西岳（八ヶ岳）

2013年07月13日(土) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 8.4km
• 登り: 1,063m
• 下り: 1,063m

コースタイム

7:55　富士見高原 - 8:35 不動清水 - 12:15 西岳頂上（30分休憩）12:45 - 15:15 不動清水 - 15:50 富士見高原

天候

曇りor小雨時々晴れ、のちに雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士見高原リゾートの駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

・登山ポストはどこにあるのか気づきませんでした。

・道中は虻が多く、何匹も集団でまとわりついてきて刺します。黒や濃グレーなどの色に過剰に寄ってきます。
山スカと黒タイツで行ったら、あちこちからチクチクと襲われて参りました。上からターコイズブルーのレインパンツを履いたら、嘘みたいにほとんど寄ってこなくなりました。

・不動清水の少し上のあたりの登山道わきに、スズメバチが地面に巣を作っているような気配？がありました。（違う色の土が不自然な感じにこんもりとあり、スズメバチの姿も目撃したのでちょっとあやしいです…）

写真

7/13 22:19

登山道のはじまりは富士見高原リゾートの中。不動清水までは林道っぽい感じ。

カッコウの鳴き声がきこえたり。高原らしい爽やかな雰囲気がつづきます。

7/13 22:20

不動清水から、西岳へ行くコースと編笠に直登するコースが分かれます。

7/13 22:20

観音平のは延命水、こっちは長命水なのか…。

7/13 22:20

冷たくておいしいお水です♪

7/13 22:20

ギンリョウソウも結構見かけました。

ようやく展望が開けて編笠の尾根が見えてきました。

7/13 22:20

タカネニガナかな。

下界がうっすら見えますが、早朝にくらべるとガスが出てきました。

7/13 22:20

キバナノコマノツメ。

7/13 22:21

マイヅルソウも。

7/13 22:21

上の方はゴゼンタチバナがいっぱい。

コケモモ。

7/13 22:21

可愛らしいフウロ。

7/13 22:17

西岳山頂につきました。なんだか息子、ブスっとしてますが…（笑）

7/13 22:23

山頂近くにタカネバラがたくさん咲いていました♪

7/13 22:18

ムカゴトラノオかな。

ちょうど目線の高さに南アルプスの大パノラマ。曇っていましたが、意外と天気は安定していて、眺望は良かったです。

「あ…青年小屋みえた！」「ほんとだ！」ってたぶん言ってる。
編笠山を覆っていた雲がとれて、こんもりとした姿を見ることができました。

7/13 22:18

シャクナゲが見ごろでした♪手毬のような花をたくさんつけていましたよ。

7/13 22:19

淡いピンク色がいいですね〜。

自然につくられたミニ盆栽みたいな、こういう世界、好きです…。

7/13 22:19

コースのほとんどは森の中を歩いている感じでした。

7/13 22:19

上りではあまり感じなかったですが、結構な勾配がありました。しかも、だらだらと長く…。よく登ってきたなぁという感じ。

7/13 22:19

ウツボグサ。残念、ピンボケ！

7/13 22:19

コース終盤、林道わきに咲く、シモツケソウのピンクが可愛かったです。

撮影機器：

ISW11K KDDI-KC

感想

allie

昨年の10月に天狗岳を登って以来、どこにも登っていなかったので、足慣らしのつもりで、まだ登っていなかった西岳に行ってみました。
ほんとうは、青年小屋か権現小屋に1泊して、編笠山と権現岳も縦走したかったのですが…。
息子がどうしても日帰りがいいと、当日すごくグズったので、西岳だけのピストンになっちゃいました。

小2にもなると、マインドが出てきて、なかなか親の思う通りには動いてくれないものですね。
保育園児のころは、何も言わずについてきたけれど。
あまり行きたがらないときは、無理に連れて行かない方がいいかもしれないです。

あと足のサイズが21センチ超になり、今回初めて、ジュニア用のタイオガブーツを試してみました。これまで履いていたマーセドブーツより重いようで、しかも大人用と違ってミドルカットなので足首の固定感にやや不安があり歩きにくさもあった様子。
同じサイズのマーセドブーツよりやや大きめなので2年間履けそうですが、靴下の重ね履きなどで調整しながらになりました。結果的には西岳のみで帰ってきたのは、距離的にも足慣らしとしてちょうどよかったのかな、と思います。

お天気は前日までのピーカンからちょっと落ち着いて、朝から時折りポツリと雨を感じるくらいの曇り空でしたが、大きく荒れることもなく、安定していてよかったです。南アルプス方面の眺望はきいていました。
登り始めからゆるい風が吹いていて、まるで扇風機にあたりながら歩いている感じだったので、バテやすい時期にもかかわらず体感的にはとても涼しく、登りやすかったです。

コースのほとんどは森の中ですが、カラマツや落葉広葉樹が多いので、土がフカフカして気持ちいい。切れ落ちた所の通過とか、危険個所もあまりないし、道標もよく整備されていて子連れで安心して登れる印象です。
ただ、アブがすごく多くて、参りました。
単にたかってくるだけじゃなくて、本気で刺してくる。
あれは襲撃だね。
特に黒い色の服がダメみたい。ここに来るときは山スカ＆タイツじゃなくて、次から普通のパンツにしよう、って思いました。それに虫コナーズか何か、ぶらさげていきたい感じです(--;;;

せっかくいいペースで下山してたのに、途中からアブに追いかけられて小走りになっちゃったせいで、また膝がこわれました（哀）それに、息子がとても怖がって、私たちよりもずいぶん先まで一人で進んでしまったので、しばらく彼とはぐれてしまいました。さいわい一本道だったので、迷子にはなりませんでしたが。
どうやら、前を歩いていた方がひとりぼっちの息子に親切にしてくださったようでした。リュックの中から携帯電話を出して下さったり、手袋を出してはめて下さったり、本当にお世話になりました。無事に不動清水で会うことができました。ありがとうございました。

ちなみに西岳へのコースは、au、ドコモともに樹林帯の中でも使用でき、離れた息子からちゃんと電話がかかってきましたよ。息子の携帯電話が山で役に立ったのは、初めてでした。よい経験になりました。