古賀志山(中尾根〜東陵)を登る
- GPS
- 06:18
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 568m
- 下り
- 567m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中尾根コースは、バリエーションルートで岩場が連続して登場する。鎖場には、鉄鎖やロープが設置されているが、安全を確認しながら登りたい!! 古賀志山の岩場コースには、迂回コースが設けられているが、見落として岩場にはまると特に初心者は逃げ場がなくなるため、引き返す勇気が必要と思った。道標はそこかしこに設けられているが、いろいろなルートがあるため、地図やGPSで現在位置やコースを確認しつつ歩きたい。 |
その他周辺情報 | 宇都宮ICと森林公園の間に道の駅「ろまんちっく村」があり、農産物直売所やレストラン、温泉、宿泊所がある。 宇都宮市新里町丙254番地 028-665-8800 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
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共同装備 |
8mmロープ20m 1本
|
感想
4/24は、山岳会の仲間と宇都宮の岩登りの名所の古賀志山に行ってきた。
古賀志山は、標高580m位の低山ではあるものの、急峻な岩が聳えており、岩登りのゲレンデとして有名な山である。
登山口にあたる宇都宮森林公園の赤川ダム手前の駐車場に着いた時には、既にかなりの車で埋まっていた(7:35)。
7:55に駐車場を出発し、北コース入口から中尾根コース1番岩の登山口に着くと(8:15)、いきなりそそり立つ岩場が待っていた。出だしからオーバーハング気味の岩場で鎖を掴んで力任せに登ろうとしたが、体が上がらず、振られて失敗!!腕がしびれてきて、迂回コースへの回避も頭をよぎったが、残りのメンバーは、殿役のT先輩を除いて先に上に登っていた。何とか、1番岩をクリアーして上で待っていてくれた仲間と合流することが出来、ホッとした。
この後、2番岩の岩場が出てきたが、こちらはそれほど苦労することなく通過でき、標高432mの軍艦岩で小休止(9:15)。眼下に広がる新緑の森が眩しく感じた。古賀志山のコースは、主要な岩場には、巻道があり、コースが大変複雑になっていて、道標だけでは、どのルートを歩いているのか掴みにくく、ヤマレコのGPSデータと突き合わせて歩いたが、事前に予測したルートとは、大分違っており、しばしばコース外れの警告を受けた。これは、事前の私の計画ルートの選定ミスによるものだった。
中尾根コースの目的地の斑根石山の直下では、山頂に登るコースを行き過ぎてしまうハプニングも体験したが、10:45に斑根石山山頂に到達した。ここで小休止を摂ったあと、古賀志山を目指した。古賀志山への途中の登りでは、真っ白い花をつけたヒメイワカガミ(姫岩鏡)の群落に出会うことが出来、足が止まった。
尾根道の登山道を巻道を通らず歩き、11:46に古賀志山山頂に到達した。山頂直下には、携帯電話の無線鉄塔が飛び得ており、山頂のベンチには、十数名のハイカーが昼食休憩を摂っていた。我々もここで昼食休憩を摂ることにしたところ、天気予報通り、雲行きが怪しくなってきて、ぽつりぽつりと雨が降り始めた。このため、傘を差しながら昼食休憩を摂った。雨は、20分程で小やみになった。この後の天気も不安だったため、先を急ぐことにし、御嶽山に向かって出発した12:15)。
古賀志山〜御嶽山の間にも岩場があり、もちろん岩場コースを歩いたが、午前中の岩場で体も慣れてきていたこともあり、楽しく歩くことができた。朱の鳥居前を通過し、御嶽山山頂に着く(12:35)と、山頂からは、山座同定盤を利用して日光連山、日光白根山、皇海山、高原山等の峰々を同定することが出来た。
下山は、東陵見晴台経由で反省岩のコースを下る予定だった。東陵見晴台から急坂を下り鎖場を下ってそろそろ反省岩の場所に着くはずだったが、沢に出て、水場に出てしまった(13:39)。途中で迂回ルートに入ってしまったようだ。でも、水場の水は美味しく、また近くにはシラユキゲシやニリンソウの花を見つけることが出来、嬉しかった。しばらく歩くと、朝一で通過した中尾根1番岩への入口があり、14:14に駐車場に帰着した。
今回の古賀志山山行への参加者は、岩登りの大ベテランのT先輩&Aさんと新人のHさん、中堅のAさんと私の5人だった。両先輩は、古賀志山には何度も来ておられているが、3人は初めてのコース。今回のコースは、バリエーションルートの中尾根コースを歩くと聞いており、T先輩から頂いた山行計画に記されていた通過ポイント(斑根石山、富士見峠、古賀志山、御嶽山、東陵見晴台)を基に事前にヤマレコで計画ルートを作成していった。しかし、バリエーションルートのため、ヤマレコの「らくルート」設定で選んだルートと実際に歩いたルートは、結構違っており、バリエーションルートの計画作成の難しさを再認識した。
しかし、古賀志山は、いろいろな変化に富んだ岩場が連続するコースで、なおかつ、つつじ、青ダモ、スミレ、姫岩鏡等の花の種類も豊富で魅力いっぱいの山だった。岩場を腕力で登ろうとしたため、1夜経っても、依然として腕がしびれており、握力が低下しているが、また、機会があれば、訪れてみたいコースである。
MATUSANは岩場が苦手みたいですね。やはり言い古されてはいますが 岩場も足で登るのが基本です。T先輩などからも言われているとはおもいますが・・・。手はバランスをとることが 一番の目的です。(たまには力業も必要ではありますが)頑張ってください。でもこういう ちょっとアクセントのある登山もみんなでワイワイしながら登れるので面白いですよねwww。花や景色を楽しむ登山にも岩場など緊張する場面もあったほうが 印象に残るものになると確信しており 計画にあたっては必ず難所を設けるように心がけていますwww。ただ死ぬほど怖いみたいなものは 考えてませんので・・・(T先輩とかAさんは別ですww)。一人の時は その安全弁は外して 挑戦的になるのは 持って生まれたものなので 致し方ないですねwww。またまた 花の博学には参った!!ついでに 名前だけでなく 由来とか花言葉みたいな雑学まで網羅しちゃうと 本当に他人を楽しませるガイドにまでなれちゃいますよ!!私の仲間に 野鳥の会の研究員がおり そいつと森を歩いてると野鳥の名前はもちろん 何をしゃべってるとか 面白い癖とかを説明してくれます。鳥など興味のない私が 聞き入ってしまうほど面白い!!本当に面白いし また一緒に歩きたいと思います。花もきっと そんな世界があると思います。MATUSAN は、きっとそういう花博士になれると思います。またご一緒した時に いろいろ楽しませてください。
mmakiraさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。正直岩場は苦手ですね!!
今回もいきなりの1番岩で中々登れず、一人迂回しようかと思ったほどです。何とか、登れて皆と行動を共にできて、よかったなーと思っております。最初の1番岩では、腕力で登ろうとして、握力を使い果たしてしまい、それからは、できるだけ足で登ってきました。終わってみると、楽しい山行になりました。
花の名前は、写真を撮って来て、一生懸命ネットや本で調べてアップしているので、違っているかもしれません。でも、古賀志山は、岩登りだけではなく、いろいろな花にも出会うことが出来、面白かったですね。
これに懲りずに、いろいろなものに挑戦していきたいと思っております。今後とも、よろしくお願いします。
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