西上州② 立岩・荒船山 周回ルート(戌怒牟畿不動も)

2021年04月24日(土) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,159m
• 下り: 1,142m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:13
• 休憩: 1:32
• 合計: 6:45

距離 10.8km 登り 1,159m 下り 1,158m

8:05 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）
9:22 9:38 立岩
10:11 10:11 荒船山分岐
10:38 10:39 立岩入口
11:09 11:50 荒船山
11:58 11:59 経塚入口
12:07 12:14 星尾峠
12:49 12:53 イモリの滝（蠑螈の滝）
13:45 13:46 威怒牟畿不動星尾峠分岐
13:55 14:12 威怒牟畿不動滝
14:20 14:25 威怒牟畿不動星尾峠分岐
14:44 14:46 威怒牟畿不動分岐
14:54 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

線が滝駐車場は6〜7台駐車可能
8時着で私たちで満車

コース状況／危険箇所等

・立岩山頂手前は足場悪い箇所あり
・星尾峠から左岸コースは荒れ気味。
ピンクリボンをきちんと追うこと。

全体的に、前回の西上州 碧岩・大岩と比べると格段に歩きやすかった。

その他周辺情報

●道の駅オアシスなんもく
http://www.nanmoku.ne.jp/modules/oasis/index.php?content_id=4

登山前後にトイレ利用。登山口まで車で20分

写真

駐車場、すぐ登山口
始め立岩だけの予定でしたが
せっかくなので荒船山まで行くことに。

木の杖が置いてありました

スタート後 まず渡渉
直登ルートのかなりの斜度をぐいぐい登る

35分 急登を一気で写真なし
ふと見上げると目指す稜線があり、
だいぶ高度を上げた模様

ザレの鎖場に出る
足元悪く、浮石と小石ばかりなので
足を滑らせないよう、
また 落石させないよう神経を使います

ザレの後は鎖場
思わず顔がニヤけます

立石が近くに見えてきました

やっと稜線に出てひと休み
が、コースタイム通りなのにビックリ！
そこそこのペースだと思ってたのにー

もたもたしていられないので先を行きます

立岩のピークから。
冠雪した稜線は八ヶ岳
一番左が赤岳
今冬は一度も行けなかったなぁ

浅間山も見えます

写真ではわかりづらいのですが
乗鞍から白馬まで 北アの稜線。
うっすらだけれど 見えました！

中央手前の山の左に谷川連邦
右は日光白根や皇海山

次は経塚山を目指します

振り返って立石

地図で岩岩だった場所はこんな感じ
難しくはないけど 岩は嬉しい

上州らしい景色ですね

八ヶ岳 まだ見えてます

また鎖場

立石分岐

ピンぼけしてますが
イワキンバイ
タチツボスミレとエイザンスミレもちらほら咲いていました

急斜面はなくなりゆるいアップダウン
尾根を進むと

荒船山到着。
今度はコースタイムよりかなり早かったので、コーヒーいれて、コーヒーゼリーを戴き(gさんご馳走さまでした)のんびりランチタイム♪

下り始めると、フデリンドウ
可愛らしい花が沢山咲いていました

星尾峠
ここからルートをとった左岸コースは
かなり荒れていました

ヒトリシズカが群生

イモリ滝
滝と言うが水量はちょろちょろ
流木か倒木で塞がれていて滝に見えない
この先 ルートを外れしばらく獣道.....

ルート復帰して
戌怒牟畿不動まで登り返す
お不動さまの裏の岩場上部から滝

戌怒牟畿不動滝 落差40m
昔はここで滝行が行われたらしい
確かにこの水量なら可能な気がする

お不動さまのところまで登る
途中 滝の飛沫が登りで火照った体に気持ちいい

下から見上げて。

横からみたところ
岩の隙間に建屋(かなり崩壊)
中にお不動さまがある

裏見の滝。
iPhoneでも
光が当たった滝の飛沫がキラキラ見えます

肉眼では
もっと綺麗だったんだけどなぁ

堪能してまた下りてきました

荒船山分岐に戻り、
ゴールはもうすぐ

ハシリドコロもあちこちにありました

楽しい山行、
同行の皆さまおせわになり、
ありがとうございました❤

感想

shibashi

西上州、私は2回目。
前回の 碧岩・大岩は プチバリ並みの歩きにくさで熟達者向けの山域なんだなーと実感。
でも それも含め楽しかったので
機会があればまた来たいと思っていました。

さて、歩き始めてすぐの急登。
立岩直登ルート、とはよく名付けたもので
ずっとフクラハギに効く斜度が続きます。
(ここで先頭だったsaさんのペースが早くて
私は汗だくでしたー)
山頂手前は足元の悪いザレ場、
スリリングでちょっとわくわくする鎖場もあり。
立岩のコルでひと呼吸入れ、確認すると
なかなかのペースで登ったつもりが
なんとオンタイム！ええ？
コースタイム設定かなり厳しめ。
(山と高原地図の西上州 担当はハイグレードハイキング著者でもある打田さん)、と
休憩や、若干のロスがあっても
コースタイムの下山予定時間には終了できる、という予想と立てていたので
一気に気が引き締まりました。

立岩山頂に立つと、素晴らしい眺望。
遠くは霞んではいますが目を凝らせば
まだ白く冠雪した 八ヶ岳、浅間山
のみならず 北アルプス、谷川連峰、日光方向の山々まで見渡すことができました。
今日も山日和！

岩好きの私には楽しいエリアを経て、
荒船山(経塚山、もしくは行塚山)の山頂で
時間を確認すると、休憩込みで
コースタイムを50分ほど巻いていたので
ホッとしてゆっくりランチ。

下山。
星尾峠からは登山道は荒れていて
積もった落ち葉などでルート不明瞭な箇所あり。
イモリ滝から高度を上げたところにピンクリボンが見えたのに、つい登るのを厭い
地図を見るとそのままトラバースしても登山道に合流できるはず、と判断。
獣道らしいところをそのまま進み
バリルート歩きのトレーニング、など言いつつ
やはり歩きづらくて2〜30mほど登ってルート復帰。
ちょっと楽をしようとして
逆に大変な思いをしてしまいました。←反省
でも、地図で地形を見、さらにGPSで現在地を確認した上であれこれ歩くのは
それはそれで楽しかったです。

ちゃんと登山道に出るとまもなく荒船山分岐。
戌怒牟畿(イヌムキ)不動に少し登り返し。
すると、地図にはありませんが
お不動様の後ろ
ハングした岩場の上部から降りそそぐ滝があり
太陽光で水がキラキラしていて
なかなかの眺めでした。

今回 強力な先輩Hさん、gさんが
同行して下さっていたので終始心強く
難路も安心して楽しめました、
ありがとうございました。
saさん おかげで楽しい山行でした、
運転もありがとうございました。

また よろしくお願い致します。