残雪求めて扇ノ山 （ふるさと兵庫100山）

2021年05月09日(日) [日帰り]

• GPS: 04:10
• 距離: 7.4km
• 登り: 382m
• 下り: 376m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:32
• 休憩: 1:38
• 合計: 4:10

距離 7.4km 登り 383m 下り 385m

9:46 水とのふれあい広場
10:45 大ズッコ
11:09 12:47 扇ノ山
13:05 大ズッコ
13:54 河合谷登山口
13:56 ゴール地点

天候

ガスのち曇りのち下山後は晴れ (-_-)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水とのふれあい広場前駐車スペース

コース状況／危険箇所等

素晴らしいブナ林。とても良い道。昔は道が無かったことが信じられません
熊出没注意！　熊鈴必携（効果あるかどうかは不明）

その他周辺情報

霧ヶ滝、雨滝、シワガラの滝、さじアストロパークなどステキなスポットが周辺にあるようですが、今回は直行直帰。コロナ禍が収まればゆっくり回ってみたいです。

写真

5/9 9:43

河合谷放牧場辺りから霧に包まれ始め、駐車場に着いた時にはガッスガス。先客2台でしたが車内で晴れ待ちしていたら後続車がどんどん到着。ほぼ満車状態になりました

5/9 9:47

昼前から晴れるとの天気予報に30分ほど車内で様子を見るもガスは晴れない。あきらめて出発！

5/9 9:53

頼りになる奴は北海道山行のために購入した熊よけスプレー。使うことがありませんように...

5/9 10:15

霧のブナ林。森の精霊が出てきそうな雰囲気。間違っても熊が出てきませんように...などと考えながら、晴れ待ちの時間稼ぎでゆるゆる歩きます

5/9 10:16

ブナの幹は気まぐれ。あちこちに芸術作品が立ち並びます

5/9 10:22

一条の木道が絵になる

5/9 10:32

標高1200m辺りに残雪が現れました

5/9 10:38

山らしい急階段を登ると、

5/9 10:44

気になっていた「大ズッコ」付近。道標があるのみでした

5/9 10:51

一旦50mほど下り、

5/9 10:56

再び残雪に埋もれた道を登ります

5/9 11:04

途中の展望台。晴れた日には大山が見えるとか...当然、今日は何も見えません

5/9 11:09

目の前に山頂の避難小屋が見えてきました

5/9 11:09

先客は2パーティ。小屋にも何名かおられました

5/9 11:10

何はともあれ三角点タッチ。二等三角点（点名：扇ノ山 1309.97m）

5/9 11:15

BEER（ノンアルですが）が美味しい時期になりました

5/9 11:29

続いて小屋をバックに自撮り。晴れ待ちの時間を持てあまし昼寝を試みるも眠れない

5/9 11:57

晴れろ！晴れろ！念じます...

5/9 12:00

お隣のパーティはデザートタイムで盛り上がっています。こちらはおやつを車内に忘れひたすら晴れ待ち

5/9 12:25

山頂にあるオオカメノキ

5/9 12:29

遠くの山影がうっすら見えましたが、それが氷ノ山なのか同定出来ず

5/9 12:29

その写真を画像処理で強調してみましたが、あれが氷ノ山なのか？やっぱり同定出来ません

5/9 12:40

暇なので小屋2Fに上がってみました（土足禁止）

5/9 12:35

2Fからの眺め。晴れてればきっと良い眺め

5/9 12:35

壁に掛かっていた絵。氷ノ山、こんな感じで見えるんだ。山頂に着いてから1時間半が過ぎ、これ以上待つことも出来ず下山開始することに

5/9 13:01

下り道は霧が晴れ、木々の緑が輝き始めました

5/9 13:14

残雪地帯通過

5/9 13:22

勝手にモデルになってもらいました

5/9 13:25

タムシバはまだ見ごろ

5/9 13:30

この森の主と思える杉の大木に出会い、パワーをもらいます

5/9 13:30

たくましいです

5/9 13:35

一面に広がる見事なブナ林。これを見れただけでも3時間掛けて来た甲斐がありました

5/9 13:41

オオカメノキが満開でした

5/9 13:56

1時間余りで下山。登山口までは遠いですが、山頂まではお手軽でるな山でした

5/9 14:02

水とのふれあい広場にはベンチやテーブルがあり、登山後のくつろぎタイムにも良さそうでした

5/9 14:14

山あるある。下山後の青空。山頂は今もガスに包まれ視界がないと信じたい...

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

熊鈴 熊避けスプレー（使用せず）

感想

Ham⭐

「ふるさと兵庫100山」ではあるけれど兵庫県に山頂がない山。昔は道がなく積雪期以外では山頂を踏むことが困難だった山。加藤文太郎氏が「兵庫立山」と呼んで愛着を持っていた山。熊が出現する山。私にとって扇ノ山は遠い存在でした。
そんな山が登山対象となったのは、近くまで林道が通じ車で行けて簡単に登れる山だとヤマレコで知ったからです。きっと故加藤文太郎氏や故多田繁次氏はこの事態を嘆いていることでしょう。
でもお気楽ハイカーにとっては渡りに舟（この表現おかしいか？）で、未だ雪が残ってるし林道も開通しているという情報を得て、はやる心を抑えきれず、肉離れ回復状態90%ですが行ってまいりました。
行き帰りに7時間をかけ、歩行時間はたった2時間半。晴れ待ち時間が2時間でしたが、一面にブナ原生林が広がるなだらかな山稜はこの山ならではの魅力を感じました。
山頂でお話しした地元の方によれば、例年のGWはもっと雪が沢山残っているそうです。そんな時期に再訪出来たらいいなと思いました。その時には今回見ることが出来なかった大山や氷ノ山を見たいものです。