甲武信ヶ岳+三宝山 徳ちゃん新道〜雁坂峠経由コース
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- GPS
- 11:52
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,155m
- 下り
- 2,163m
コースタイム
天候 | 曇り 時々少雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の駅みとみ〜徳ちゃん新道登山口〜近丸合流 ・徳ちゃん新道までは西沢渓谷への遊歩道をすすむ。 ・徳ちゃん新道から合流までは比較的急な登りがあるが、木の根の張り出しや、岩の露出もなく歩きやすいが、一気に600mを登るので思ったよりハード。 近丸合流〜木賊山〜甲武信小屋 ・徳ちゃん新道から引き続きの登り、木賊山山頂までは更に600mを一気に登る。 ・木賊山から100mほど下ると甲武信小屋。途中、視界が開ける場所があり、富士山がキレイに見える。 ・ここまでで約1200mの登りになるので、日帰りピストンならよいが、この後のことを考えると甲武信小屋1泊が妥当か? 甲武信小屋〜甲武信ヶ岳山頂〜三宝山〜(巻き道)〜甲武信小屋 ・木賊山山頂から下り、100メートル15分程度で甲武信ヶ岳山頂。 ・山頂からは埼玉県最高部の三宝山と、木々から飛び出したような三宝石も見える。 ・甲武信ヶ岳山頂から三宝山は約30分。100m程を登り返すことになる。三宝石への分岐は目立たないので見逃さないように注意。 ・甲武信小屋への帰路は巻道を利用、ここも分岐点が分かりにくいかもしれない。 甲武信小屋〜破風山、東破風山 ・戸渡尾根との合流までは巻き道を利用。 ・合流点を過ぎると300m程の下り、下りきったところに破風山避難小屋があり、そこから破風山までは急坂の登り返しになる。 ・破風山までの登りは岩肌の露出した急登になるが、後半は展望が開けるので景色を楽しみながらの登りとなる。 ・破風山から東破風山は30分程度多少のアップダウンがある程度。 東破風山〜雁坂嶺〜雁坂峠 ・最後の登り返し、200m程度で破風山に比べれば傾斜も緩いのだが、ここまでの疲労もあり一番キツい区間となった。 ・この区間は膝が痛み始めたこともあり、ひたすら我慢の区間だったが、雁坂峠が見えてくると展望が開け気持ち的にも持ち直すことができた。 雁坂峠〜沓切沢橋 ・前半は開けた斜面をジグザクに下っていく。歩きやすく気持ちのよいコース。 ・後半は川沿いのコース、時間があれば休憩がてら涼んでいきたかった。 ・途中の渡渉箇所は、木に結ばれたピンクのリボンを目印に進むとよい。 ・川沿いからコースを外れるてしばらくすると、水が流れ落ちる斜面がある。今後は涸れてしまうのかもしれないが、ザレた斜面で滑ると下まで落ちていきそうなので要注意。 沓切沢橋〜道の駅みとみ ・沓切沢橋からは舗装された道路を40分ほど歩くとスタート地点の道の駅に到着。 今回のルートの場合、距離が長く、登り返しの回数が多いので体力的にハードな点を除けば、ルートは比較的歩きやすく、危険と思われる箇所はないと思う。 但し、日帰りにはおすすめできないルートなので、甲武信小屋泊の2日間コースが妥当だろう。 |
写真
感想
三連休初日は甲武信ヶ岳へ。
丹沢、金峰山と悩んだが、出発時間が早かったので、一番日帰りしにくそうな甲武信ヶ岳を選択。
自宅を3時30分に出発、5時30分には道の駅「みとみ」に到着、6時前にスタートすることができた。
天気はあいにくの曇り空だったが、ここ数日の猛暑を考えるとこの後のロングコースを考えるとちょうど良い。
登りは「徳ちゃん新道」、時間と体力次第で三宝山、雁坂峠経由で下山というコース取り。
ガイドブックだとCT13時間、歩行距離20Kmオーバーのロングコース。
登りの徳ちゃん新道、戸渡尾根は木の根や岩の露出が少なく登りやすかったものの、思ったより斜度があり、1300m程度を一気に登ることになるので少々ハード。
景色も殆どが木々に囲まれ、所々で視界が開ける場所がある程度、それでもCT5時間のところ3時間30分くらいで登りきる。
甲武信小屋で休憩を取った後、甲武信ヶ岳山頂へ。
20分弱で山頂。晴れていれば周りの展望もキレイなのだろうが、生憎の曇り空。景色を楽しむことはできなかった。
時間・体力的に余裕があったので、予定通り埼玉県最高地点の三宝山に向かう。
埼玉県民としては一応押さえておこうかと...
三宝山山頂は展望はないが、山頂手前の三宝石からは周りの景色を望むことができる。
山頂手前から三宝石へ向かうルートが出ているが、道は狭く標識も分かりにくいので見逃しそう。
木々で囲まれた中、そのだけ飛び出ているので、甲武信ヶ岳や木賊山、これから向かう破風山、雁坂峠方面はもちろん、天気が良ければ、八ヶ岳方面まで見渡せるのだろう。
巻き道で甲武信小屋に戻り、小休止の後、後半戦の破風山、雁坂峠ルートに向かう。
CTは約6時間、18時前の下山をめざしスタート。
最初は巻き道で戸渡尾根合流点へ、しばらく進むと、ザレた下りで、破風山方面に展望が開ける場所に出る。
正面に破風山が見えるが、300m下り、そこから200m登り返す。ここで今回のコース取りを少々後悔する。
破風山避難小屋まで下ると、そこからは約200mの急登、甲武信岳方面の展望と、薄っすらと見える富士山がキレイだが、1000m以上登った後の、300mの登り返しは結構キツイ。
何とか破風山山頂、多少のアップダウンを繰り返し東破風山へ、東破風山を越えて後、雁坂嶺までは約200mの上り返し。
雁坂嶺までのルートが視界に入った時には心が折れそうになった...
この辺からは景色を楽しむゆとりはなく、さらに膝が痛み始めペースダウン、苦行のような道のりに。
それでも日本三大峠というだけあって雁坂峠からの展望はキレイで、後半の川沿いのコースも時間があれば水遊びしてみたいようなルートだった。
何とか18時前にスタート地点の道の駅に到着。
後半のペースダウンがあったものの休憩込で約12時間、歩行距離24km、上り返しの回数が多かったこともあって累積の標高は2100mと、今まで一番ハードな山行となった。
今年の夏・秋は、前回の谷川岳主稜線縦走に続き、馬蹄形縦走、八ヶ岳縦断、秋には初めての北アルプスといろいろ計画をしているので、その合間にはトレーニングを兼ねた山行を挟んでいこうと思う。
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