■微妙な天気だから【鳳凰二山】トレーニング山行
- GPS
- 11:00
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,935m
- 下り
- 1,922m
コースタイム
天候 | くもり 時々 晴れ / 稜線では小雨&風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。雪もゼロ。 登山ポストは登山口東屋にあります。 トイレは、駐車場、南御室小屋、薬師岳小屋にあります。(小屋はチップ制) |
写真
感想
梅雨明けしましたが、急激な気温上昇のせいでお天気がものすごく不安定。
予報を見ると雷注意報なんかも。。。
なので予定していたお山はきっぱり諦めて比較的お天気の良さそうな鳳凰山へ行くことにしました。
ガス予報も出ていたので眺望は期待しない。
とりあえず今回は新しい登山靴の慣らし&夏山ロング山行に向けてのトレーニング。
以前、夜叉神からは薬師岳までしか行けなかったので、今回は観音岳までが目標。
かなり暑くなるということでどうなるかちょっと不安になりながらも。。。
午前3時過ぎ、夜叉神の森を出発。
車は結構止まってましたが人の姿は外には無し。
今回はのっけからWストックを使います。
いつもは下りに膝カバーの為に使うんですが、実験で最初から使ってみることに。
まだ暗いのでヘッデン装着。
何度か歩いている道なので問題無く歩けます。
が、、、湿気が半端ないっ。
まだ日の出前だから涼しいと思っていたのに風がまったくなく、
まとわりついてくるような湿気が襲ってきます。
蒸し暑い。。。
こ、、、このままこの蒸し暑さが続いたら。。。(´Д`;)
夜叉神峠。
ふーっ。。。
一息入れると汗はひく。
ここから先は蒸し暑さからは解放。
少しすると木々の隙間からオレンジ色がちらちら見えてくる。
朝焼けだ。。。
そして思いがけずご来光を目にする。
あまり眺望の良い場所ではなかったのだけど、タイミング的にラッキーだった。
よく見ると雲海が広がっているのが見え、さらに富士山が見えた。
今日は面白い笠雲を被ってる。
帽子のような、カツラのような。。。
笠という感じじゃなくてぴったり張りついてる。
‘できるかな’のゴン太くんみたいw
富士山、今日も人が多いのかな。
あんな笠雲だと天気悪そうだけど。。。
先に進むといよいよ眺望無しの樹林帯。
天気が良ければ左にはちらちらと白峰三山が見えるのだけど今日は雲で隠れてまったく見えないのがわかっているので見ない。
風の音が聴こえる。
上は風が強そうだ。
途中ベンチがあるので休む。
夜叉神峠から次の杖立峠までは結構距離があるので、
ここにベンチがあることで一息つくことができる。
それでもベンチから10分ちょっとで杖立峠に到着。
ん?思ってたより気分的にすんなり来れたみたい。
さっきベンチで休んだので休憩なしでスルーする。
視界が開けてくるともうすぐ焼け跡。。。
冬に来た時の記憶を思い出しながら歩く。
焼け跡。
小さいお花がポツポツとたくさん咲いてました。
イチゴ系かな?
焼け跡もこうしてお花が咲くまでになるんだなぁと。。。
靴の調子。
左足のかかとがちょっと変。
ヒモ縛り過ぎ?もう一度履き直してみる。
焼け跡を後にして次は苺平へ。
石が敷き詰められたような道を登ります。
登りやすいけれど濡れていたりしたら下りは厄介かな。
50分弱で苺平。
次は南御室小屋。
ここからはなだらかな道が続く。
下山してきた数人とすれ違った。
みんな御室小屋からの帰りかな。
南御室小屋到着。
まだテントも10張りほどある。
トイレを借りて休む。
ここまで予定よりいいペースできてる。
これなら観音まで時間的には行ける。
南御室小屋を出ると少しワイルドな道。
土が抉れて根っこが行く手を阻むように伸びている。
ここは雪がどっさりある方が登りやすそう。
少しするとなだらかな道になる。
苔の生した大きな岩もオブジェのようにあったりするので
飽きることはないかも。
稜線が近づいてくると木漏れ日で少し明るくなる。
もうすぐ砂払岳。
稜線出た。
ちょっとあやしい雲の色。
歩いてきた山々を振返ると遠くに肩からすっぽり雲に隠された富士が見えた。
砂払岳。
大きな岩の間をすり抜けるように通過する。
向こうに薬師岳が見えた。
と、同時に雨がポツポツ降ってくる。
とうとう降ってきちゃったか。。。
ちょうど薬師岳小屋なのでここでレインウェアを着る。
雨でレインウェアを着るのはかなり久しぶり。
それでも小屋の軒から出るともう雨は止んでいたり。。。
まぁ、風もあるしまだ降りそうだしこのままで歩こう。
ちょっとした砂地を登ると薬師岳山頂。
オブジェのように奇岩が並んでる。
写真を撮ってもらって、観音岳へ向かう。
たまに強い時もあるけど普通に歩けるぐらいの風。
去年の正月明けに夜叉神から初めて鳳凰山に登った時は薬師岳までで精一杯だった。
時間的にもそうだし、体力も気力もそこまで無かった。
1年以上経って今はこうしてちょっとだけ余裕をもって観音岳まで行ける。
観音岳まではなだらかな稜線歩き。
雷鳥に会いたいな〜と探しながら歩く。
こんなに風あるし、雨も降ってるから無理だよね。
でも歩いてる途中、ハイマツの中から聞き覚えのあるヒナたちのピヨピヨ鳴く声が聴こえた。
姿は見えないのは残念だけど、鳴き声だけでも聴けてちょっと嬉しい。
ちゃんと風雨から身を守るんだよ。
そして観音岳に着いた。
白峰三山は厚い雲の中で全く見えない。
荒れてそう。。。
鳳凰もその影響を少し受けてはいたけれど、それほど荒れずにもってる感じ。
地蔵岳への稜線は見えるが、オベリスクはガスの中からちらっと見え隠れしてる。
オベリスクがガスから現れるのを待って写真を撮る。
私たちじゃとてもあそこまでは日帰り無理w
今日もトレランぽい人たちに結構抜かれた。
あの人たちのスピードならば可能だろうな〜。
速い人が多い中、自分たちのペースではここまで。
それでも今日は満足。かなり満足。(´∀`)♪
帰ります。
元来た道を戻るのか〜と思うと気が滅入りそうになるけど、
とりあえずまずは南御室小屋までがんばる。
南室小屋で休憩。
同じように登山客が休憩している。
ここから苺平まで少しだけなだらかな登りがある。
「ここから登りか〜」とつぶやいていたら、そばにいたおじさんに笑われてしまった。(´∀`;)エヘヘ
それでもこの登りもそれほど苦痛に感じることなくこなす。
Wストックのおかげか今日は登りで足にあまり負担がかかってない気がする。
やっぱり効果はあるのかな〜。
苺平、焼け跡、杖立峠、夜叉神峠とスムーズに帰ってくる。
さすがにちょっと膝に違和感が生じてきてはいたけれども
あと40分弱頑張れば駐車場。
にしても、、、やっぱり最後の下りがしんどかった。
ここは風が無く湿気が多いので登りと同様でかなり暑い。(´Д`;)
最後の最後でまた汗が。。。下りなのに。。。
湿気で不快指数アップ。。。(´Д`)
早くここから脱したい気持ちで急ぐ。
30分弱で駐車場着。
着いた。。。
11時間弱のトレーニング終了。
夜叉神峠往復以外は心地よい風もあって歩きやすかった。
天気も微妙だったのが暑すぎずよかったのかもしれない。
靴の慣らしもまあまあいい感じ。
見た目より全然軽いんですが、やっぱり通気性は良くないので暑い。
今回は一番薄い靴下を履いて歩いてみましたが、やはり後半足の裏が少し痛くなってきたのでもう少しだけ厚めの靴下を履かねばと思う。
ふふふ・・大阪からだと中々諏訪湖を下ることができないですねぇ・・
どうしても北上してアルプス目指します。
でも・・いいですね。鳳凰三山という響きに引かれます
ああぁ〜休日がほしいです
なんとか天気がもってよかったですね
でわでわ
mizutamariさん、yukidamariさん、こんにちは(^^)v
土日はやはり南アルプスも例外ではなく暑かったみたいですね
ワタシも直前まで夜叉神峠~白鳳峠を歩こうと思っていたんですが、あまり天気が冴えないみたいだったので、、、
まあ、変更先も冴えない天気だったんですが(^-^;
でも、新しい靴にはまずまずのデビュー戦だったんじゃないですか
お二人のスポルティバ、バッチリきまってますよ
そういえばmizutamariさん方も夏はロングなんですね
新靴購入、そしてトレーニング、ふふふ・・我が家と同じ流れですね
お互い頑張りましょうね
こんばんは。
コメントありがとうございます。
お天気なんとかもってくれてラッキーでした。
鳳凰はやっぱり三つコンプリートが理想です。
まぁ夜叉神峠からだとちょっと壁が高いんですが。。。
もし三山目指すなら青木鉱泉からどうぞ〜です。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
梅雨は明けたと言えど、なんだかスッキリしない天気で色々と悩まされますよね。
今回はまずまずのデビュー戦でした
今回は普通に歩ける登山道だったので、もう少し岩場がある山も試してみたいところですが。。。
夏はロング。。。と言ってもウチは日帰り専門なのでどれだけ長い距離長い時間日帰りで行って帰って来れるかが勝負ですw
キツイお山しか残って無くてヒィヒィ言いそうですよ〜。
お互い安全に夏山楽しみましょうね。
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