富川から猪背山、太神山、矢筈ヶ岳周回縦走
- GPS
- 08:07
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
あまり人の通るルートではないので、道標、赤テープ等ほとんどなし。 踏み跡も消えている区間が多く、特に太神山への登りと矢筈ヶ岳からの下りは地図読みが必至。 人に出逢うことはほぼないので道迷い、ケガなど最大限注意。 |
その他周辺情報 | 近隣にコンビニ等の店はない。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
久しぶりに丸々二日間動ける予定が立ち、張り切ってプランを練っていた中での緊急事態宣言。
他県をうろうろするのはやめておくことにして、近所の山の未踏ルートを歩くことにした。
地形図で地元の山を眺めていると、点線で登山(?)道の表示はあるが、普段は使われていなさそうなルートはたくさんある。
実際に歩いてみると、踏み跡程度だったりその痕跡もほとんど消えていたりとスリルのあることこの上ない。
等高線など地形図の情報を活用しながら頭も体もフル活用する一日を過ごすことに。
この前日に自宅からのランニングで通りかかった猪背山の登山口。
湖南アルプスに隣接しながらルートは繋がっていないので、この山を歩く人はあまりいない。
国道沿いに「登山口」の表示があるのをスルーして甲賀市との市境まで南下。
茶畑の隅から山道に入った。
高圧線の設備管理道であるので道はしっかりしている。
ほぼ尾根道で分岐が少ないのでストレスなく歩けた。
猪背山から北に尾根を辿ると地形は変化を見せ始める。
尾根の分岐が増え、立ち止まって地図をにらむ場面が増える。
一旦麓の集落まで下り、橋を渡って向かいの山に取り付く。
川沿いをしばらく遡り、左手の急斜面を直登するルート。
斜面に踏み跡の痕跡はほぼない。
地形の細かい凹凸を一生懸命読みながら、登るルートを微調整しているつもり。
こんな悪戦苦闘が楽しくてたまらない。
約250m程の斜面を登り切ってなんとか稜線の山道に合流した。
ここからは不動寺までの尾根道をのんびり歩く。
「ルートを外れたようです。アプリを開いて確認を・・・」
スマホがしゃべり出す。
尾根の分岐をスルーしていた。
助けてもらって言うことではないが、自分のミスの結果、もっと困るシーンが必要かもしれない。
困る前に教えてくれるので、懲りる機会がない。
サポートしてくれるのは機械でもなんでもありがたいが、自分のレベルは自分で上げないといけないんだろう。
効率の良さは、自分の中で大した優先順位ではない。
むしろ無駄や寄り道が何より楽しい困った性格だ。
ただ、毎回少しずつ前に進むためにこんなアイテムも使いこなしたいと思う。
今回「人に会わない」ルートを設定したつもりだが、太神山ではどうしてもハイカーに出会う。
山頂近辺で2組4人のハイカーと挨拶を交わした。
今のご時世では会話もそこそこに、すぐに別れるのがマナーなんだろう。
矢筈ヶ岳で食事休憩の後、少し離れた下山ルートを目指す。
道は繋がっていないので、道を外れて小ピークを巻く感じでトラバース。
それほど木が茂っていないので地形が判別でき、移動もスムーズだった。
あとは沢に沿ってひたすら下る。
尾根道に比べて足元も不安定になり、難度は上がる。
富川に下ると、想定していた時間をかなりオーバーしていた。
信楽川の対岸の山に登り返してスタート地点まで歩くつもりだったが、今日の行動にはある程度満足できていたのでここまでとする。
山で遊んだというより、山と遊んだ一日。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する