釈迦ヶ岳 前鬼から太古の森を登る

2021年05月03日(月) [日帰り]

• GPS: 10:39
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,595m
• 下り: 1,586m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:07
• 休憩: 2:29
• 合計: 10:36

距離 15.5km 登り 1,595m 下り 1,596m

6:48 駐車地
6:48 前鬼林道ゲート
7:15 7:24 小仲坊
8:41 8:43 二ツ岩
9:23 9:28 水場
9:32 9:45 太古の辻
10:35 10:46 大日岳
11:13 11:19 深仙ノ宿
12:17 13:03 釈迦ヶ岳
13:58 14:27 深仙ノ宿
14:52 15:08 太古の辻
15:09 15:11 水場
15:48 15:50 二ツ岩
16:44 16:52 小仲坊
17:22 前鬼林道ゲート
17:24 駐車地

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前鬼林道ゲート前の駐車スペースに6〜7台駐車できますが6:30に満車。
少し下流の端の手前の10弱のスペースになんとか滑り込みました。

コース状況／危険箇所等

林道ゲート〜小仲坊：定期的に保守されている林道を歩きます。
小仲坊〜太古ノ辻　：白谷の源流に沿って深いブナ林の中を急登します。
　　　　　　　　　　要所には全853段の階段が設けられていますが、
　　　　　　　　　　山抜け跡のトラバースや岩場もあり、
　　　　　　　　　　それなりに注意は必要です。
太古ノ辻〜大日岳　：稜線または西側の笹原のトラバースです。
　　　　　　　　　　前日までの悪天のためぬかるんでいましたが、
　　　　　　　　　　特に危険はありません。
　　　　　　　　　　大日岳へは積み重なった巨岩帯を登る行場です。
　　　　　　　　　　北壁にあたるため氷結していて登れず、
　　　　　　　　　　途中から巻き道へエスケープしました。
　　　　　　　　　　巻き道も結構な岩場で、それなりに注意が必要です。
大日岳〜釈迦ヶ岳　：所々トウヒの疎林を被った笹薮の稜線を登ります。
　　　　　　　　　　展望はよく特j団の危険はありません。

その他周辺情報

池原ダム下の下北山スポーツ公園に下北山温泉きなりの湯があります。大人650円。
テニスやフットサルに川遊びができるキャンプ場もあるので、
芋の子を洗う状態でした(^^;

写真

5/3 6:23

前鬼林道から不動七重滝。
7段総落差160mの迫力。

5/3 6:33

林道ゲート手前の橋の袂に
なんとか駐車。

5/3 6:47

ゲートを跨いで出発。

5/3 7:03

深い渓流を見下ろし、

5/3 7:06

アスファルトの路面にも苔。

5/3 7:04

前鬼林道の路傍には、
マムシグサとか、

5/3 7:04

水も滴る苔の壁だの、

5/3 7:09

花の終わったミツマタだとか

5/3 7:15

森の一角が開けて、
鬼の子孫の前鬼小仲坊。

5/3 7:17

真っ赤なツツジの庭の先に、

5/3 7:17

小仲坊の母屋。
縁側で昼寝してみたい。

5/3 7:18

離れの宿泊所。
あんパパさんにばったり。

5/3 7:20

木造BOXにピンク電話

5/3 7:24

古い石段を踏んで森の道へ。

5/3 7:28

積み上がった石垣。
鬼の子孫五家の集落跡。

5/3 7:29

森の下の渓流を、
朽ちた丸太橋で渡り、

5/3 8:08

苔の中を登る。

5/3 8:09

急傾斜の木段を見上げる。

5/3 8:09

853段の第1歩。
辛そうな予感(^^;

5/3 8:10

深い森の中を登り、

5/3 8:36

巨岩を見上げる。

5/3 8:38

中でも一際巨大な、

5/3 8:39

両童子岩（二つ岩）を仰ぐ。

5/3 8:42

アカヤシオが満開。

5/3 8:52

山抜け跡を登る。

5/3 8:53

下を覗くと洒落にならない。

5/3 8:59

要所要所に階段。

5/3 9:09

やっと600段💦

5/3 9:28

青空が見えてくると、

5/3 9:34

太古の辻。
大峰主稜線を走る奥駈道。

5/3 9:38

すぐ先に大日岳。

5/3 9:54

すれ違う人が皆泥だらけ。
早々にスパッツ装着。

5/3 9:55

笹藪のトラバース。
足元は泥ぬたで判断👍

5/3 9:59

西に重畳と奥高野の山々。

5/3 10:10

大日岳の行場にトライ。

5/3 10:12

コブから大日岳。あの岩か‼

5/3 10:17

岩に取りつく。
高度感たっぷり。

5/3 10:23

わかりにくいけど、
岩の表面は氷でツルツル。

5/3 10:25

エスケープして
巻道からリトライ。

5/3 10:27

山頂の大日如来像。

5/3 10:28

その裏に山名板。
大日岳。1,566m

5/3 10:29

右奥に、
これから向かう釈迦ヶ岳。

5/3 10:29

五百羅漢の岩峰群。

5/3 10:33

岩場を覗く。

5/3 10:34

わかりにくいけど、
直下の岩が氷結してツルツル

5/3 10:32

岩場に懸かった鎖。
明治時代に佐七さんが奉納？

5/3 10:35

足元遥かに深仙ノ宿。

5/3 10:49

鞍部から大日岳。半分しか登れなかった岩場を振り仰ぐ。

5/3 11:10

深仙ノ宿の灌頂堂。
そばに避難小屋もある。

5/3 11:28

極楽の都津門。

5/3 11:28

真ん中の穴が抜けている。
行場らしいが絶対行けない。

5/3 11:47

見上げると雪？
いや❆霧氷❆だよ⤴

5/3 11:52

釈迦ヶ岳。

5/3 11:52

よく見ると、
山頂にお釈迦さまの姿も。

5/3 11:55

ところで、足元は泥泥。
早めスパッツ大正解。

5/3 12:09

霧氷ロードを歩き、
（時々爆撃受けながら）

5/3 12:11

笹原を登ると、

5/3 12:18

お釈迦様。

5/3 12:18

光背に霧氷。
大峰ブルーの空に映える。

5/3 12:20

釈迦ヶ岳。1,800m

5/3 12:20

とりあえず証拠写真も。

5/3 12:41

大展望楽しみながら、
CN謎肉キムチ。

5/3 12:53

光背の霧氷が剥がれ始めてる

5/3 12:54

奥駈道の先に、
孔雀岳、仏生ヶ岳。

5/3 12:54

さらに先に、
八経ヶ岳と弥山。

5/3 12:54

西に外れて、七面山。
東峰の大�瑤�迫力。

5/3 12:59

足元には五百羅漢の岩塔群。

5/3 13:02

東には延々と台高山脈。
手前の山中には池原貯水池。

5/3 13:07

孔雀岳は断念。
釈迦の展望を堪能して帰路に

5/3 13:09

古田の森から旭登山口に続く尾根を見下ろす。

5/3 13:29

気づくと相方が見当たらず💧
要所で立ち止まり呼笛を吹きながらゆっくり下る。

5/3 13:58

深仙ノ宿が見えるが、
相方らしい人影は見えず。

5/3 14:03

深仙ノ宿のシンボルツリー。

5/3 14:18

ザックをデポって登り返そう

5/3 14:19

としたところで相方の姿。

5/3 14:26

ホッとして四天岩。
あれは登れんなあと軽口。

5/3 14:52

下山を再開すると、
　”走らんかい”

5/3 15:03

歩いて、太古の森へ。
撮ってたら足元にタヌキ⁉
お互い驚いて📸撮れず。。

5/3 15:43

稜線を離れて白谷を下る。

5/3 15:50

再び両童子岩。
制多迦童子と矜羯羅童子。

5/3 16:03

林床にヤマイモ。
みたいなヒメシャラの根(^^

5/3 16:07

853段を今度は下る。

5/3 16:37

きれいな源流を、
眺めたり渡渉したりしながら

5/3 16:43

前鬼小仲坊に帰着。

5/3 17:09

さらに林道を歩いて、

5/3 17:24

ゲート前に下山。

5/3 18:54

下北山温泉きなりの湯で
汗を流して、

5/3 20:06

鶏からと鹿コロッケの夕食.
お疲れさま🍺

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヒトココ ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

ikomaniyon

何度も登った釈迦ヶ岳ですが、前期から登るのは2005年10月以来の2度目です。
旭登山口からも気持ちのいい稜線歩きができますが、
前鬼から深いブナ林を登った後の大峯奥駈道からの大展望は感動に値します。
16年前には悪天のため登れなかった大日岳の岩場の迫力や展望もすばらしいものでした。
さらに、釈迦ヶ岳からの展望も空気が澄み、最高でした。
加えて、都津門あたりから始まった季節外れの霧氷ショーにも歓声が上がりました。
昼前だったため気温が上がり、何度も霧氷の爆撃を受けて悲鳴を上げたことさえも楽しくて。

標高差　：1,190m
累積標高：上り1,539m/1,547m
※下山し始めたばかりの旭登山口分岐で、登ってきた登山者に話しかけられた間に、
　数m先を歩いていたはずのtuki4を見失い、慌てて後を追いましたが、
　行けども行けども見当たらず。
　旭登山口への道を下りたのはほぼ間違いないと思い、引き返すことも考えましたが、
　かくし水から深仙ノ宿への巻き道を行く可能性もあるため、
　呼笛を吹きながら、要所要所で立ち止まり、すれ違う登山者にも尋ねながら、
　ゆっくりと深仙ノ宿に下りました。
　あとで聞くと、tuki4は旭へ下りかけ千丈平で気づいて分岐まで戻ったものの、　
　ikomaが見当たらず、途中で一度だけ聞こえた笛も上から聞こえたように思ったため、
　何かアクシデントでのSOSかと思い、山頂に戻ったりしながら探していたとのこと。。
　このところ、持病の頸椎神経根症や年末からの気管支喘息に加えて、腰痛がひどく、
　靴まで合わず指裏や踵痛まで意外に厳しいという絶不調なので心配をかけたようです。
　結果的に無事再会できましたが、滑落などの事故が絡んでいる可能性もないとは言えず、
　お互いが逸れてしまったことには、猛省しないといけません。

コメント

takuto0810

お疲れ様でした。
知識あふれる説明が勉強になりました♪
写真も綺麗で凄い癒されます✨
今後もお互い事故怪我無く楽しみましょう✨😆

ikomaniyon

Re: お疲れ様でした。
takuto0810さんも、六甲や生駒からダイトレの繋ぎっぷり、なかなか見事ですね。
淡路島を歩いたら、環大阪湾トレールができちゃいますね。
今年のGWは遭難も多いようですが、おっしゃるとおり無事に楽しみたいですね。
コメントありがとうございました。
〈閑話休題〉
　一瞬、息子からのコメントかと思いました。
　息子も"takuto"なものですから
　まあ、山は嫌いなようなのでそんなわけもありませんが
　とは言っても、大阪府民で36歳は一緒です。
　もし、0810がアレなら、息子は0910ですけれど