(徳島)新緑の八面山;[四国百名山]


- GPS
- 03:25
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 632m
- 下り
- 612m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口に駐車場は無いが、ほぼ廃村化している「奥大野」集落(居住者ありの家が1軒、廃屋が数軒)の手前のカーブのところの路肩に、車が数台置ける。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に四国電力の鉄塔巡視道と登山道が重なっている部分が多いので、道自体は割と歩きやすい。 ただし、登山者用の赤テープ以外に、四電の表示やら、林業用と思われるピンクリボンもあり、要注意。 分岐などの要所には、「一宇村」が建てた表示板あるが、林業用らしき不明な道も分岐している箇所あり。 また鹿の食害で森の中は下草がほとんどなく、一見どこも登山道のように見えてしまうところも多い。 |
写真
祈る人がいなくなれば、神様もいなくなるのだろうか?
感想
【山行No. 675(2)】
※ 前日は、「ネコヤマ会」の行事で、香川県の女体山、矢筈山に登った。この日も天気予報では梅雨の中休みで晴れるようだし、せっかくなので、前日夜は徳島市に泊り、この日は四国百名山のひとつ、八面山(やつらやま)に登ることにした。
・当日、前日の登山の疲れと、ビールがちょっと過ぎたようで、なかなか起きられず、結局、徳島市発が9時過ぎとなってしまった。
まあ、天気予報も問題ないし、爽やかな五月晴れが広がっているので、予定通り、八面山へと向かう。
・吉野川の谷から貞光の町を抜け、国道438号を行く。以前よりは二車線の部分が多くはなっているが、離合に気を使うところ多し、さらに途中から細い県道、さらに山肌に沿っての林道状の道を登ってゆく。剣山地にはまだまだ未踏の山は多いが、このアクセスの悪さがネックだな、と思う。
・さて、登山口の「奥大野」集落手前に車を停め、11時半からようやく登山開始。道は四国電力の巡視道を兼ねているようで歩きやすい。森は杉林と自然林(二次林)とが混じっているが、自然林はちょうど新緑の季節で、空も青いし、気持ちの良い初夏の山歩きを楽しめた。
・山頂の手前はちょっとしたコルになっていて、その対岸には40Mはあろうかという大岩壁があった。ガイドブックにも載っていないが、なかなかの迫力があった。
・その先には、「八面神社」というお社あり。結構大きい構えだが、お参りする人もほとんどいないようで、何となく寂れた雰囲気がある。八面山の東隣りの東宮山もそうだったが、元々は麓の人たちの信仰の山、守り神だったのだろうが、山里の過疎化で、お参りに来る人も絶えて、神様もいるのやら?
・山頂には八面神社からすぐ到着。東と南の展望が開けていて、気持ちの良い山頂だ。この山は以外と剣山地の中核部に近く、手前には塔の丸、丸笹山、その奥には剣山の山頂部の山小屋まで見通せた。
この山頂で独り、遅い昼食をとり、周辺の山々を眺めつつのんびりと新緑の山の精気を味わう。コロナ禍で息苦しい街中と違って、空気が爽やかだ。
・下りは同じ道をサクサクと下る。今日は中高年の団体(約15人)以外、登山者には合わなかったが、青空と美しい眺め、新緑の息吹を味わえて、充実した登山だった。
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