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Yamareco

記録ID: 313835
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

神室山  西ノ又コース

2013年06月24日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.7km
登り
1,135m
下り
1,132m

コースタイム

西ノ又口6:00−第二吊り橋6:50−三十三尋の滝7:45−御田の神9:10−
 
 西ノ又分岐9:50−10:05神室山10:30−前神室山11:35−13:35西ノ又口
天候 晴 無風
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に駐車スペース 15台位
コース状況/
危険箇所等
西の又川に沿った腹巻きのコースは、崖崩れの跡にステップを切った個所が数か所あり、危険がいっぱい。
滑ったり、バランスを崩したりしたら3〜40メートルは谷底へ落下する。
この危険個所にはほとんど、補助ロープが無い。
西ノ又分岐から前神室山の下りにかけて、刈り払いが無い。やぶ漕ぎ状態。

温泉は近くに秋の宮温泉郷がある。
第二吊り橋
第一ともに、かなりの揺れがある
踏み板は鉄の足場板なので、雨、露の時は滑る
2013年06月24日 06:47撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
6/24 6:47
第二吊り橋
第一ともに、かなりの揺れがある
踏み板は鉄の足場板なので、雨、露の時は滑る
三十三尋の滝
水量があり見応えあり
同名の滝が、秋田県内の抱返り渓谷にもある
2013年06月24日 07:43撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
3
6/24 7:43
三十三尋の滝
水量があり見応えあり
同名の滝が、秋田県内の抱返り渓谷にもある
V字谷の底には、モレーンを被った残雪があちこちにある
2013年06月24日 07:52撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
6/24 7:52
V字谷の底には、モレーンを被った残雪があちこちにある
登りは胸突八丁坂
下りはざんげ坂ときつい勾配が続く
2013年06月24日 08:07撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
6/24 8:07
登りは胸突八丁坂
下りはざんげ坂ときつい勾配が続く
小湿原の御田の神
コバイケイソウのバックに前神室山
コバイケイソウの群生があちこちに見られる
2013年06月24日 09:09撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
6
6/24 9:09
小湿原の御田の神
コバイケイソウのバックに前神室山
コバイケイソウの群生があちこちに見られる
今回一番見たかった花
星のように輝く白い花
この群生を観察すると、葉っぱと花が一緒に
成長するようだ
2013年06月24日 09:32撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
7
6/24 9:32
今回一番見たかった花
星のように輝く白い花
この群生を観察すると、葉っぱと花が一緒に
成長するようだ
何とも気品が漂う
岩手にはこれほどの群生地は無い
2013年06月24日 09:32撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
9
6/24 9:32
何とも気品が漂う
岩手にはこれほどの群生地は無い
窓くぐりを抜けると別世界
これまでのきつい登りの後に、
一気に神室山が顔を出す
低山ながらまだこの流れる雪渓
2013年06月24日 09:36撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
17
6/24 9:36
窓くぐりを抜けると別世界
これまでのきつい登りの後に、
一気に神室山が顔を出す
低山ながらまだこの流れる雪渓
頂上からの神室山系
左に小又山 右奥に火打岳
 
鳥海は麓だけ見えていた
2013年06月24日 10:07撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
8
6/24 10:07
頂上からの神室山系
左に小又山 右奥に火打岳
 
鳥海は麓だけ見えていた
やぶ漕ぎ状態の路を前神室山へと進む
2013年06月24日 11:06撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
7
6/24 11:06
やぶ漕ぎ状態の路を前神室山へと進む
前神室山から主峰を仰ぐ
出ベソのように避難小屋が見える
2013年06月24日 11:18撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
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6/24 11:18
前神室山から主峰を仰ぐ
出ベソのように避難小屋が見える
撮影機器:

感想

山行記録に、神室山が素晴らしい感想とともに多く載っているので
十数年ぶりで素晴らしいこの山に行ってみたくなった。

前の山行の記憶はほとんど消えていた。
吊り橋を超えてからの道は、危険ヶ所がいくつもあって、
決して気を緩めることは許されない。
水量が多く騒がしいほどの水音を聞きながら、その谷を左下に見ながら進む。
所どころに土砂崩れの跡があり、緩んでいる斜面を削ってステップを切ってあるので、ステップがいつ崩れるとも言えない。
そのステップは、幅20cm位しか無い所もあり、そこでバランスを崩したら
深い谷へ落下しか無い。
こんな危険個所にもかかわらず、補助ロープが張られていない。
中高年者の安全安心のためには、絶対必要な補助ロープである。
関係者のご理解を得たいところである。

小湿原で残雪の山々をバックにした美しい光景を観て、次に目指すは、
キヌガサソウである。
ヤマレコでその存在を知り、ぜひ見たいとやって来た。
残雪が消えて間もなくの地に、二カ所に渡って広がっていた。
花はまさに白く輝く王冠である。
高山植物の女王と言われて久しいコマクサに並ぶものではないか。
頂上は暖かく風も無く思う存分に、新鮮空気を満喫。

標高の割には、手応えのあり、アルペン的な山容を観賞出来る。
山座同定も同じ山でも方角、形が異なるので納得まで時間を要す。

登りの危険個所の存在に加えて、西ノ又分岐から前神室岳を過ぎる辺りまで
刈り払いが為されていない。
そのため道が不明瞭だったり、小枝の繁茂で腰を屈めて
通らざるを得ないところが殆んどである。

やはり関係者の一考を期待するところである。

ともあれ素晴らしい山に触れることが出来、
満足して帰宅の途に就く。
湯沢のサクランボのみやげを忘れず−−−。





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コメント

神室山いいですね
hope55さんの前日、友人たちが同じコースを登りました。
私も誘われたのですが、7時間超えの山行にまだ自信がなくて断念しました(T_T)

なかなか厳しそうなコースですね。
年内にはなんとか登りたいと思っています。

次はどこでしょう?
楽しみにしています
2013/6/27 12:15
泥道に足跡
あちこちに泥道があり、登山靴の足跡がありました。
残雪には全く見えなかったです。雪融けが速いんですね。
低山と言えども、ほんとに手強い、タフな山です。
それだけに達成感も倍増です。
とは言っても、下山して盛岡まで3時間の運転は
応えました。
ご無理なく体を慣らして下さい。

 ではまたよろしく  
2013/6/27 17:43
プロフィール画像
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