権現岳
- GPS
- 09:42
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,333m
- 下り
- 1,344m
コースタイム
6:07 雲海
6:53 押手川
8:13 青年小屋
8:54 ノロシ場
10:04 権現小屋
10:25 権現岳
11:00 昼食 11:30
12:00 三ツ頭
14:22 八ヶ岳横断歩道の分岐
14:54 観音平駐車場
天候 | 晴、弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一杯の場合は路駐になります |
コース状況/ 危険箇所等 |
健脚ではないので編笠山は巻いて青年小屋まで向かいました。踏み跡は明瞭で道を間違える事はありません。青年小屋まで30分くらいの所から所々残雪のところが出てきますが滑り止めを着けるほどではありません。 青年小屋から権現岳までも登山道は明瞭です。岩場は白丸や赤矢印が見え易く書いてあります。 三ツ頭から八ヶ岳横断歩道分岐までの笹すべり部もよく踏まれていて道は明瞭でした。 分岐から観音平までも道は明瞭です。涸れた沢までは長い階段の下り、そこからの登りがしんどいですが駐車場の横に出てきます。 |
写真
感想
私達夫婦は歩くのは速くないので、日の長い今しか権現岳には挑戦できないと思い、朝の2時半出発で観音平に向かいます。
編笠山には2年前に登っているので今回は脚力温存のため巻き道でスルーしました。それでも観音平から青年小屋まで約3時間。押手川から編笠山に向かった方達が青年小屋に向かって下りてきているのが見えます。
気持ちはあせっても体は動かないので写真を撮りつつ、実は休憩を取ながらノロシ場まで歩きました。2月に雪山登山をした西岳があんなに下に見えてちょっと感激。
しかし目の前には西ギボシがそそり立って見えます。本当に我々でも登れるのか不安になるような荒々しい山肌でしたが、実際に登り始めてみるとツヅラ折に登山道が出来ていて怖い感じではありませんでした。
ザレた石を落さないように注意して意外と簡単にピークに着きました。
阿弥陀岳や赤岳の雄姿も現れますが、何と言っても東ギボシが威圧感たっぷりです。
先行する登山者が山の右斜面にくっきり見え、垂直に登ったあと向こう側に消えていきます。
私は高度感あるとこが苦手なので、見てるだけで心臓バクバク。
これも実際に登り始めてみると足場の幅が十分あって、鎖に摑まれば怖さは感じませんでした。
登りきって稜線にでると阿弥陀岳から赤岳までが目の前にで〜んと現れます。
権現岳や権現小屋まですぐなのにここから動けません。
随分写真を撮ってからやっと小屋に到着しました。バッチを買いに小屋に入るも意外と暗く、老眼なのでバッチの文字が読めません。小屋番のお兄さんに権現岳のバッチを取って頂きました。
この後の雷雨の予想を伺うと「今日は読めない」との事。
とりあえず権現岳の頂上にて記念写真を撮り三ツ頭に向かい、途中の稜線で昼食をとりました。お腹を空かせた熊さんも稜線までは来るまいと、ヒレステーキやベーコン・アスパラをジュージュー焼きました。山を眺めながらなので、より美味かったです!
多少雲も出てきましたが、編笠も阿弥陀もよく見えているのに赤岳の頂上だけ雲の中。今、赤岳の頂上にいる人は気の毒だね〜と話していました。
食後は三ツ頭経由で帰りましたが、トレランの最後尾の選手とすれ違いました。
こちらも下りで膝が痛くてヤットコでしたが、この坂を走り上がってくるなんて凄いですね〜。
長い笹すべりを終え、観音平方面に分岐します。暫くは下りの階段が続いたりしますが段差は小さく膝には優しかったです。涸れた沢を渉ると観音平までは登りになります。大した距離ではないのですが駐車場に着いたときには生まれたての子羊の様に足がプルプル震えていました。
最後はスパティオ延命の湯に行き汗を流して帰ってきました。
楽しかったけど体力の限界を感じた山行でした。
こんにちは
コメントありがとうございます
本当にいいお天気で素晴らしい景色を楽しめましたね
あの雲海での富士山 もきれいでしたよねぇ
それにしても山頂でのステーキランチステキですねぇ
いつか私たちもやってみたいです
makoto1959さん
遅コメにて失礼します
今まで南八ツには縁がないもので、行ってみたいな とは思っているのですが、ギボシ近辺の写真を拝見すると、我が一号隊員は最も嫌いとするタイプのルート
黙って連れて行こうものなら「騙された 」とか「事前研究不足 」とが、罵詈雑言 を浴びせられそうで・・・怖いです
そして、得意の「もう二度と山には行かない!」宣言
行くなら、ソロかなぁ
yamabeeryuさん、コメントありがとうございます。
先程、塔ノ岳のレコを拝見してきたところだったので一寸ビックリしました。
ギボシは離れた所から見ていると難しい岩登りがあるように見えたのですが、実際に行ってみると足場がしっかりしているので慣れてる方なら鎖に頼らなくても大丈夫そうでした。
尾瀬の清々しさとは違う、爽快感たっぷりの楽しさでした。
しかし塔ノ岳からの下りの速さは流石ですね!
日の長いうちに私達も丹沢まで行ってみたいと計画しています。
makoto1959さん 初めましてnaotosasと申します。
遅いコメですがご容赦ください!
キボシの登り(私は下り)ですれ違い道をお譲りしたのを覚えています。
旦那様が先行し、奥様をリードする。
丁度鎖場に差し掛かる処で、緊張する場面でしたが
お二人とも笑顔で登られている感じが素敵でした。
最高の登山日和に、最高の景色のもと、最高に見える
ひれステーキ。羨まし〜。。。(失礼しました )
また、どこかの山域でお会いしましょう
naotosasさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
naotosasさんのレコも大変楽しく読ませて頂きました。
まだまだ山登り初心者夫婦のため、どこの山も初めて登る山、初めて見る景色で、楽しくて仕方ありません。
あの日の東ギボシピークからの眺望は素敵だったでしょうね!稜線から少し登るだけなのは分かっていましたが、両側切れ落ちているので勇気なく行けませんでした。
きっとまた、どこかの山でお会いできるでしょうね!
その時を楽しみにして、私達もあっちこっちの山へ訪れたいと思います。
こんにちは、makoto1959さん。
小生のぼやき日記に肉離れのアドバイスいただき、ありがとうございます。
そこで、初訪問させていただきましたが、写真7のコイワカガミの写真に引き込まれました。ピンクの花を捧げるように、茶色に色付いた初出葉(でしょうか)が揃って頭をもたげ、逆光の木漏れ日の中浮かび上がる、なんとも不思議な雰囲気の写真ですね。
もちろん、山頂ひれステーキも、超美味しそうです。いつもコンビニおにぎりを余り人に見られないよう齧っているだけのodaxには、よだれものですね。makoto1959さんのHNを見るだけで、パブロフの犬状態で口を拭ってしまうかもしれません 。
ヤマレコでご夫妻揃っての山歩きレコをみるといつも羨ましく思っております。でも、makoto1959さんのレコ拝見すると、山にある空気感そのものをご夫妻で味わっている感じが伝わってきます。夫婦でピーク何座ゲットとか、難ルート制覇でピースとか(それはそれでもちろん楽しいのですが)とは、時の流れる速度が違う感じです。写真や文章の端々からも、makoto1959さんの奥様へのふんわりとした目線が伝わってきます。
今後もご夫妻でよい山歩きをなさってください。
odaxさん、コメントありがとうございます。
肉離れには冷やさない事、でも痛い時にはすぐ冷やすようにと言われました。
ストレッチもゆ〜くりとゆるゆるに!
伸ばすのではなく、少し伸びたかな?くらいで抑えて20秒くらいゆっくりと〜です。
写真ありがとうございます。他は逆光で暗く写っていたのですが、1枚だけ見たままのキラキラした写真が撮れていました。カメラのおかげです!
高度感のある所が苦手な私と、どんな絶壁も覗いてみないと納得しない嫁ですが、これからも怪我をしないで山登りを楽しみたいと思っています。
夏の終盤か秋頃、どこかでお会いできるのを楽しみにしていますね!
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