道後山・比婆山【過去レコ】〜中国地方のたおやかな草原の山
- GPS
- 64:00
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
比婆山…広島県民の森駐車場 |
写真
感想
岡山でレンタカーを借りました。岡山道から中国道に入ると、インターまでが長くって、おまけに曲がりくねっていて時間もかかります。東城ICから国道を行き、列車のめったに来ない芸備線沿いに進み、落合から米子に抜ける国道に入りました。それらしき山も見えてきました。坂道を上がると、分岐で、すぐにスキー場に入りました。一車線の坂道になって、月見ヶ丘の駐車場につきました。すぐ目の前に岩櫃山が見えます。
新緑の緩やかな道を登っていくと、沢からはカエルの鳴き声がします。すみれがきれい、白い小さなすみれも咲いています。急坂を少しで、巻道になると、眺めの良い東屋へ着きました。すぐ上が分岐、まずは岩櫃山へ登ります。わけなく山頂、道後山の眺めが素晴らしかったです。潅木の生えた草原を下っていくと分岐、そしてゆるく登っていくとだれもいない草原の道後山の山頂です。周りの山の新緑がきれいです。明日登る比婆山はどれだろうと探してみるけど、それらしき山がいっぱいあって、それも特徴のない山が多いのでわからずじまいでした。
下山は、分岐まで戻って樹林の巻道を行きました。車に戻り備後落合回りで、この日の宿がある出雲湯村温泉へ、川沿いののどかな温泉地でした。
翌日は登山口のある広島県民の森へ向かいます。通行止めとかがあってちょっと遠回りになりましたが、なんとか登山口、ここまで、けっこうヒヤヒヤしました。
スキー場の向こうにはなだらかな山が広がっています。スキー場を登ると、明日のトレラン大会の準備をしていました。ゲレンデの反対側には毛無山あたりが見えています。ゲレンデを行くと道がなくなってしまったので、少し反対側に降りると、道が見つかりました。ここからはブナの林で、眺めもなくなります。ゆるい登りを行くと、水場があり、烏帽子への分岐、ここから少しもどるようにして稜線に出て、緩やかに上ると眺めのない山頂です。
神社なんだか、山頂は囲んであり、休むようなところもないので、進んでいくとだんだん下りになりました。鞍部から巻道を行って、ひたすら下っていきます。そして、峠のようなところから石ころの道を登っていくと、素晴らしい眺めの大善原に着きました。ここでやっと吾妻山が見えました。芝生の草原を進んでいくと、登りになって、ブナ林に入ります。10分ほどで眺めが開けと、もう山頂もすぐです。左に巻いていくと、尾根に出ました。草原の尾根を少して待望の山頂です。
反対側に休暇村の建物と草原と池、その先によくわからない山。すぐ近くまで麓の田んぼが見えています。宍道湖も見えています。反対側は大善原と比婆の山々、大山も見えます。帰りは途中まで同じ道です。大善原をのんびり歩き、最後の急坂を烏帽子に登ると、ここにも結構人がいます。さっき見えなかった道後山あたりが見えています。
ここから峠まではどんどん下っていきました。初めのうちはブナの林だけれど、途中から杉になるのでちょっとつまらなくなりました。30分で草原の広がる出雲峠。あとはのんびりとした幅の広い道を新緑を楽しみながら戻ってきました。
さて、あとは岡山に戻るだけなんですけれど、まだ時間があるので吹屋というところに寄ってみました。古い街並みがステキ。とっても静かなところでした。この時期の中国山地、新緑となだらかな山々が印象的でした。
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