常念岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,522m
- 下り
- 1,503m
コースタイム
09:35常念小屋 10:35常念岳 12:20常念小屋 14:40一ノ沢P
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初めて一ノ沢ルートで登りました。笠原沢までは特に危険な箇所はありません。この日はここを過ぎると水量が多かったのか?登山道が小川のようになっており目印のリボンを探す事がありました。雪渓の急登部分はアイゼンがあったほうがいいと思います。 |
写真
感想
0:15 一ノ沢駐車場
登山道へ続く道は暗くそれはいいんですが、いざ駐車場に到着したら
「誰もいない.....い、いちばん?」
しばらくの間寝る準備をしてましたが、耳をすませても登ってくる車の音も
聞こえず........。
常念岳といえば、人気の山のハズなのにまさかの一人。まぁ、朝になれば車で
いっぱいになるだろう!と、思い就寝。
5時に目が覚め周りを見ますが相変わらず一台の車が見当たりません。こんなハズ
は無いとアスファルトを上に歩いて行くと、もう一枚の看板が。そこにも駐車場と
書かれていました。ひとつ下の駐車場に停めたんですね......。
05:30 一ノ沢駐車場出発
07:21 笠原沢
約、2時間。距離的には半分以上ですが、ここから尾根までの登りは急登らしいです。
ヤマレコではよく見ていましたが
「おおおおおおお!急登!!!!!」って感じ。
ここを登っているペアが一組。その手前でピンクリボンのついた竿を立てている男性と
この雪渓入り口の前に木でバリケードを作る女性がいました。
ボクはその意味を「踏み抜き注意!」だと思っていたんです。川の上を雪が覆い、その
上を歩いて雪渓に行っては行けません!と理解してました。
しかし、雪が切れている川の上は石づたいでも流れが急で無理でした。
お二人は作業に夢中だったので、ボクに気が付くわけでも無く、
一番丈夫そうな雪の上を歩いて側に行くと、
「ここは急過ぎて危険です。この沢沿いの左側の登山道沿いに進んで、似たような雪渓が
左にあるので、そこをアイゼン履いて登ってください。」
と、言われました。やはり一般の方ではありませんでした。でも「どこが登山道?」って
感じでした。雪解けで水が増えているためでしょうか?完全に小川です。でもピンクリボンが
あるから「ここなのか?」と理解し出発。
その一歩目でいきなり。踏み抜き!!完全に右足が股間まで雪の中。と、いうか空洞です。
焦りました。幸いにも水には濡れなかったのでそのまま進みました。
09:00 常念小屋到着
マジでキツかったです。雪渓ナメてました。アイゼンがあって良かったです。
水を一気飲み!
直登ってのは、こんなにも疲れるものとは思いませんでした。常念でこれだから、白馬の
大雪渓はもっと長く厳しいんですよね?これはたまりません。ジグザグに登るのは面倒くせー!
なんて思ってましたが、訂正です。直登はもっとツライ.......。これだけ急登だとアイゼンを
付けないと滑って怖いです。6本爪でもあって良かったです。
それとピッケル。前のグループはピッケルでした。
普通のポールだと刺さりが浅いため、深く刺さるピッケルが必要なのだと。
前を行っていた3人組の方から声をかけられ色々お話しました。
なんと、本日で常念登頂40回目!
ええええええええええええ!!
春も夏も秋も冬も年中常念!
GWは頂上まで雪なんですって。
「.............。」
夏は雪渓の左横に夏道が現れて、ソッチの方が登りやすいそうです。
「あのぉ、降りる時はやっぱり雪渓を降りるんでしょうか?」
「そうだよ」
「雪渓の終わりに右側に見えていた道は、降りられます?」
「行けるよ」
「じゃあ帰りはそこから帰ればいいですね?」
「あ〜〜、途中雪で埋まってるから、雪渓を降りるしか無いよ」
「............。」
「でもね、下りの方がラクだから。そんなに怖くないよ!」
登る時にもズルズルで、滑ったらどこまで落ちる?って思いながら
やっと登ったのに、下りはあり得ない!!
頂上はここからさらに1時間。雪こそありませんがこの岩場もイイ感じの登りです。
10:35 常念岳PEAK
360度の展望です。天気も良く多くの山を見ることができました。しばらくは、先ほどの
グループさん達と山談義に夢中になってました。
12:20 常念小屋出発
アイゼンをつけて、ポール先端のゴムを外し準備OK!
雪渓は多くの人が登ったみたいで階段のようになってました。
下りは降りやすい!!
そうすると、とても長い人の列に遭遇です。40人くらいでしょうか?
一直線に登ってました。
下りは順調でした。思っていたほど怖くなかったです。
しかし、疲れた身体には登山口から駐車場までの1.1kmが長いです。
2:50 一ノ沢駐車場
着替えて、ほりでー湯 四季の郷で汗を流しようやくゆっくりできました。
雪の無い時期にまた登ってみたいと思います。
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