朝日連峰 日暮沢から周回
- GPS
- 09:49
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,853m
- 下り
- 1,852m
コースタイム
07:30 ゴロビツの水場
08:22 清太岩山
08:48 ユーフン山
09:23 竜門山分岐
09:33 竜門小屋〜09:50
10:49 西朝日岳
11:44 大朝日避難小屋〜12:02
12:13 大朝日岳〜12:40
12:50 大朝日避難小屋〜13:05
13:17 銀玉水
13:50 小朝日岳分岐
14:21 古寺山
14:53 ハナヌキ分岐
16:02 林道終点
16:17 日暮沢小屋到着
天候 | 晴れ 風弱い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日暮沢小屋の前にがんばって10台くらいでしょうか。 林道を最後まで進むとここにも駐車場があります。 こちらはもう少し停められそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 残雪は竜門山への登り、銀玉水のあたりにまだあります。 竜門山の残雪はステップがないので心配な方はアイゼンを。 |
写真
感想
今季の登山も8回目。
今回は日暮沢からの周回コース。
涼しい時季を選べばよかったけれど、そうなると
日没まで戻ってこられるかが心配。
ということで日の長いこの時季に挑戦することに。
日暮沢までの林道を進み小屋に到着。
この林道、すごいフラット。定期的に重機で均していたりするのかな?
こんなに走りやすい道は初めて。
小屋前の駐車場では年輩の方が準備をしていた。
話をすると、なんと狐穴小屋の管理人さんだった。
週末に向けてこれから入山するようだ。
自分も準備をして管理人さんのしばらく後に出発。
するとすぐに急登。
10分もしないうちに汗ばみはじめて、あっという間に汗だく・・・。
なかなかしんどい登山になりそうだと登っていく。
途中、管理人さんを追い越すときにここから先は楽になるよと
言われたものの、急登は続く。
どうやら"少しは"楽になるよ、だったみたいだ。
自分ではペースを抑えて登っていたつもりだったが、この登りの
長さに対してはまだ早すぎたようで脚が疲れ始める。
汗をかきながら、急登をどんどん登っちゃう人ってすごいなぁ、
有名な急登はどんなにハードなんだろう?
ここの登りはへなちょこレベルなんだろうか?
飯豊のダイグラ尾根なんて全く歯が立たないだろうなぁ。
なんて考えてながら登る。
こんなことを考えるものだから高度は上がるけれど、
気分は下降気味・・・。
いけない、いけないと気を取り直して登っていくと
頭上に空が見えてきた。稜線までもうすぐかな。
残雪の斜面を登りきると視界が開け、遠くには雲海が広がっていた。
かたちは崩れかげんだったけどいい景色だった。
残雪の上でクールダウンをして先に進む。
清太岩山はかなりごつごつしていると思いきや山頂が石なだけだった。
ちょっと拍子抜け。
ここまで2時間。やはりペースが速すぎた。この後ずるずると遅く
ならないか心配。
標識がなくよくわからなかったユーフン山を過ぎ、竜門山の登りへ。
竜門小屋に行く巻き道はないかなと探すもどうやらなさそう。
竜門山についている残雪をトラバースすればいけそうだけど・・・。
ここは素直に登っていく。
竜門小屋の外で休憩。
ここで初めて持参したトマトジュースを飲んでみる。
塩分入りだから良いだろうなと思って持ってきたものの。
紙パックは失敗だった。一度に200mlは多すぎた。
つぎはペットボトルだね。
大朝日岳へ向かうとここからいよいよ脚がつらい。
膝もおかしくなってきた。完全に張り切りすぎ・・・。
長めの休憩をいれ、歩いていき西朝日岳に到着。
周りはガスでよく見えない。今日は眺望は期待できなそう。
そのまま進むとガスの中からやっと大朝日岳と小屋が見えてきた。
小屋に早く着きたいけれど最後の何ともない登りが・・・。
何度も立ち止まりながらやっとのことで小屋にたどり着いた。
外のベンチに座り休憩。おにぎりを食べる。
見上げると青空に入道雲。緑に茂った草の色。青白緑が鮮やかに
目に飛び込んでくる。
夏の山のひとコマを見たような感じ。
その後山頂へ登るもののやはり眺めは思わしくない。
天気予報は午後から下り坂だったのであきらめて下山する。
ここでいよいよ膝が痛くなってきた。
平地は大丈夫だけれど、下りがしんどい。
途中前回は雪の下であった銀玉水に立ち寄る。
冷たい水で気合を入れ先へと進む。
小朝日岳は、う〜ん。今回はパス。
トラバースをして下っていく。
ここから先、膝にやさしい残雪を期待していたものの残念ながら
なくなっていた。
休み休み行くといつ着くかわからないし休んだところで痛みが
なくなるわけもないので、痛みから早く解放される方を選んで
出来るだけ下るようにする。
けっこうな段差もある道を進みハナヌキ分岐へ到着。
ここから林道に出るまでは急な下りになるようだ。
下るたびに膝は痛むものの幸いなことに自分が覚悟していた
よりは緩やかなくだりだった。
やっと林道に到着。あれっ、竜門の滝は?
どうやら通り過ぎてしまったようだ・・・。
戻る気分にもなれないのでそのまま平地を歩く。
膝痛から解放されたので、さっと歩いて日暮沢小屋に到着。
予定時間よりは早く着いたものの、前半のオーバーペースが
仇となり後半は修行となった山行でありました。
もう少しゆっくりあるく歩く勉強をしないといけません。
花を見ながら歩いていくのがちょうどいいのかな。
そんな反省と筋肉痛と膝痛という余韻を残して
今回のマウンテンチャレンジは終了であります。
大朝日の避難小屋前でお話させていただいたzerryです。
Webberさんだったんですね。
プロフィールに”秋田出身”とあったので確信しました
先日は長丁場の1日、お疲れ様でした。
午後からはあいにくの曇り空になってしまいましたが、 朝は同じ雲海を僕は古寺山から見ていました。
季節を変えてまたお越しくださいませ!
先日はありがとうございました。
まさかzerryさんにお会いするとは!
びっくりです
雲海きれいでしたね。
ガスで山々の眺めはいまいちでしたが、
あれと花々を見れたので満足です。
今回の距離は未知の領域だったので
いろいろと勉強になるところがありました。
次は紅葉の時季がおすすめでしょうか?
そこではバテない登山をしたいと思って
います
次にお会いしたときは、朝日連峰の事を
いろいろと教えてください。
よろしくお願いします。
日暮沢からの周回、お疲れ様でした。
日帰りでは厳しいロングコースですが、完登おみごとです
ヒメサユリも咲き始めてますね
散ってしまう前に、私も一度訪れたいところです。
竜門の滝、私もよく見逃します^^;
沢側に目印の木札があるのですが、小さい目印なので見落としやすいのです。
また、滝を見るには残置ザイルで急な斜面を下らなければならないので、周回で疲れた後で行くには大変かも。
竜門の滝が御目当ての場合は、逆回りがオススメです。
次回の朝日連峰は中ツル尾根コースなんて如何かな?
こちらコースの周回は、体力的には日暮れ沢周回とほぼ同じ。
(ピストンだったら、もっと楽)
序盤は沢沿いの道が続きますので、今回とはまた違った「朝日の沢景色」を満喫できるコースだと思います
Luskeさん、こんばんは。
秋に登るつもりが、行ってしまいました~!
稜線に出るまでで疲れてしまったので、まだまだ
修行が足りませんね
竜門の滝、下りは足元ばかり見ていたので
看板を見逃しました。
ちょっと心残りではあります。
中ツル尾根周回コースは平岩山を通る
ルートにすれば良いのでしょうか?
秋に登れば気温の分だけ楽に登れそうかも
今回はヒメサユリもその一つなのですが、
知識のなかった花の名前もいくつかわかりました。
まだつぼみが多かったので、Luskeさんが登る頃は
見頃になっているかもしれませんね
名前を知っていると楽しみが広がるなぁと気がついた
山登りでもありました。
中ツル尾根周回は、平岩山よりも小朝日岳経由の方がオススメです。
平岩山側も良い登山道ではあるのですが、やや距離が長く、水場が少々不便です。
(涸れる可能性も高し)
それに比べると小朝日岳経由での下山の方が、途中に鳥原小屋もあるので安心できます。
尾根の眺望も、小朝日岳側のルートの方が優れる気がしますので、
どちらを選ぶか、と言われれば私は小朝日岳側を選びます。
でも、Webberさんは大朝日〜小朝日岳間は、もう2回歩いてますよね^^;
さすがに3回は飽きるかもしれないので、そういう観点では平岩山側も良いですね。
その際は、足元に御注意を!
上倉山周辺の樹林帯には大ナメクジが多いので><
無害な生き物ですが、道のあちこちに居るとぞっとします
Luskeさん、こんばんは。
なるほど眺望では小朝日岳の方がいいのですね。
小朝日岳山頂直下からの眺めはよかったので
また登りたいと思っていました。
大ナメクジですか…。
梅雨の今時期は大活躍でしょうね
新しいルートとなると竜門小屋より向こう側も
気になります。
朝日連峰、広すぎです
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