岩手山
- GPS
- 06:25
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,454m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:25
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年7月から全山ルート解禁になった岩手山。今も不気味な噴煙を上げていますが、先日「浅間山」が噴火したので、「来年あたりはヤバそう」と思い、今回強行することにしたのです。
朝早く(4:00)家を出たのでほとんど寝ていない状態でしたが、登山口の「馬返しキャンプ場」をまずは無難に出発。名水名高い「鬼又清水」で水筒を満タンにして本格的な登りに入りました。昨日のドシャ降りもさほど影響なく、快調に進むはずでしたが、どうもおかしいのです。わずか15分で1.5箸凌紊なくなり、1合目で横になり、2合目ではとうとう吐き気をもよおす始末。「写真を撮ってくれ」と頼まれた登山者からも、「顔が真っ青だよ」と下山を勧められるどでした。原因はどうも睡眠不足だけでなく、「矢巾PA」で朝食にしたカレーライスが消化していなかったかもしれません。とにかく、時間は気にせず、そこでゆっくりと休憩し回復を待つことにしました。
3合目からはようやくいつもの調子に戻り、一気に「8合目避難小屋」までぶっ飛ばして早めの昼食にしました。すでに用意した3.5箸肇Α璽蹈鹵1箸楼み干していたので、ここで補給し(かなり旨い)、目の前の山頂にアタック。秋晴れに恵まれて、眺望を楽しみながら難なく山頂の「薬師岳」に立つことができました。
山頂からは不気味な「御室火口」、溶岩ドームの「妙高岳」が「生きている山」を実感させてくれました。また、「鳥海山」、「早池峰」、「八幡平」、「八甲田山」、「姫神山」、「秋田駒ヶ岳」など、360度の大パノラマは圧巻でした。さらに、黄金色に輝く麓の田圃が実に美しく、「高いな」と思わずつぶやいていました。
帰りは「焼走コース」を一気に駆け下りました。途中、コマクサの紅葉に感激したり、熊の糞にビビりもしたが、縦走溶岩流脇の「国際交流村」に無事下山することができました。
最初はどうなることかと思いましたが、最高の天気にも恵まれて、思い出に残る山行となりました。紅葉は標高1700m以上がピークで、山麓も来週あたりから見頃になると思います。とにかく、睡眠不足はいただけません。また、この山は、登山口からの標高差が1500mもあり、登りに関してはまったく遊びがなく、健脚向きの山です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する