雁戸山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 790m
- 下り
- 792m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この山は人気があります。山形市、仙台市の両県庁所在地から近く、しかも手軽に深い山にありつけ、連峰縦走の醍醐味に浸れるからです。今回も「笹谷峠」駐車場はすでに満車で、道路にも車が溢れていました。
今年最後の「ぶなの会」事業。参加者は私の他に2名と少々寂しかったのですが、「崩れる」という予報が嘘のように晴れ渡り、抜けるような青空が私たちを出迎えてくれました。
グミの実を頬張って「山工高笹谷小屋」を出発。すっかり落葉したブナ林をしばらく進むと、黄葉見事なカラマツ林となり、皆で感動しながら、緩い傾斜の登山道を上げて行いきました。「関沢コース」合流点手前で一服し、5分位登った所で、一人が「ストックがない」と逆戻り。幸い、後方の方が良い人で、途中で拾ってきてくれました。「宮城・山形コース」分岐で二度目の一服。昔懐かしいビスコのおすそ分けをもらい元気になりました。
ここからトラバースが始まり、「滑川コース」分岐を通過すると、いよいよ本峰への登りとなります。行く手は名物の痩せ尾根となり、高度感いっぱいのスリリングな道に、高所恐怖症の私はビビりまくりました。最後の吊り尾根の「蟻の戸渡り」をやっつけて、命綱のロープに掴まりながら山頂に達しました。
山頂には大勢の先客が陣取っていましたが、あちらこちらで眺望のすごさに感嘆の声が上がり賑やかでした。ここでいちいち列挙しませんが、北は「栗駒山」まで見えていました。昼食後、最高峰の「南雁戸山」にトライ。嶮しいアップダウンと岩場に怯えながら立った「南雁戸山(1486m)」山頂には二人しかいませんでした。紅葉は「蔵王ダム」周辺まで高度を下げていました。
帰りは「宮城コース」を下りました。「有耶無耶関址」、「遭難碑」を過ぎて「カケスケ峰」に達し、そこからは一気の下りでした。昔は奥州と羽州を結んだ重要な「笹谷峠」。今でも旧道沿いにいろいろな歴史的オブジェが並び、そんな旧街道を楽しみながら無事駐車場に着きました。
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