塔ノ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,278m
- 下り
- 1,278m
コースタイム
天候 | くもり 標高1000mより上は霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
軽いぬかるみも金冷しより上のみ。 |
写真
感想
前回の山行の前日、爪切りついでに右踵外側の肉がかなり角質化していたのでついでに切り取る。チクッと深爪したような感じあり。
帰宅後、夜寝ていると深爪したところの違和感で目を覚ます。ちょっとズキズキする感じで熱を持っているらしく(爪切りで抉るようなことをしたからなのだが・・・)、とりあえず保冷剤を当てると気にならなくなったのでそのまま熟睡。翌日よくみると赤く腫れているのでワセリンを塗りラップを患部に押し当てて過ごす。しばらく様子見したところ化膿し始めていることに気づく。なのでワセリンではなくオロナイン(化膿止成分あり)に替えたところ、患部の状態もよくなりました。熱を持っているときは脚を地面に着くだけでも痛みがあったので、処置の仕方が大事なのを改めて実感。
今年1月に靴を新しくして以降、あまりに足に馴染まずに痛み(特にアキレス腱起部外側)が出るので、3月にインソールをスーパーフィートの緑に交換。だが、踵を包む高めのホールドは長い距離を歩くと、特に踵外側に石や根を踏んだ時に繰り返し肉が押しつぶされる違和感があり気になっていました。購入した靴のインソールも、以前の靴のものよりだいぶ踵をホールドしていたことに気づく。
スーパーフィートともども平常時であれば、踵のカップへの収まりは良さげなのだが、何時間も凸凹した道を歩き続ける場合は果たして同じでいいものなのか疑問がわく。インソールを外した状態で靴の中を確認してみたのだが、内部は平らではなく緩いすり鉢状になっていて、もしかしたら自分の場合はインソールでのホールドがないほうがおさまりがいいのかもしれない。以前のシューズのインソールはそんな機能がなくても快適だった。
それと下りが長く続くと、インソールと靴下との摩擦で指の付け根や足裏の擦れる感じが強くでるところに今回、自分の不注意とはいえ足のトラブルがあったので、このまま今の状態が続くと足がおかしくなってしまいそうで、靴を変えようと思っていました。
最後にもう一度インソールを変えてそれでだめなら(無駄なあがき)諦めがつくとして他社のインソールをスポーツ用品店にて物色。購入条件は踵のホールドがないかあっても低いもので、クッション性が高めのもの、手で触ってみたときに足の擦れが少なそうなもの。いくつかチェックしていたのだが最初に欲しかったものはサイズなし。あらら。なので条件をクリアしてる別のものをチョイス。こればかりは書いてある文言より足で履いてみないとわからない。神ならぬ足のみぞ知る。気になる点はすこし重たい。
前置きが長くなったが、そんな事情があり(事情がなくても行っていたと思うが)、日曜日、雨と曇りが入り交じった天候のなか山歩きがしたくて今年初の大倉〜塔ノ岳ピストンにてテスト決行。やはり重さがすこし増えたのが気になるが、足の負担という意味では劇的に改善。踵のホールドは自分の足には若干でよく、踵まわりの肉が押しつぶされている感じがなくなった。また、インソールの厚みがあるわりに小指や親指の擦れる感じもだいぶ抑えられた印象。アキレス腱周りの靴擦れも高さの違いで当たる位置が変わったからなのだろうか、以前ほど気にならない。靴との相性が良くりました。驚き。
バカ尾根の下りでは足裏の擦れは感じたので、距離がもう少し長くなると変わらないかもしれないし、あとはどれくらいでクッションがヘタって来るのかも未知数なのでまだ評価は定まらずですが、インソール次第でだいぶ変わることを実感しました。できればこれをスーパーフィートの時に感じたかったのだが、これは個人差かと。人によってはこちらの方がいいという人も多いはず。訪れた2・3件のスポーツ用品店の店員さんはどちらも一番先にこちらを薦めてきた。とはいえ、理想は購入した靴のインソールで何事もなくありたいものなのだが・・・。
たまたまかもしれないが、相性がいいものに巡り合えたおかげで痛みから放たれて快調に登る。堀山より上は霧雨になり、止まれば寒く感じる中なので鼻水も出そうになったり腹冷えしそうだったので、レインウェアを着るか迷ったがTシャツそのままで。タイムは過去最高を記録。こちらもよかった。
無事に戻れて山の神様仏さまに感謝です。この日は悪天候にもかかわらず大倉尾根は人気。一人で登る方少なめなのは雨だからか、早々に下山したか。
体力テストを兼ねていたのと時間がないため花成分ほぼなしの山行となりました。
はなたれて 卯の花腐し(くたし) 山一人
*卯の花腐し…夏の季語。卯の花(=ウツギ)の咲くころに降り続く長雨のことで、卯の花を腐らせる意。五月雨の別称でもあるそうです。
胃も冷えて 熱いほうじ茶 はしり梅雨
*走り梅雨…夏の季語。本格的な梅雨に先立って雨が降り続き、 ぐずついた天候が続くことをいう。
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