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Yamareco

記録ID: 320856
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無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

泉ヶ岳から船形山(過去山行)

1997年09月01日(月) ~ 1997年09月02日(火)
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GPS
20:45
距離
25.0km
登り
1,530m
下り
1,908m

コースタイム

9/1 泉ヶ岳兎平15:15→泉ヶ岳山頂16:00→北泉ヶ岳16:45→17:30水源
9/2 水源04:00→三峰山06:15→船形山08:00→後白髪山10:00→屋敷平12:00
天候
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
泉ヶ岳
2013年07月15日 09:58撮影
7/15 9:58
泉ヶ岳
泉ヶ岳より
後白髪山

感想

過去の山行記録です。

会社の出張を利用して登る事にする。出張を終了させ、翌日、仙台駅のロッカーに置いてあった登山用品を回収し、山の人になる。市営地下鉄て八乙女迄、ここからバスで泉ヶ岳野外活動センター迄行く。
ここよりリフトで兎平迄上がる。
本来、リフトは邪道と思うが、今日の宿泊地の水源に行く為には、このリフトで稼げる1時間が非常に重要なのである。
リフト乗り場に行くと係員から「今日終了」と言われるが、上りだけだからと言って乗せてもらう。兎平で礼を言ってリフトを降りる。周囲は霧が出て来てよくわからない。道標から判断して泉ヶ岳らしい方向に歩き出す。岡沼を越えたところから道は急に傾斜が厳しくなる。しかし、登るにつれて薄日が指す。
果たして、山頂に着いた時は真上は完全に青空であった。下は雲海だが、その雲海の上に山々が浮かんでいる。北泉ヶ岳も、その先の船形山らしき山も見える。時間がないので先を急ぐ。
北泉ヶ岳には一度下ってから登り直す。標高的にはこちらの方が高いので少し苦しい。かなり疲れて、北泉ヶ岳山頂に着いた。霧が出てきて、展望はなくなってしまった。ここまで来たら、今日は下るだけ。少し休んでから再出発。なだらかな下りをどんどん進んで行くと木立の中の広場に出る。ここが宿泊地の水源だ。すぐ近くに水場もあり申し分ない。唯、薄暗い中、一人というのが気になるが、夕暮れが迫っており、急いでテントを張った。

夜はシェラフカバーだけの為、あまり寝つけられなかった。しかも今日は天気が悪いらしい。早朝、どうしようかとなやんでいたが、仕方ないのでテントを撤収する。幸い雨はパラパラ程度だ。船形山に向かって歩き出した。ゆるやかな登りがずっと続く。結構辛いものがある。
やっと稜線に出た。動く雲の切れ間から船形山が一緒見えた。三峰山で小休止。しかし、遂に本格的に雨が降って来た。休憩もそこそこに歩き出す。
やがて定義への分岐。雨が降り続いているが、テント等の荷物が重く、ここにデポ。水筒とパンだけを持って船形山に向かう。雨に加えて風も強く吹く。景色を楽しむ余裕もほとんどない。ひたすら歩く。やがてほうほうの体で山頂に着く。頂上小屋に入るがあまりのボロにびっくり。少なくともここで泊まることは出来ない。それでも、休む場所がないので、ここで少し休憩。
後は来た道を分岐迄戻り、デポしていた荷物をよっこらしょと担ぎ直す。ここからは後白髪山を経て定義に下るコース。あまり人が歩いていないようで道に小枝が被さる。後白髪山へ最後の力を振り絞って登る。ここからは下りのみ。非常に長い下りであった。また、定義近くなって道が完全にわからなくなってしまい、林道を進む。屋敷平を経て、舗装道路に出て、後は定義迄歩くだけと思っていたら、車にひろわれてしまって定義バス停迄。おまけで一本前のバスに乗ることが出来た。

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