飯豊連峰&朝日連峰を豪華に一望♪ 鷲ヶ巣山
- GPS
- 09:10
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,584m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
05:35林道脇登山口
06:55避難小屋(観測所)
07:15前ノ岳山頂07;20
08:30中ノ岳山頂08:35
09:55鷲ヶ巣山山頂10:45
11:40大日如来
12:55前ノ岳山頂13:05
14:15林道脇登山口
14:25駐車場
天候 | 快晴で大展望に恵まれました♪台風の影響か気温も急上昇、なんと帰りの高速の電光掲示は気温35度! |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三面(みおもて)ダム方面を目指します ダムへの左折の標識で直進すると すぐ右に縄文の里交流館があります 広い駐車場の隅に停めさせていただきました |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道脇の登山口(登山ポストあり)からしばらく杉の植林帯です 沢に沿って緩やかに登り、一回だけ右に渡渉すると 避難小屋迄徐々に急坂になります 避難小屋からブナ林の急斜面を直登、所々ロープもあります 尾根に出ると前ノ岳ですが、それを示すのは三角点だけです ここから、幾度もアップダウンを繰り返し 急坂の尾根伝いに中ノ岳を越え 山頂に到達しますが、雨の日などは滑りやすいでしょう ヒルの心配もありましたが まだ梅雨入り前で、道も乾ききっていて、全くいませんでした。 痩せ尾根の雪崩の滑り落ちた箇所での転倒、滑落にご注意ください 長い行程ですので、これから行かれる方は水を多めにお持ちください また、起伏が激しい為、ペース配分にも気を付けた方が良いかと思います |
写真
感想
道の駅朝日から大きく見える双耳峰の美しさに目を奪われ、
帰宅後調べた山が「鷲ヶ巣山」でした。
何年も前ですが、その山の姿が忘れられずにおりましたところ、
私と全く同じ思いでいらした方が居て、今回の山行を計画していただきました。
多分一人では行くことはなかったと思います。
参加させていただき、大満足の一日となりました。
道の駅朝日の快適なコテージを早朝に出発、
といっても今の季節はもう4時頃から明るく、
もうちょっと早出をした方が良かったのですが、
昨日の思いがけない二座の登山でぐっすり…
空の青さからして、今日もかんかん照りの暑い日になる予感。
鷲ヶ巣山の記録を読むと、行きも帰りも殆ど時間差のない長い行程に
きつい山との印象が深く、果たしてこんな日に無事に歩き切れるだろうかとの
不安が心をよぎります。
「三面ダム」は朝日スーパー林道を通り抜けて以東岳登山口に行こうと思った時
地図で目にして以来、記憶に残っていたダムです。
残念ながら、スーパー林道は通行禁止で
朝日村を通り国道7号線で、鶴岡を経て以東岳登山口に向かいました。
懐かしさを彷彿とさせる名前です。
いつもより多めに水を背負い、ザックがとても重く感じます。
しかも歩くに連れて急坂がこれでもかと現れ、
我が急坂を愛する会(会員は一人だけ)に是非とも登録させていただきたいと
切に思いながら、汗まみれで歩きました。
果てしなく、登ったり下ったりの藪になりかけた道は息を消沈させます。
ヒルが居ないだけましかもしれませんが、それを想像するとぞっとします。
遠くから眺めている分には、ゆったり裾を引いた双耳峰が美しいですが
実際三つの峰があり、登山者にとっては実に過酷な山でした。
もっと短いルートはないのかと思い、辺りを見回しますが
痩せ尾根に至る道は、途中の山腹から付けにくいでしょうし
信仰の山ですから、修行として幾つもの峰を越えて山頂に到達するように
との意味もあるのかもしれません。
中ノ岳山頂に躍り出た瞬間には、いきなり開けた景色に息を呑みました。
この山頂からの大展望だけでも十分報われる思いのする眺望の良さです。
ここからまた鷲ヶ巣山山頂までの行程が実に長く険しく感じられ
気持ちが萎えて行きました。
やっと着いた山頂からの眺望は今まで見たこともないものでした。
第一、 飯豊と朝日を同時に見られる山を今まで見たこともありませんでした。
その真ん中にどっかりと腰を据え、存在をアピールしている山がありました。
その山の名前をなかなか思い出せずにいました。
祝瓶山さん、ごめんなさい。
さすがに三百名山に選ばれている堂々とした山です。
こうしてふたつの広大な連峰を眺めていると、
憧れに近いわくわくした気持ち(それは勇気とも言えるでしょうか)
が限りなく湧いてきます。
いつか時間ができたら、この二つの連峰をそれぞれのんびり縦走するのが夢。
その夢がはっきりとした姿で訴えかけて来るようです。
下山も汗びっしょり、多めに持って行った水もきれいに飲み尽くし
やっとの思いで帰りつきました。
けれども、大変だからこそ、得られる達成感も…
行程の長さ・蒸し暑さ、急坂の登り返し等、歓迎されない山かもしれませんが、
お薦めしたい超贅沢な展望の山です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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朝日連峰と飯豊連峰、よいですね。
私も、今年こそは行けたらいいなと思っています。
縦走でなくて、日帰り周回の予定ですけど。
堂津岳、残雪期限定とのことでしたが、現在、登山道を整備中だそうです。
ひょっとしたら、もう完成しているかもしれません。
なだらかな尾根が長そうなので、面白そうな山ですね。
moglessさま 櫛形山のアヤメは残念でしたね
櫛形山は尾根が長くて結構縦走の雰囲気の楽しめる山ですね
雪が舞う中歩いて、南アルプスも見えずがっかりした思い出の山ですが…
毎年、今年こそはと思いながらいつも時間がなくて行けていない朝日と飯豊の縦走です
日帰りでしたら、朝日は中ツル尾根から、飯豊は川入から往復でしょうか
縦走となると車をどうするかで頭が痛くなり、そこでいつも思考停止状態になってしまいます
早く行かねば体力が落ちる一方
秘境の堂津に道ができるのですか 楽しみですね。
4年に一度(調査で)道が開かれる話は以前聞いたことがあります。
尾根はうんざりする長さ、最後にシビアな痩せ尾根があります。落ちるとそのまま奥裾花渓谷に…
残雪期にしか行っていないので、三角点を見ていませんから、一度見てみたいものです
三角点の写真、アップでお願いしますね
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