谷川岳[上から下から] 西黒尾根→天神・ロープウェイ 一ノ倉沢出合
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 755m
コースタイム
‖
9:25西黒尾根頭(小休止)
10:16谷川岳(オキの耳)
11:00肩の小屋発
‖
12:39天神平
<第二部>
13:40土合口駐車場15:50
‖
14:30一ノ倉沢出合15:00
天候 | はれのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
なぜ今まで谷川岳はじめ上越(ここでいう上毛・越後)の山々を登らなかったか?
と自問してみうよう。
スキーシーズンは関越方面は行くけれども、
そのたびに冬の定理で、上越国境が晴れていることは無く、
したがって山容を見る機会が無かった。
そして近年は関越方面へスキーにも行かなくなってしまった。
こんな連鎖でありました。
しかし先月武尊山から見る残雪を湛えた上越国境、奥利根の山々を見て感動しました。
なかでも、谷川岳の絶壁が凄かったな。
いままで意識していなかった谷川岳でしたが、梅雨の合間を縫って行ってみました。
4:00出発して、休憩、食料調達しても6:10にはスタートできるという近さに感動。
駐車場から西黒尾根の取り付きまでもが近い。というか尾根の付け根に駐車場があるというのが正しいのか。
登山指導所で登山届を提出。
おぉここに寺島進がいたのか!というNHK版クライマーズハイの1シーンが思い出されました。どうでもいいことながら。
さて三大急登のひとつ。
この日を選んで正解でした、気温も程よく蒸し暑くなく。
樹林帯は鮮やかな緑であり、平均的な斜度の道が続く感じです。
尾根がやせてきてくると木々の間から切れ落ちた絶壁が、反対側は天神尾根と迫力の光景が広がるのですが、なんといっても眼前の西黒尾根自体がえらい迫力であります。
上部は蛇紋岩むき出しでした。雨の日などは滑りやすいのでしょう。
予備知識無いまま登ってしまった谷川岳。至仏山とならんで蛇紋岩の山なんですね。
ということは、独特な高山植物の宝庫ってことでもあります。
いままでこの季節に登ることがなかった…。
色とりどりの花を咲かせています。花鳥風月の「花」に気づいた、といったところでしょうか。
西黒尾根の急登は程よかったです。
まったく期待していなかったとおり(?)越後方面はガスに隠れていました。
越後三山、苗場山とか上越国境稜線も見たかったのは事実ですが、
不思議とそこまで落胆しませんでした。
それは少し触れましたが、頂上エリアで咲き誇る高山植物たち、蛇紋岩土壌もあってか独特の雰囲気を持っていたこれらの植生に興味を持ってしまったからでしょう。
そんななか肩の小屋で、豊富な種類の山バッジを選んでいると、
どのバッジにもホソバヒナウスユキソウが図案化されています。
谷川のシンボルなのか。
西黒尾根に群生地があって咲いていたという。
わたしズカズカと登ってしまったために、見逃してしまいました。
ああ勿体無い。
お花の山を満喫し、天神尾根を下山します。
それにしても梅雨の中休みですごい人出となりました。
今回はロープウェイでワープすることにしました。
武尊山からみて印象にあったマチガ沢、一ノ倉沢の絶壁を見上げるためです。
みなかみ町のボランティアのかたでしょうか、一ノ倉沢方面への案内パンフレットを配布していらっしゃいました。
このパンフレットがたいへん参考になります!
清水国道歩きもブナやサワクルミ、木製バットになるアオダモなど様々な樹木の緑、爽やかな風も吹き、いいものでした。
さああの左カーブを過ぎると!
いったん目隠しなんかあるといいですね。
せ〜の!で見てみたいものです。
ド迫力でした一ノ倉沢の絶壁。
蓬峠などからの周回コースで回るのが本来はいいのでしょうが、
いったん下りてからでも気軽に訪ねたい。
谷川岳を登ったり、見上げて楽しむコース。
近くて、良い山!だった。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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