大黒天から刈田岳・熊野岳:御釜の氷はほとんど融けて春。
- GPS
- 03:25
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 477m
- 下り
- 464m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。大黒天から刈田岳の間は20%は雪。登山道に入って直ぐと、剣ヶ峰から避難小屋下までに何箇所かある。後は熊野岳避難小屋下のみ。 |
写真
感想
今年のゴールデンウイークは、天候不順で気温も低い日が多かった。栗駒山のレコが少ないと思ったら県道築館栗駒公園線ががけ崩れで不通らしい。蔵王エコーラインも雪と気温低下で通行止めの日もあったようだ。連休明けの気温は高いし、朝の時間制限も無くなるので、蔵王に行って見ることにした。刈田峠から杉ヶ峰、屏風岳も考えたが、以前中途半端に雪が融けていると、ルートに苦労したので、今回は大黒天から熊野岳までにしてみた。
大黒天到着時の天気は、薄曇りだが時々陽が当る程度。駐車場から道路を渡ると、直ぐに雪の上へ。少し板の階段と土の道を行くと雪の斜面となり、これを登る。それ程長くはない。五色岳や湯川上流の荒々しい姿が見える。火口に沿った所に出ると登りは緩くなり、潅木の尾根上の所を登って行く。剣ヶ峰の道標の所に出るが、この辺から雪の上を歩くことが多くなる。一登りで刈田岳避難小屋が見え、吾妻連峰、朝日連峰の眺めが広がる。避難小屋は山頂の一角で、刈田岳山頂からは、御釜がきれいに見えた。グリーンの湖面に氷塊が浮いているのが見える。
馬の背へ下って行くと、飯豊連峰がきれいに見える所があった。御釜を眺めながら馬の背を行く。熊野岳避難小屋の登りは少しだけ雪がある。一方、馬の背分岐からの熊野岳のルートは、半分程雪上である。避難小屋から登って行くことにする。
避難小屋まで来ると、北蔵王の雁戸山や、大東岳などが見えるようになる。月山と葉山、そして鳥海山の眺めが素晴らしい。熊野岳への道は平坦で、直ぐに神社と山頂に着く。熊野岳山頂は本当に眺めが良い。風が強く結構寒くなってきたが、しばらく眺めてから、帰路に向かう。馬の背分岐までの直行ルートは、山頂からしばらくは夏道だが、後は目標を定めて雪の上を下って行く。雪は適度に柔らかいし、石の道より楽である。刈田岳まで戻る頃には、上空は雲が厚くなってきたようだ。天気予報通りのようだ。大黒天までの火口壁沿いの道の脇にはコマクサが咲くんだけど、今は発芽の気配もない。花が咲くのは6月下旬かな。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する