女神山〜御幸山 路線バスで周回

2021年05月07日(金) [日帰り]

• GPS: 11:22
• 距離: 12.6km
• 登り: 987m
• 下り: 1,100m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:42
• 休憩: 1:41
• 合計: 11:23

距離 12.6km 登り 987m 下り 1,108m

5:35 スタート地点
5:47 5:52 堀切登山口
6:37 月舘分岐
6:55 7:14 女神山
9:06 9:16 道官山
11:09 堀沢山
11:56 12:03 大久保山
13:02 13:09 狐石山
13:39 13:55 大岳山
14:17 14:19 笹くぼ山
14:30 14:44 御幸山
15:01 15:22 屏風岩
16:58 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

女神山近くの秋山集会場に駐車。
下山後は、路線バスを乗り継いで秋山集会場に戻った。

（バス）
下小国公民館前17:59→川俣営業所18:29　810円　福島交通
川俣営業所18:31→十二社18:44 　440円　JRバス東北
十二社→秋山集会場　徒歩25分

コース状況／危険箇所等

女神山、御幸山は人気があり道も判り易い。
そのほかは、道迷いを誘う箇所があちこちにあるので、頻繁にgpsで確認するべき。

その他周辺情報

川俣町の銭湯「藤の湯」(450円)を利用しました。駐車場が広い。ジェット噴流が気持ち良いです。無料シャンプー等もあります。

写真

5/7 4:57

出発地点に向かう車窓から、コースの北側を写した。
左から堀沢山、大久保山、狐石山、大岳山、大窪山、御幸山。両端の堀沢山と御幸山は、山形に特徴がありわかりやすい。

5/7 5:05

コースの南側。
左が女神山。右のピークのうち一番高いのが大官山。

5/7 5:35

女神山登山者への指定駐車場の一つ「秋山集会場」からスタート。

5/7 5:39

初めは車道歩き。

5/7 5:41

車道脇の水神様

5/7 5:44

鬼門！がある御宅。桃太郎と犬猿雉が守ってます。

5/7 5:49

女神山の堀切登山口

5/7 6:06

ここでカモシカが目の前を横切っていきました。

5/7 6:09

すぐに展望台に着いた。

5/7 6:09

山を同定する覗きがありますが、木が茂ってしまい見えません。

5/7 6:11

山の名前も消えてます。

5/7 6:18

林道を横切りました。

5/7 6:37

月舘からの登山口への分岐点

5/7 6:39

椚平登山口への分岐点

5/7 6:44

白い花がきれい

5/7 6:47

吾妻安達太良山

5/7 6:48

安達太良山が見えました。

5/7 6:55

女神山の頂上が見えた。

5/7 6:56

女神山神社の御神体の大岩。
月舘の七ツ森の1つ目

5/7 6:58

女神山の三角点。ここで男性1名とお会いしました。山中で出会ったのはこの人だけでした。

5/7 7:00

女神山山頂から、これから向かう堀沢山から御幸山までの山並みが一望できました。気合が入ります。

5/7 7:15

女神山から北側は登山者が少ないようで、いきなり道が不明瞭になります。

5/7 7:19

5/7 7:21

岩場をまきながら降る際に、赤テープ複数が見えたので、そちらに進んだら、一盃森方向への道でした。おかしいと気づくとほぼ同時にヤマレコアプリからルート外れの警告。途中まで登り直して、道が見えたところで笹藪をトラバースしました。

5/7 7:52

5/7 7:53

猪のヌタ場。初めて見ました。

5/7 8:10

二重巻きのテープは杭の位置を知らせるものです。

5/7 8:45

ケルンのような岩

5/7 8:53

時々大岩があります。

5/7 9:05

道官山の頂上が見えた

5/7 9:05

。道官山の頂上の三角点。月舘の七ツ森の2つ目

5/7 9:24

快調に進める道も少しあります。

5/7 9:38

次のピークの三角点、地籍調査用です。

5/7 9:45

5/7 10:05

猪のフン？

5/7 10:20

草が茂ったら判らなくなりそうな踏み跡を進みます。

5/7 10:30

林道に出ました。ここで大休止。
ここまでヤマレコアプリのルート外れ警告が3回ありました。うち1回は、明瞭な尾根道を進んでいる時で、まったく疑っておらず驚きました。GPSを見ながら戻ると、分岐する小道が倒木の根で隠されていました。道迷いのお約束のようなシチュエーションでした。

5/7 11:10

登山再開して、最初のピークは堀沢山。三角点があります。
月舘の七ツ森の3つ目
ここからは4日前に来ているのでペースが上がります。

5/7 11:29

途中のピーク

5/7 11:33

5/7 11:42

5/7 11:52

大窪山山頂の北端の岩。月舘の七ツ森の4つ目

5/7 11:52

大窪山ではなく、中堀沢山と書いた手製の札がありました。

5/7 11:56

地図で489mの表示がある地点。大窪山の最高地点。

5/7 11:57

大窪山の山頂489m地点の脇には大きな窪地があり、小噴火口のように見えます。この窪地が大窪山の名前の由来でしょう。中堀沢山との関係については、同じ山の別名なのか、間違いなのか不明です。

5/7 12:07

5/7 12:17

腰掛けるのにちょうどよい岩があったので小休止。

5/7 12:52

5/7 12:52

狐石山に到着。月舘の七ツ森の5つ目

5/7 12:54

三角点は見つかりません。岩のすぐ脇が崩落しているので、この部分にあったのかもしれません。

5/7 13:03

狐石山頂北側の巨大岩。上に登ると4畳半くらいの広さがあり、石碑があります。今日は登るのはパスして進みました。

5/7 13:14

狐石山からの降り口が判りずらい。巨大岩の横で進行方向を90度変えて、広めの急な斜面を降りていきます。4日前に来ていたのに、ルートを見つけるのに少してこずりました。

5/7 13:24

5/7 13:43

大岳山の南斜面の岩場の上から。通ってきた堀沢山が見えます。
ここ岩場は西側の脇を大きくまいて登りますが、踏み跡は不明瞭です。私は4日前に来た時に印象的だったので、覚えていて通れました。

5/7 13:44

安達太良山もみえます。

5/7 13:53

大岳山の山頂。月舘の七ツ森の6つ目

5/7 14:18

笹窪山の山頂。御幸山とセットで人気の山ですが、月舘の七ツ森に入っていないのは、若干低めだからでしょうか。

5/7 14:29

御幸山の頂上の御神体の岩が見えた。

5/7 14:31

御幸山の御神体下の神社

5/7 14:33

御幸山の山頂と三角点。月舘の七ツ森の7つ目。

5/7 14:38

続いて、屛風岩のあるテレビ電波塔のピークへ向かいますが、下の林道への降り口が判りずらい。山頂の岩の後ろの小道を少し下り、神社と反対側の斜面に出るとジグザグの道がありましたが、落ち葉が積もっていて、丁寧に歩かないと滑落しそうでした。

5/7 14:42

林道に出た。

5/7 14:47

あとはしばらく快適な林道歩きです。

5/7 14:49

林道から、すぐそこに雨乞山が見えた。その後ろには半田山が見えます。
半田山の近くに風力発電機を十数基を設置する計画があるそうですが、もし完成したらこの景色も変わるのでしょうね。

5/7 15:00

ここで林道から尾根道へ上がります。

5/7 15:01

すぐに巨大な岩があります。

5/7 15:04

巨大な岩の先に屏風岩がありました。4日前に通ったときも、やけに長い岩があると思いましたが、これが屏風岩だったのでした。

5/7 15:06

正面からだとこんな様子です。

5/7 15:07

屏風岩から少し進むと無線塔が見えます

5/7 15:08

無線塔のピークに出ました。

5/7 15:08

これは伊達市の防災無線

5/7 15:10

ここは屏風山というのでしょうか。

5/7 15:10

無線塔の脇から御幸山が見えます。

5/7 15:11

これはテレビのデジタル放送5社の共同電波塔

5/7 15:13

テレビ塔の先の広場のベンチから。電波塔のために刈払いしているので、270度の展望があります。絶景ポイントです。

5/7 15:14

眼下に道の駅りょうぜん。これから向かう、今日のゴールです。

5/7 15:15

蔵王方向

5/7 15:18

霊山方向

5/7 15:21

パノラマモードで撮影
全部はとても入りきりません。

5/7 15:24

電波塔のピークから道の駅方向に作業道を進み、ここから笹藪に入ります。

5/7 15:34

笹藪をかきわけて進みます。

5/7 16:19

林道に出ました。

5/7 16:31

最後の三角点187.7m「下小国」。この後、神社方向に下りましたが、とんでもない激藪があり苦戦しました（4日まえに来て、激藪だと知っていたのに、上からみたら通れそうな気がして、進んでしまいました。三角点からは一旦林道にもどるべきです。）

5/7 16:48

激藪を抜けてたどり着いた神社。無事下山できたお礼をしました。

5/7 16:49

鳥居の向こうに道の駅りょうぜん

5/7 16:57

道の駅りょうぜんに到着。バスの時刻まで1時間ほどあるので寄っていきます。（道の駅を徒歩で利用する客は珍しいと思われます。）

5/7 17:15

ノンアルコールビールと牛タン焼きで一休み。このあと路線バスを乗り継いで、秋山集会場まで戻ります。

5/7 18:54

バスを降りると夕闇でした。女神山のシルエットがきれいです。カエルの大合唱を聞きながら、秋山集会場まで最後の歩きです。

撮影機器：

DMC-GX7MK2 Panasonic

moto g(6) play motorola

感想

sakusakuhiro

4日前に御幸山から堀沢山まで登ってきてから、いろいろ調べてみると、伊達市のHPで、御幸山から女神山までを、古くから月舘の「七ツ森」と呼んでいたとの説明がありました。今は月舘アルプスともよばれているようです。

ならば、女神山の手前から御幸山の先まで、山域を通して縦走してみようと思い立ちました。また、このコース取りなら帰りに路線バスで戻ってこれることもポイントでした。

実際に行ってみると、女神山から先は、道筋不明瞭だったり、枝道、作業道がいくつもあり、ルートファインディングのテストのようでした。行き過ぎたり、一つ手前の尾根に進みそうになったりなど、道迷いのパターンを一通り体験しました。これから木々の葉が茂り草が伸びると、見通しがきかなくなり、踏み跡もさらに不明瞭になって、難易度は更に上がるでしょう。

全体として、山頂や小ピークが次々と現れ、樹間を通して周りの山や集落がみえるなど、面白いコースです。
下山して道の駅でノンアルコールビールと牛タン焼きで一休みし、路線バスの車窓から今登ってきた稜線を眺め、夕闇の田舎道を歩いて帰るのも、楽しい体験でした。来年の春にでも、一部ルートを修正して再挑戦します。