日光と赤城を結ぶ分水嶺 六林班峠〜法師岳〜袈裟丸山〜郡界尾根〜1200m林道峠
- GPS
- 11:53
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,771m
- 下り
- 1,455m
コースタイム
- 山行
- 10:18
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 11:52
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
分水嶺を歩きデポした自転車で約30分かけて小中駅まで下り,小中橋近くの駅専用の駐車場に自転車をデポ.小中駅からわたらせ渓谷鉄道で通洞駅まで乗車(530円).通洞駅からタクシーに乗りに銀山平に戻った(足利観光タクシー 3400円).その後,車で小中駅まで行き自転車を回収した. |
コース状況/ 危険箇所等 |
庚申山荘から六林班峠までの登山道は路肩が崩れて谷側に斜めになっている場所が多く歩きにくかった.沢の部分では登山道が崩れやや危険なトラバースも強いられた.わかりにくい場所もあり黄/赤のプレートを探しながら歩いた. 六林班峠から袈裟丸山の最高峰までの稜線は前半は笹やぶ,後半は笹とシャクナゲを主体としたやぶ漕ぎがあるが,稜線の一番高い場所に行くとやぶが比較的薄く踏み跡があることが多かった.前半は踏み跡を外すと胸高の笹やぶで辛かったが.基本的に皇海山北側の分水嶺のやぶとさほど変わらないのでやぶ漕ぎに慣れていれば大丈夫だと思う.1850m以上では部分的に残雪があったがやぶの薄い場所だったのであまり役に立たなかった. 袈裟丸山の最高峰から中袈裟丸山付近までの登山道は部分的にシャクナゲなどの灌木が登山道に張り出し煩わしかった.郡界尾根最後の林道峠に出るまでのやぶは薄く歩きやすい. |
写真
感想
今までに日光の山から六林班峠までの分水嶺を歩いたので今回は六林班峠から袈裟丸山を経由し郡界尾根の登山口まで歩くことにした.この稜線は長く登山口と下山口が離れているのでやぶが雪に埋まる3月14日に郡界尾根から袈裟丸山を経由し六林班峠まで往復する計画を立てたが,深夜に車がぬかるみにはまって動けなくなり困っていた若者に付き合ったので中止し,近くの時間のかからない赤城山に行った.今回は残雪をもう利用できないと思いやぶ漕ぎ覚悟で縦走し,自転車や鉄道,タクシーを利用し登山口まで戻る計画を立てた.
庚申山荘から六林班峠までの登山道はあまり整備されていず路肩が崩れている場所が多く歩きにくかった.特に沢の部分では登山道が崩れやや危険なトラバースもあった.途中ルートがわかりにくい場所もあるので思ったより時間がかかった.
六林班峠から袈裟丸山の最高峰までのやぶは皇海山北側の分水嶺とさほど変わらない.稜線の一番高い場所に行けばやぶは比較的薄く踏み跡も見つけやすい.通過をためらうようなやぶはあまりないのでやぶ漕ぎに慣れていればそれほど苦労しないと思うが,明瞭な道しか歩いたことがない登山者には辛くルートファインディングも大変なので安易に入り込まない方が良いと思う.
ここの稜線を日帰りで歩いた山行記録はほとんどなかったのでどう歩くかかなり迷ったが,銀山平に暗くなる前の18時過ぎに戻ることができた.思ったより稜線のやぶ漕ぎが大変でなかったので順調に歩けたのだと思う.
ここから北に続く分水嶺山行:
日光と赤城を結ぶ分水嶺 六林班峠〜皇海山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2436131.html
日光と赤城を結ぶ分水嶺 庚申山〜皇海山〜三俣山〜宿堂坊山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2482500.html
ここから南に続く分水嶺山行:
日光と赤城を結ぶ分水嶺 1200m林道峠〜1270m峰〜1166m峰〜1257.5m峰〜1164.9m峰〜県道62号県境(ツツジ咲く袈裟丸と赤城の間の静かな稜線)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3198479.html
ここと重複する分水嶺山行:
日光と赤城を結ぶ分水嶺 前袈裟丸山〜後袈裟丸山〜郡界尾根
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3869852.html
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