大朝日岳
- GPS
- 26:05
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,538m
- 下り
- 1,544m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:30
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:15
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
職場のバレー部の後輩が「朝日に行きたい」と言うので設定したのに急にキャンセル(なんてこっちゃ)。でも「無名の会」でも未登のメンバーがいたので誘ったらOKで4人のパーティーで登ることにしました。
天気は朝から一点の雲もなく期待に胸膨らませて古寺駐車場に到着。先客たちの車がほぼ満車状態でビックリしました。準備万端整えて瑞々しい空気の中をスタート。とにかく今回は「亀さん」に徹することにしていたので、ゆっくりゆっくり歩を進めました。途中「三沢清水」で宴会をしていたパーティーに夜に飲む缶ビール2本をもらったり、アオダイショウにも遭遇しました。紅葉は例年になく遅れているようで、登山道はナナカマドの実がついている程度。「古寺山」に立ってやっと錦の絨毯に出会えました。
朝日の主稜線が開ける「古寺山」で昼食とし、初めての人にぜひ「小朝日岳(1647m)」に立たせてやりたかったのでショートカットの巻き道を通らずに登り上げました。折紙つきの展望の良さは青空の四周に山並みを浮かべ、「磐梯山」や「安達太良山」まで見せてくれました。
「小朝日岳」からは「熊越」の120m降下はもったいないのですが、それも経験。むしろ素晴らしい紅葉が拝めて最高だったと思います。連峰中最も味が良いとされる銘水「銀玉水」で水を汲み無事に「大朝日小屋」に入りました。さっそく管理人から「山さ行ってこい」と言われたのでザックをデポして山頂へ。次第に雲海が湧き幻想的な光景にみな感動しました。昔は「観音様」と崇められたブロッケンに歓声が起こり、夕陽に照らされた日本海と「影朝日」を拝んで山頂を後にしました。
夜は自家発電で1時間だけ電燈がつくので、ささやかな安着祝いをして早々に寝袋に入りました。それでも、少しだけ外に出て、満天の星空と流星、山形や寒河江の夜景を堪能できました。実は管理人の大場さんは寒河江の方で、今月半ば頃に山を下りるらしくそれ以降は来年7月まで無人になります。
翌朝は3時に目覚めましたが、ガスってご来光は望めそうもなかったのでゆっくりして朝食後に一番最後に小屋を出ました。途中、管理人に毎週土曜日に荷揚げをする寒河江の佐藤さん(私に毎週新聞紙を持ってきてくれる方で先日NHKでも紹介された)に出会いました。蛇の子が出てきたり(2匹も)、足もバテバテでしたが無事に登山口に到着。
初めての人も25年ぶりの人もたいそう感動していた様子でとても良い山旅でした。私も足の皮が剥けたが心地よい疲れとまだ朝日で遊べる足があるのがわかって満足、満足…。天下一品の秋晴れに感謝しつつ帰路につきました。
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