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Yamareco

記録ID: 317635
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

【花メイン】今年も白馬岳へ♪(クレバスの大雪渓日帰り)

2013年07月06日(土) [日帰り]
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kiyopon その他1人
GPS
--:--
距離
9.2km
登り
1,526m
下り
1,526m

コースタイム

4:50 猿倉
5:50 白馬尻
7:50 雪渓上部
8:47 小雪渓
10:00 頂上宿舎
10:20 白馬山荘
10:55 白馬岳山頂
11:05 白馬山荘
11:40 発
12:00 頂上宿舎
15:00 白馬尻
16:40 猿倉

※ルートは手書きです。
※お花の多い区間は写真等で行動時間が異常に長くなります。
天候 曇り。
雪渓上部からガスの中に入り強風。
夕方登山口手前で雨となりました。
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉登山口に駐車。
夜中着、車中泊です。
コース状況/
危険箇所等
○大雪渓
前半にクレバスが多数出来ています。
特に3〜4箇所は幅が広く通行には要注意です!
マーカーよりポールやトラロープを頼りに慎重に通過する必要があります。
後半にも1箇所大きな溝ができており、マーカーに沿って右に大きく巻いて通過します。
また、歩いた日は落石多く、登山者付近まで迫るものもあり前方や周囲にも気を配る必要があります。

○小雪渓
ステップは切ってあります。
早い時間だと滑りやすいので軽アイゼン以上の装備が望ましいと思います。

○稜線〜山頂
雪はありません。

※7/6現在の情報です
朝、猿倉を出発します。
4時出発予定が寝坊して5時前出発;
朝、猿倉を出発します。
4時出発予定が寝坊して5時前出発;
1時間ほどは未舗装の林道歩き。タニウツギが満開でした
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1時間ほどは未舗装の林道歩き。タニウツギが満開でした
存在感のある大きなキヌガサソウの花。
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存在感のある大きなキヌガサソウの花。
花火のようなミヤマカラマツ。あちらこちらに。
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花火のようなミヤマカラマツ。あちらこちらに。
サンカヨウも雪解け箇所から次々と咲きだしています
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サンカヨウも雪解け箇所から次々と咲きだしています
白馬尻からは雪渓歩きです
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白馬尻からは雪渓歩きです
マーカーに沿って進んでいきますが
マーカーに沿って進んでいきますが
すぐにクレバスにぶつかります。
細いけど底が見えないくらい深いです。
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すぐにクレバスにぶつかります。
細いけど底が見えないくらい深いです。
大きな切れ目。落ちないように注意して歩きます。
大きな切れ目。落ちないように注意して歩きます。
朝はガスがかかっておらず落石や道の状況など周りに気を配りながら歩けました。
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朝はガスがかかっておらず落石や道の状況など周りに気を配りながら歩けました。
最上部にも大きなクレバスがありマーカーに沿って右に巻いて通過します。
最上部にも大きなクレバスがありマーカーに沿って右に巻いて通過します。
雪渓上部にはふきのとう!
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雪渓上部にはふきのとう!
登りきるとそこは高山植物の楽園。とは言えまだ咲き始めが多いです。すぐに咲きたてのウルップソウを見ることができます〜♪
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登りきるとそこは高山植物の楽園。とは言えまだ咲き始めが多いです。すぐに咲きたてのウルップソウを見ることができます〜♪
シナノキンバイ。
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シナノキンバイ。
ハクサンイチゲ。大雪渓と。
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ハクサンイチゲ。大雪渓と。
ミヤマキンポウゲ。
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ミヤマキンポウゲ。
振り返ると高妻山に戸隠山。最近登りに行ってないな〜
振り返ると高妻山に戸隠山。最近登りに行ってないな〜
テガタチドリの蕾ですね。
テガタチドリの蕾ですね。
こちらも蕾。クロトウヒレンです。
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こちらも蕾。クロトウヒレンです。
咲き始めたシロウマオウギ。
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咲き始めたシロウマオウギ。
キバナノコマノツメ。
キバナノコマノツメ。
雪渓とイワオウギ(咲き始め)
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雪渓とイワオウギ(咲き始め)
シロウマアサツキの蕾ですね。
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シロウマアサツキの蕾ですね。
雪渓をバックにオオカサモチ。草丈も花も大きいのですぐ分かります。
雪渓をバックにオオカサモチ。草丈も花も大きいのですぐ分かります。
シナノキンバイの群生。
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シナノキンバイの群生。
ミヤマオダマキ。たくさん咲いていました。
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ミヤマオダマキ。たくさん咲いていました。
ウメハタザオかな〜
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ウメハタザオかな〜
小雪渓とミヤマオダマキ。花弁に黄緑色が入るタイプのようでした。綺麗。
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小雪渓とミヤマオダマキ。花弁に黄緑色が入るタイプのようでした。綺麗。
ベニバナイチゴ。あたりに群生しています。
ベニバナイチゴ。あたりに群生しています。
雪解け直後の場所はショウジョウバカマ。
雪解け直後の場所はショウジョウバカマ。
小雪渓を渡ります。ステップを切りなおしてくださっている方がいました。
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小雪渓を渡ります。ステップを切りなおしてくださっている方がいました。
しばらくは雪のない登山道ですが、多くで道は沢になっています。このあたりから強風になります。
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しばらくは雪のない登山道ですが、多くで道は沢になっています。このあたりから強風になります。
ミヤマクワガタ。もちろん昆虫ではなく花の方です。
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ミヤマクワガタ。もちろん昆虫ではなく花の方です。
ハゴロモグサ。地味ですが結構珍しかったように記憶しています
ハゴロモグサ。地味ですが結構珍しかったように記憶しています
ムシトリスミレの群生も。今年は各地で当たり年かな〜。
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ムシトリスミレの群生も。今年は各地で当たり年かな〜。
白馬頂上宿舎手前。ここのお花畑が一番きれいです。ハクサンイチゲにウルップソウ〜♪
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白馬頂上宿舎手前。ここのお花畑が一番きれいです。ハクサンイチゲにウルップソウ〜♪
ウルップソウがたくさん。
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ウルップソウがたくさん。
白と青が何とも涼しげ。(昨年もまったく同じこと書きましたが)
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白と青が何とも涼しげ。(昨年もまったく同じこと書きましたが)
ウルップソウ見頃です。
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ウルップソウ見頃です。
お花畑〜♪
岩場に咲くオヤマノエンドウ。
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岩場に咲くオヤマノエンドウ。
こちらはハクサンイチゲにシナノキンバイのお花畑。
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こちらはハクサンイチゲにシナノキンバイのお花畑。
オヤマノエンドウ。白花も見つけました!
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オヤマノエンドウ。白花も見つけました!
白馬山荘に到着。ひと休みしてレインウェア着用して山頂へ向かいます。
白馬山荘に到着。ひと休みしてレインウェア着用して山頂へ向かいます。
タカネツメクサの咲き始め。夏の稜線の代表種です。
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タカネツメクサの咲き始め。夏の稜線の代表種です。
こちらはチングルマ。もう終わり気味です。
こちらはチングルマ。もう終わり気味です。
ツクモグサとウルップソウのコラボ。残念ながら風でピンボケ気味です^^;
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ツクモグサとウルップソウのコラボ。残念ながら風でピンボケ気味です^^;
ツクモグサのアップ〜
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ツクモグサのアップ〜
強風に耐える雛たち。
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強風に耐える雛たち。
ハクサンイチゲとウルップソウのコラボ。
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ハクサンイチゲとウルップソウのコラボ。
岩場に咲くイワウメは見頃です。
岩場に咲くイワウメは見頃です。
山頂です。強風にガスで展望ゼロなので1分も滞在せずに引き返します。
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山頂です。強風にガスで展望ゼロなので1分も滞在せずに引き返します。
再び山荘。ストーブを前にほっと一息。
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再び山荘。ストーブを前にほっと一息。
帰りもお花見全開!ウルップソウはあちらこちらで咲き乱れています。
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帰りもお花見全開!ウルップソウはあちらこちらで咲き乱れています。
咲きたてのツクモグサもありましたー!
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咲きたてのツクモグサもありましたー!
ミヤマキンバイ。
ミヤマキンバイ。
チシマアマナ。
イワベンケイとウルップソウ。黄色に青。
イワベンケイとウルップソウ。黄色に青。
見頃のウルップソウをペアで。
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見頃のウルップソウをペアで。
イワカガミ。
ミヤマタネツケバナ。
ミヤマタネツケバナ。
ミヤマクロユリを遠望。
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ミヤマクロユリを遠望。
タカネアオヤギソウにミヤマシオガマのピンク。
タカネアオヤギソウにミヤマシオガマのピンク。
地味〜な花も。ミヤマハンノキが見頃です。
地味〜な花も。ミヤマハンノキが見頃です。
再び雪渓へ。小雪渓の真ん中あたりから見下ろします。
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再び雪渓へ。小雪渓の真ん中あたりから見下ろします。
真下から小雪渓。小雪渓は急傾斜のトラバースです。今年?3件ほど滑落があったそうで要注意です。
真下から小雪渓。小雪渓は急傾斜のトラバースです。今年?3件ほど滑落があったそうで要注意です。
再びハクサンイチゲ。ガスをバックにしたらよい雰囲気で映ってくれました♪
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再びハクサンイチゲ。ガスをバックにしたらよい雰囲気で映ってくれました♪
クレバスの危険個所まで戻ってきました。トラロープを頼りに進みます。クレバスのすぐ脇・・
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クレバスの危険個所まで戻ってきました。トラロープを頼りに進みます。クレバスのすぐ脇・・
ジャンプして越えましたが、これは左岸から巻いた方が良さそう。
ジャンプして越えましたが、これは左岸から巻いた方が良さそう。
マーカーは当てにならず。ポールとトラロープとバツ印を頼りにします。
マーカーは当てにならず。ポールとトラロープとバツ印を頼りにします。
半分くらいは跨いで越えられる程度。
半分くらいは跨いで越えられる程度。
ガスの流れる雪渓下部へ。
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ガスの流れる雪渓下部へ。
無事に白馬尻へと戻ってきました。ここからはのんびりお花見歩き。ノーストップで通過してしまいがちですが、実に多くの花が咲いています。
無事に白馬尻へと戻ってきました。ここからはのんびりお花見歩き。ノーストップで通過してしまいがちですが、実に多くの花が咲いています。
ヒロハカツラの葉の縁に水滴。
ヒロハカツラの葉の縁に水滴。
コミヤマカタバミ。
コミヤマカタバミ。
ニリンソウ。
エンレイソウ。
シラネアオイも。
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シラネアオイも。
コケイラン。
モミジカラマツの咲き始め。
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モミジカラマツの咲き始め。
オオバタケシマラン。
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オオバタケシマラン。
ズダヤクシュ。
ヒロハユキザサ。
ヒロハユキザサ。
再び大きなキヌガサソウの花。
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再び大きなキヌガサソウの花。
オオバミゾホオズキ。
オオバミゾホオズキ。
ネバリノギラン。
ネバリノギラン。
ヤグルマソウ。
オニシモツケ。
ギンリョウソウのトリオ。
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ギンリョウソウのトリオ。
ヤマアジサイを見て無事に猿倉へ戻りました。
ヤマアジサイを見て無事に猿倉へ戻りました。
帰りは八方温泉へ。土砂降りだったので露天は諦めました。
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帰りは八方温泉へ。土砂降りだったので露天は諦めました。

感想

今年も7月上旬に白馬岳へ歩きに行ってきました。
今回は嫁さんを連れてなので日帰りできるか心配でしたが暗くなる前には余裕をもって帰ってくることができました。

大雪渓は昨年に比べ雪が多く、白馬尻の下も雪渓が残っています。
また、今年は春の乾燥傾向から一変。梅雨時期の多雨により、至る所で雪渓が割れてクレバスができています。
登りは何ともないクレバスも下りは少し緊張しました。
クレバスは登山道上のもので幅50cm〜1mほどでしたが、今後の天候によって
さらに広がる可能性もあるので、念のため入山前には小屋の方などに登山道の状況を確認した方が良いと思いました。

高山植物は咲き始め!
7月も連休以降は開花が進み、見頃のものと終わりのものが混在してしまうので、どうしてもこの時期に見にいきたい気持ちが雪残る山へ足を向かわせます。
今回もウルップソウやハクサンイチゲ、ツクモグサ(後半)をはじめ、多くのお花達に出会うことができました。

天気はイマイチでしたが、それに勝る花!
好きな山なのでどうしても何度も訪れたくなります。
また秋に再訪すると思います。

翌日は尾瀬ヶ原〜至仏山へやはりお花見歩き♪

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コメント

はじめまして♪
同じ日に白馬岳へ行ってました^^

kiyoponさんのお花のレコ素晴らしいですね
私、見落としてたお花たくさんあり過ぎです
ギンリョウソウ見たかったなぁ〜〜coldsweats01
2013/7/9 22:32
kazumi_hiさん、こんばんわ
はじめまして♪

レコ拝見しました。
ひょっとしたら白馬山荘あたりで出会っていたかもしれませんね。ちょっとうろ覚えです;
クレバスに稜線の強風、凄かったですね〜

この時期は様々なお花が咲き始めるので見落とさないようゆっくり歩きました
ギンリョウソウは林道脇の登山道に入って猿倉山荘までの間に咲いていましたよ

コメントありがとうございました
2013/7/9 23:13
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