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Yamareco

記録ID: 3163743
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

野塚岳西峰〜本峰

2021年05月04日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.3km
登り
996m
下り
998m

コースタイム

日帰り
山行
5:29
休憩
0:43
合計
6:12
9:15
0:00
100
主稜線
10:55
11:08
32
11:40
12:10
122
14:12
能塚トンネル駐車場(十勝側)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
お馴染み?野塚トンネル十勝側より。
早朝の雨が嘘のように晴れ上がっていた。
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お馴染み?野塚トンネル十勝側より。
早朝の雨が嘘のように晴れ上がっていた。
トヨニ岳方面への取り付きの沢はまだしっかり雪が繋がっていた。
今回もこの沢を詰めて主稜線に上がる。
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トヨニ岳方面への取り付きの沢はまだしっかり雪が繋がっていた。
今回もこの沢を詰めて主稜線に上がる。
さすがに5月にもなると雪は腐ってシャーベットのよう。
ただ、水の流れる音も聞こえてこないので雪渓の厚みはまだそこそこあるようだ。
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さすがに5月にもなると雪は腐ってシャーベットのよう。
ただ、水の流れる音も聞こえてこないので雪渓の厚みはまだそこそこあるようだ。
750m二股を右へ。
ピリカ日帰りしたときは暗闇で気づかず左に行ってしまったのだった。
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750m二股を右へ。
ピリカ日帰りしたときは暗闇で気づかず左に行ってしまったのだった。
上部の開けた所はさすがに雪が浅く、時折アイゼンが地面に当たった。
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上部の開けた所はさすがに雪が浅く、時折アイゼンが地面に当たった。
1時間15分で主稜線に出た。
稜線上はまだ締まった雪が残っていて、アイゼンで快適に歩ける。
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1時間15分で主稜線に出た。
稜線上はまだ締まった雪が残っていて、アイゼンで快適に歩ける。
今回は行かないけど・・・何度見てもかっこいいトヨニ岳。
思ったより雪解けは進んでいないように見える。
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今回は行かないけど・・・何度見てもかっこいいトヨニ岳。
思ったより雪解けは進んでいないように見える。
まずは・1151へ。この先が未踏の区間だった。
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まずは・1151へ。この先が未踏の区間だった。
・1151から主稜線を野塚岳に向かって南進。
岩場が3つほど連続して出てくるが、雪も解けていて越えるのは難しくない。
・1151から主稜線を野塚岳に向かって南進。
岩場が3つほど連続して出てくるが、雪も解けていて越えるのは難しくない。
岩場を越えてトヨニ岳方向を振り返る。
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岩場を越えてトヨニ岳方向を振り返る。
天馬街道が遥か下に・・・
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天馬街道が遥か下に・・・
野塚岳が間近になってきた。中央が本峰、右が西峰。
晴天の稜線歩きはとても気持ち良い。
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野塚岳が間近になってきた。中央が本峰、右が西峰。
晴天の稜線歩きはとても気持ち良い。
野塚岳西峰(1331m)に到着。
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野塚岳西峰(1331m)に到着。
西峰〜本峰間のコルは南側が切れ落ちている。右側に寄らないように注意して通過した。
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西峰〜本峰間のコルは南側が切れ落ちている。右側に寄らないように注意して通過した。
ポン三の沢を見下ろす。もう少し雪が多ければコルから沢を下ったほうが早いかもしれない。
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ポン三の沢を見下ろす。もう少し雪が多ければコルから沢を下ったほうが早いかもしれない。
登り返して、野塚岳本峰(1353m)到着。
頂上部だけ雪がなくなって地面が出ていた。風も弱く、暖かい。
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登り返して、野塚岳本峰(1353m)到着。
頂上部だけ雪がなくなって地面が出ていた。風も弱く、暖かい。
オムシャヌプリ〜十勝岳〜楽古岳。
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オムシャヌプリ〜十勝岳〜楽古岳。
辿ってきた西峰方向。
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辿ってきた西峰方向。
トヨニ南峰と北峰、右奥にはカチポロ?北日高の山までよく見えた。
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トヨニ南峰と北峰、右奥にはカチポロ?北日高の山までよく見えた。
頂上で昼寝していたらオムシャに行くのも面倒になってしまった。。
下山へ。
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頂上で昼寝していたらオムシャに行くのも面倒になってしまった。。
下山へ。
北に延びる尾根を辿り、・1223まで下りてきた。
雪は一段と腐ってきて、ワカンを付けてもズボズボ埋まる。
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北に延びる尾根を辿り、・1223まで下りてきた。
雪は一段と腐ってきて、ワカンを付けてもズボズボ埋まる。
苦戦しているうちに雪は浅くなり、・1147へ。
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苦戦しているうちに雪は浅くなり、・1147へ。
・1147から野塚トンネルに降りる尾根も雪は少ない。
・1147から野塚トンネルに降りる尾根も雪は少ない。
ほとんど雪のない所もあったが、尾根上には踏み跡があって無雪期でも行けそうだ。
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ほとんど雪のない所もあったが、尾根上には踏み跡があって無雪期でも行けそうだ。
雪を繋いで北寄りに下りていたら行き詰ってしまった。
雪崩防止のために最近設置されたものだと思う。存在を忘れていた・・・。
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雪を繋いで北寄りに下りていたら行き詰ってしまった。
雪崩防止のために最近設置されたものだと思う。存在を忘れていた・・・。
笹藪を漕ぎつつトンネルの上に帰還。
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笹藪を漕ぎつつトンネルの上に帰還。

感想

北海道百名山の次にやりたいことは色々あるのだが、そのうちの一つが日高山脈の主稜線縦走。椎空知山〜襟裳岬までを歩き通したい。一気に行くとなると1か月近い期間が必要になるので、分割で少しずつ繋いでいきたい。気力、体力が続いたとしても、あと5年くらいはかかりそうだ。
稜線の大部分には整備された道は無いので、なるべく積雪期に進めておきたい。そんなわけで今回は野塚岳の北側の未踏区間を周回ルートで繋ぐことにした。

さすがに5月の南日高は雪解けが進んでいて、尾根で取り付くのは難しい時期。しかし、幸いなことにトヨニ岳方面への沢地形はまだしっかり雪が残っていて、ポン三の沢を渡るスノーブリッジも分厚かった。主稜線まではすんなりと上がれた。

稜線上もまだ十分に雪が残っていて、これといって難しい所も無かった。風も弱く、晴天の中で気持ち良い稜線歩きを楽しむことができた。野塚岳からは余裕があればオムシャヌプリまでの往復もしようかと思っていたのだが、出発が遅かったし、雪も腐ってきたし、野塚岳で昼寝していたらどうでもよくなってしまった・・・。


主稜線まで1時間ちょいで上がれる天馬街道は偉大だなぁと改めて思った。仮に静内中札内線が開通し、通年通行できたら日高の登山環境はどう変わっていたんだろう。カムエク、1823、コイカクあたりが夏も冬も日帰りで簡単に登れる山になっていたりして・・・。

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