ママチャリで涸沢(涸沢ヒュッテ 上高地 穂高)
- GPS
- 14:20
- 距離
- 59.0km
- 登り
- 1,961m
- 下り
- 1,945m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:04
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:33
天候 | □要は、 常に、目まぐるしく天気は変わりました! 4/30(金) 0:00〜3:00 雨☂️(沢渡→上高地) 3:00〜4:00 風🌪(上高地→明神) 4:00〜5:00 晴?️(明神→横尾) 5:00〜15:00 晴☀️(横尾→涸沢) 15:00〜多分23時位 吹雪🌨(涸沢) 深夜〜明朝 晴?️(涸沢) 5/1(土) 5:00〜7:00 晴&風🌪(涸沢) 7:00〜9:00 曇り☁️(涸沢〜横尾) 9:00〜12:00 曇雨☂️(横尾〜上高地) 12:00〜13:00 雲雨☂️(上高地〜沢渡) |
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過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
ガラガラ 足湯のお客様がちらほら ・沢渡〜上高地はママチャリ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険箇所無し ・横尾以降で積雪 ・本谷橋以降でアイゼン 気温は 上高地3:00(4/30)で5℃ 涸沢は朝7時(5/1)で2℃ |
その他周辺情報 | 長野方面から上高地は、新島々駅手前セブンイレブンが最終 |
写真
感想
密を避け、現実からも逃避し、涸沢へ。
毎度、時間がないので、いつもは仕事終わりに直で現地へ赴き、そのまま登るスタイルですが、今回はちょっと時間があるので、日中に沢渡まで行って、一休みしてから上高地へアプローチしよう!という事に。
お互い通勤用のママチャリを積み込んで、いざ沢渡へ〜。
スタート地点(沢渡)へ現地入りし、準備を整えて雨が止むのを今か今かとまつ。0:00 びっくりするくらい予報通り雨が止んだので、いつもの朝のようにチャリに跨って、意気揚々と出発した。
チャリだし余裕でしょ!?と根拠のない事を思ってたら、やはり?天罰が下り、上り坂は歩くよりもキツいというチャリの洗礼に開始10分で見舞われる。
開始間もなく絶望したものの、何とか前を向いてチャリを押した。しかし、非情にもスタート時に止んだはずの雨が再び降り出す。とても冷たい。
そうこうしながら何度も何度もトンネルを抜けていく。心なしか雨天なのでトンネルがありがたい。なんならずっと続いて欲しい。どうでもいい事を考えながら、ひたすら自転車を押しながら1時間40分が経過した。
何度も見たことがある、自分の中ではシンボリックなトンネルがようやく見えてきた。間違いない。あれは釜トンネルだ!
確か事前調べによるとカマトンさえ登り切れば後は大体平坦。のはず。最後の力を振り絞って、カマトンでチャリを押す。しかし酷い勾配だ。ゆっくり押しても汗ばむくらいキツい。傾斜で負荷がかかっているのだろう。暑い… ようやくカマトンの出口が見えてきた。そこからは念願の下り坂天国!とまでは行かなかったが、真っ暗な道を上高地へ向けて坂道を降ったり登ったりした。
3:00 ようやく上高地到着。駐輪場も道沿いにあって簡単に発見出来た。自転車を停めて真っ暗な上高地を歩く。まだ始まってもないのに疲労困ぱいだ。やたらと風が強い。涸沢まであと6時間かぁ。気が遠い。
なんやかんやで上高地〜明神〜徳沢〜横尾を歩く。ひとけが無く、寂しい。早朝でお店も営業前なので行動食をひたすら消費する。
6:00 明神から涸沢へ。8時くらいには雪渓を歩いていたが、日も登って燦々と照り付けて来て暑い☀️涸沢ステイは快適そうだ。期待が高まる。
9:00に念願の涸沢着。恒例儀式(おでん&ビール)を済ませてテント設営に取り掛かる。
風が強いと嫌なので、あと時間も有り余ってるので、しっかり目の城壁を設営。150cm位4方の雪囲いを作成。幾分か風がマシになった。
12:30くらいに事切れてお昼寝をしてたら、寒くて目が覚めた。雪が降っとる!風が強い!
その後も風は強いし、テントごと埋まるんじゃないかという勢いで雪が降り続く。19時ぐらいだっただろうか、何度か除雪作業をしているうちに風が止み、ちょっとマシに。なので、雪との格闘をやめてごはんを食べて就寝。
翌日 晴れたがアタックする人はいない。我々も同じ。判断は早い方がいい。下山だ!
本谷橋〜横尾間で社長様とすれ違う。今回も涸沢を堪能させていただきました。ありがとうございました。
毎回山の表情は異なるがどれも素晴らしいと思う。この日は曇天と小雨の繰り返し。上高地着。
ママチャリも無事待っててくれた。ここからは3時間かけて持ち上げた上高地〜沢渡のロードを堪能する。大正池がとても美しかった。程なくして上高地トンネルを抜けて釜トンネルの最高点へ。心が躍る。何故ならここからは永遠に下りだから。思わず雄叫びを上げながら凄いスピードで釜トンネルを下る。自転車でスピード違反してるんじゃないか?という速度が出ている。普段聞こえない変な音がチャリの色々な所から聞こえる。バラバラになってしまうんじゃないか?という不安と一緒に風を切って下る。相方のチャリはブレーキが変な音で鳴いている。トンネル中で反響し、悲鳴さながらだ。きっとスピードが出過ぎて怖いのだろう。姿は見えないがカマトン中、ブレーキの悲鳴が反響し続けていた。
その後も直滑降は続いた。いくつものトンネルを越える度に昨晩の辛いヒルクライムを思い出す。我ながらよく登った。40分ほどで沢渡に到着。超快適ママチャリ滑降を終えた。最高でした!
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