雄山~山崎カール~タンボ平
- GPS
- 07:43
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 937m
- 下り
- 1,503m
コースタイム
天候 | 快晴のちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス | 雷鳥荘宿泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雄山の登りは要アイゼン |
写真
感想
立山2日目は雷鳥荘からスタート。
早朝はガスがかかっていたが、日が昇るにつれてガスが取れていき、行動開始時には快晴となった。
この日の予定はまず浄土山に登ろうと考えていたが、歩き出して雪質の良さを感じて行程を急遽変更、朝一の雪を味わうべく雷鳥荘から雷鳥沢キャンプ場に滑走した。
結果は、前日と打って変わって極上のフィルムクラストを味わうことができた。
雷鳥沢からは一の越に向かうハイクを開始。県警の雪上車が踏み固めた道を歩いて行く。途中から一の越に向かうところもトレースがばっちりついていた。一の越に近づくにつれて風が強くなっていき、雪もだんだん硬くなり、最後の数mはガチガチとなり、スキーアイゼンをしていないと全くシールが噛まず転倒、やむなくツボ足で一の越に到達した。
一の越から雄山まではシートラで登行。ファットスキーを担いでの急登はキツい、、
風も収まってくる予報だったが、その気配はなく強い風をひたすら受け続けながら登っていった。
雄山の頂上でも爆風を受ける。小一時間待ったが収まる気配ないので、山崎カールへドロップして行く。スキーであれば、頂上からなんとか板を履いて取り付きの所まで進むことができた。強風も相待って、とても緊張感ある瞬間だった。
ドロップしてからとカチカチ斜面を慎重に下っていく。
2800過ぎたあたりから緩み始め、そこからは気持ちよいザラメ雪を滑ることができた、とても感慨深い瞬間だった。
そこから、タンボ平を滑ることにし、再び一の越を目指した。2回目の一の越の登りは、雪も緩んでおり、問題なくのぼれた。
東一の越までのトラバースは、2520あたりまでは板を履いていけた。そこさからはシートラで進む。
タンボ平の滑りだしも気持ちの良いザラメ、斜度もありとても楽しかった。
2200あたりからはひたすらデブリを越えていく。平になったあたりから黒部平駅に向けて最後の滑りを楽しんだ。
黒部湖までは雪がついているか不安だったのでら黒部平駅に登り返して山行を終えた。
初日はほぼ雪の大谷観光と買ったが、二日目は最高の雪と、夏に来た時から滑ってみたかった山崎カールを滑ることができて、とても充実した山行となった。
立山の楽しさと奥深かさを感じた2日間だった。まだまだ滑っていない斜面もあるため、また何度も来てみたいと思っている。
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