奥三界岳 〜魅力たっぷりの名山〜 [岐阜県 中津川市 川上村]


- GPS
- 08:16
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,986m
- 下り
- 2,972m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:27
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝を見に行く道のりは少々危険箇所はあるので注意。 |
写真
感想
例年よりもかなり早く梅雨入りしたので、そろそろ雲海とか見たい為に少し標高の高い山を登ろうと思う。
恵那山か奥三界岳と迷ったが、奥三界岳にはミズバショウが咲いているみたいだ。
実のところミズバショウはまだ見たことないので奥三界岳を選択した。
この奥三界岳、同じ阿寺山地の小秀山にどうしても劣るような評判みたいだけど、そんなの実際登ってみないと分からない。
登山口に当たる林道通行止めから滝を見ながら歩いていき、2つ目の滝を通過したら『←アゼ滝・奥三界岳』と案内板がある。
そこからは登山道に入り、吊橋を渡ったあとにまた奥三界岳とアゼ滝の分岐になる。
登る前に滝を見ておきたい気持ちがあったので真っ直ぐ進むも道はそれほど優しくなく、トラバース道で遊歩道の橋は崩落してる。
アゼ滝への下りは鉄ハシゴを下るものだが、かなりの急降下なのでザックをデポして下った。
すると連日の大雨の影響からか、凄まじい水量の轟爆が目の前で落ちていく迫力は物凄い!
余りにも凄いので興味本位で滝壺に下り立つと、轟爆からの風が凄くて恐怖すら感じるし、風と共に凄まじい水蒸気が一瞬で全てを濡らすので、登る前からびしょ濡れになった(笑)
アゼ滝から離れ、再び次の吊橋を渡り岩のトラバースを終えると一つ滝に着いたが、アゼ滝の迫力を見た後なので、凄いのだろうけど普通の滝にしか見えなくなっていた。
滝訪問の道はここで終わりなので引き返す。
分岐まで戻って登山道を30分程登ると林道に着き、この林道歩きが1時間と中々の長さで退屈な区間だと思われたが、意外にもギンリュウソウの群落や林道の先の奥三界岳の景色など飽きることはなく、寧ろ勾配も無くて快適だ。
長い林道から再び登山道に入り、ガレ場のトラバース、長いハシゴをやり過ごし開け始めて快適になるかと思いきや、なんと標高1600m以上なのに沢歩きになる。
見た目は岩岩してて水なんて無さそうに見えるが、水量は意外と多く渡渉感覚で登る。
歩きにくいが、水は綺麗なので飲むと美味しかったので、夏なんかはかなり最適だろう。
沢登りが終わり詰めたということで、今度こそ快適な尾根歩きを満喫出来る期待を裏切るかの様に、最後はヒノキ林に入りグチョグチョの登山道を神経使いながら歩くものだ。
この泥濘はほぼ湿地なので、一本引かれた板を頼りに歩くしかない。
ただ、こうした湿地があるからこそミズバショウは存在するもので、あったあった♫
もう終わりかけで危なかったけど、人生初のミズバショウのご対面だ。
想像よりもずっとデカいんだな。
ミズバショウを過ぎたら直ぐに山頂に着いた。
残念な事に分厚い雲に覆われていたので、周りの人との会話をしながら大休止。
暫くすると雲が切れそうだったので、去年の月山での方法で待っていると、雲が無くなり展望を拝めることに成功。
残念なのは御嶽山はずっと雲に覆われていた。
下りは栃木県から来ていた人と同行して下ったので、長い林道も話しながらだとあっという間だった。
楽しい会話をありがとうございます。
最後に駐車場から伸びている林道を歩くと一般の人が結構歩いてましたね。
この山、前評判はそこまでといったイメージだったが、迫力ある滝、長い行程にある様々な変化、そしてミズバショウ、展望と魅力溢れる山じゃないか!
やはり百聞は一見にしかず、実際登って語れるものだ。
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