富士山(富士宮口〜剣ヶ峰)
- GPS
- 12:36
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,426m
コースタイム
05:30:6合目
06:48:新7合目(dobi仮眠) 07:25
08:10:元7合目 08:21
09:15:8合目(おにぎりタイム) 09:58
10:37:9合目
-------GPSログとれてなく↓ここから手入力-------
11:30:9合5勺
12:30:富士宮口頂上
13:00:剣ヶ峰 13:20
17:45:5合目
天候 | くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士山スカイラインでは、往路復路ともに鹿を見ましたので事故にはくれぐれもご注意ください。 山開き後はマイカー規制が入りますので注意。http://www.fuji-tozan.com/05_access.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
五合目にポストがあるそうですが、出し忘れました。 富士宮ルートは距離が一番短いですが、その分傾斜もきついです。またごつごつとした岩場も多く、落石、転倒に注意。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 1L
ティッシュ 1
三角巾
バンドエイド 3
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
ストック 1
水筒 1
時計
非常食 1
デジカメ 1
GPSロガー 1
ガスコンロ 1
ガス燃料 1
コッヘル 1
料理用水 1L
手袋 1
帽子 1
サングラス 1
はし、スプーン 1
軽アイゼン 1
エマージェンシーシート 1
ポイズンリムーバー 1
日焼け止め 1
酸素缶 1
シュラフ 2 車中泊用
ゴミ袋 1
ライター 1
ランプ
使い捨てカイロ
オールウェザーブランケット 1
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感想
富士山は前々から登ろうと計画しており、去年行き損ねたので世界遺産で渋滞する前に今回妹のdobiと登ってきました。
正直言うと世界遺産は寝耳に水、人がいっぱいの山行は嫌だというのが本音だ。
また、今注目されているから山開き前の登山はマナー違反だとも言われかねない。
世界遺産だから登るのではない、山が好きだから登るのである。
きっと前々から富士を愛して登っている人は、この騒ぎに困惑しているのではないかと思う。
今回他の方のレコで富士は汚い山だとの嘆きの声があったので、少しでも綺麗にしてこようと思い、ゴミ袋をザックに括り付けての登山だ。
ただ富士山も3000M級の山も初めてということもあり、ゴミを拾ってる余裕があるのか?というところに些か不安に感ずるところでもある・・。
名古屋を19:30に出発し富士宮5合目駐車場に23:30頃到着。
高山病対策の為の前泊だ。
車中泊で早朝朝食を済まし、5時に登山開始。この時点で出発が予定より30分遅れだ。朝は涼しいというより寒い、レインジャケットを着る。
慌ててたのだろうか、登山計画用意してきたのに5合目にあるというポストに入れ忘れた。もしもの時は家にも目の付くところに計画書は置いてきてある。
道中山開き前でトイレはないので開いている5合目のトイレで用を済ます。
最初はゆっくりゆっくりなのだが、あまりにもゆっくりすぎなdobi。
寝不足だと言う。酸素缶でこまめに吸入しているのだが、心臓がバクバクしていると言う。
登山中追い抜ける人はいないが、抜いていく人は多々。
そんな中追いついてきたおじいさんと井戸端会議。
その人の話を聞いていると、なんだか凄い話が。
世界の山を登ってる話やら富士山をもう1461回登ってるとか、帽子のツバに回数が縫ってある。あまりに雲の上の話で信じがたいというよりピンときてない。
富士で皇太子様、AKB48、増田明美など有名人と会った話。
そして懐からいろんな人と撮った写真が出てくる。エベレスト登った三浦雄一郎さんとツーショットなど。
そしてその人から名刺変わりなのか、ステッカーを頂いて別れた。
いや、その後ついていこうとしたのだがついていけるペースでなかったので諦めたと言うのが本当のところだが(汗。
後から調べたのだが実川欣伸さんという有名な登山家だそうだ。
御歳70歳、きっとこの先、三浦雄一郎さんを抜いてエベレスト最年長となる人に違いない。
新7合目に着いた頃にはdobiはベンチに寝転んでダウン状態だ。少し寝ると言う。上から布団代わりにオールウェザーブランケットを頭から掛けてやった。
それだけでも暖かいそうだ、でも見た目はまるで遺体のようだ・・・。
その状態を見てもう無理でこの後下山をしようと思っていた。
暫く寝かせておいた後、少しでも回復をと思いドライフルーツを与えたところ元気が出てきたようだ。
再び登り8合目に着いたと思いきや、元祖7合目・・_l ̄l○
だんだん道も溶岩石の険しい道となってきた。
既に私自身未知なる領域の3000M越えだ。高山病対策をしたにもかかわらず、心肺バクバクで少し頭痛もしてきた。
8合目到着。機動力を得る為、おにぎりとラーメンを作り食する。
下界は雲で塞がれ見えないが、雲の動きが早く時々隙間からみえる事がある。
高度感はあるのだが、車のある駐車場は真下というべきか角度がきついので近くに感じる。
再び登り9合目。この頃にはdobiは復活しもう大丈夫だと言う、単なる寝不足だった?、だが今度は私の方が駄目みたい。
次の10合目が上に見える、近くに見えるのだが、なかなか距離が狭まらない。
少し進んでは立ち止まるが多くなってきた。
やっと10合目着いたと思ったら、9合5勺・・・_l ̄l○
途中拾ったごみ、空き缶や泥水を含んだタオルなどが、ずっしりと重く感じる。
下りで拾うべきだったかとちょっと思った。
1箇所登山道にも積雪の箇所があったが、5M程でしたし解けかけている雪なので無問題。
なんとか富士宮口頂上に着いた時には12時半、鳥居から西を見ると富士観測所のある剣ヶ峰が見える。剣ヶ峰への道は馬の背という急なところを登って行くのだが、雪もなく整地されてるのだが、心肺苦しくて駆け上がるなんて事はできない。
13時に日本最高点の剣ヶ峰に到着!。
なんだか達成感がいっぱい(泣いてないよ?)
予定では5時間で来るはずが、8時間かかってる。
剣ヶ峰からは火口しか見えなくて下界方面は観測所で塞がれていて眺望は望めない。ちょっと戻った馬の背から見るのが一番高所から見れる下界かな。
ゆっくりしてられないので、一通り記念撮影をしたら、さっそく下山。
きっとこの富士宮口コースの下山が一番きついんじゃないかと思う。
急勾配で岩ゴロゴロを足場を探しながらの下山は、膝にきました。
情けない事に回収したゴミ袋をdobiにお願いした。
それでも下山はdobiの方が早い、置いていかれます。
2,3滑って転んだぞ。あまりにきついので、途中ブル道を行く。遠回りになるが砂走りができ、膝に優しくたとえ転んでも痛くなさそう。
ま、シーズンオフで殆どブル来ないから、使えたのだろうけど・・。
下山したら高山病もよくなると聞いたが、頭痛はなかなか治らない。
途中、頭痛が酷くて休憩したが4時間半程度で駐車場まで帰ってこれた。
結果往復12時間あまりの山行でした。
登った日は、富士山は懲り懲りでもう登らないだろうと思った。
「一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」
マトを得ていると思った。
だけど、日数が経ち夜景と日の出もいいよと人に言われたり、樹林地帯から始まる須走ルート、はたまた1合目からチャレンジするコースとか見ていたら、二度登る馬鹿になるかも、という気がしてきたのは確かだ・・。
リーダー!やったねb
dobiさんもお疲れ様でした & お久しぶりです
山頂は晴れててよかったですね 雲海がとても綺麗です
富士山や他の山の話を聞かせてくださいね!
またご一緒できる事を楽しみにしてます (^人^)
ありがとうございます。
3000M級は大変でした(^^;;
いつも山頂の見えない登山が多いのですが、見上げる位置にあるゴールがこんなに遠く感じた山行は初めてでした。標高3200Mからあと猿投山分登れば山頂だと思ったが、標高高い位置からの登りは心拍が間に合わず足が前に出ません。
高度順応は出来たとは言えませんでしたが、低山と違い涼しい山行でした。
また行けそうでしたらメールでも飛ばしてやってください。
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