が舞う中歩いて、南アルプスも見えずがっかりした思い出の山ですが…

毎年、今年こそはと思いながらいつも時間がなくて行けていない朝日と飯豊の縦走です
日帰りでしたら、朝日は中ツル尾根から、飯豊は川入から往復でしょうか
縦走となると車をどうするかで頭が痛くなり、そこでいつも思考停止状態になってしまいます
早く行かねば体力が落ちる一方

秘境の堂津に道ができるのですか 楽しみですね。
4年に一度(調査で)道が開かれる話は以前聞いたことがあります。
尾根はうんざりする長さ、最後にシビアな痩せ尾根があります。落ちるとそのまま奥裾花渓谷に…
残雪期にしか行っていないので、三角点を見ていませんから、一度見てみたいものです
三角点の写真、アップでお願いしますね
2013/6/15 23:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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