【非易作戦】飯士山【丁36.1】
- GPS
- 06:07
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩原スキー場から入山して良いのかどうなのか。スキー場管理者はスキー場に立ち入っての入山を禁止している。おそらく、リフトに乗って上れということなのだろう。 神弁ルートは急登、藪、痩せた岩尾根。雪国らしい荒々しさ。 |
写真
感想
関東はまだ梅雨入りしていないが、早くも長雨の季節に入ったような感がある。
そんな中で、1回でも山行の好機を逃したら、次にはいつできることになるかわからない。
山行できる機会は確実に活かすべく、週間天気予報を眺めていると、この週末は関東は曇りだが新潟は晴れ、その翌週は全般的に曇りということで、次の週末に出かけられないだろうことから若干遠出をすることとした。
今は、山行を実施するに当たり、留意しなければならないことも多いが、東京近郊の山々に遠出を諦めた首都圏民が大量に押し寄せることは想像に難くないことで、それを避けるためにも甲信越地域のプレゼンスを今後高めていくこととなるだろう。
【本山行で気になったこと】
ヤマケイなど見ていると代表的な登山口、登山道として、岩原スキー場が挙げられており、実際にヤマプラなどを見ても多数の軌跡がスキー場から山頂まで延びている。
しかるに、スキー場には以下のような掲示がされている。
・岩原スキー場の運営を行っている(株)ライフスタイルサービスの掲示
「これより先は、弊社の管理区域となっていますため入山を禁止させていただきます。
勝手に入山されましての事故や怪我、物損につきましては一切責任を負いかねますので、予めご了承ください。」
・湯沢町の掲示
「ご注意
ゲレンデ内は登山道としては整備されておらず危険です。
飯士山への入山は自己責任において行ってください。」
また、湯沢町HPの登山情報ページには以下のように記載されている。
「岩原スキー場からの登山道は通行できます。」
これはいったい何なのか?立ち入っていいのか?それともいけないのか?
私は土地の管理者が立ち入りを禁じているのを敢えて犯してまで山行をしようとは思わない。むしろ、「自己責任」と称して禁を犯すのは山行者の風上にも置けないと思っているので、当然のことながら神弁コースに転進したが、その途上いろいろ考えた結果、以下の結論に達した。
これらの記載は、運営会社及び湯沢町の責任逃れ(つまり、何か事故があっても「そもそも入るなって書いていますよ」と責任を回避できる)の戯言に過ぎないが、結局、全ての辻褄を合わせてみると「入山したければリフトに乗れ!」ということなのではないか。無雪期も動いているのか知らんけど。
まあ、こういう掲示がわざわざされているということは急勾配のゲレンデに勝手に立ち入って勝手にこけて勝手にケガをした挙句、運営会社や町にガタガタ文句を言う無責任な恥知らずがいるのだろう。
だとしたら、アリバイとしての掲示にも同情の余地は若干ある。
だが、立入禁止は立入禁止だ。自分に都合の悪いものを見なかったことにして山に立ち入るなど、遭難予備軍そのものではないか。
嘘つきが泥棒の始まりならば、傲慢は遭難の始まりと言える。
山でも社会でも遭難することのないよう、常に謙虚でありたいものである。
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