雲取山〜後山林道崩落で通行止。迂回路辛っ！<鴨沢から雲取山頂、三条の湯経由>

2013年07月14日(日) [日帰り]

• GPS: 11:29
• 距離: 29.4km
• 登り: 2,599m
• 下り: 2,563m

コースタイム

出発時刻／高度： 06:45 / 538m
到着時刻／高度： 18:14 / 536m
合計時間： 11時間29分
合計距離： 29.43km
最高点の標高： 1995m
最低点の標高： 526m
累積標高（上り）： 2589m
累積標高（下り）： 2601m


6：45　鴨沢
7：08　小袖乗越
8：30　堂所
9：00-9：20　七つ石小屋手前分岐（休憩）
10：10　ブナ坂
10：38　奥多摩小屋
11：06　小雲取山
11：22-12：25　雲取山山頂（休憩）

12：42　三条ダルミ
13：54　青岩鍾乳洞分岐
14：06-14：20　三条の湯手前の沢（休憩）
14：23-14：30　三条の湯（コース検討）
14：53　青岩谷橋
15：16　笛ヶ滝ゲート
15：18　迂回路分岐（作業道へ）
15：56　奥後山お祭分岐（迂回路ピーク）
16：26-16：41　林道手前の沢（休憩）
16：43　塩沢橋(一般林道へ復帰)
17：17　片倉橋ゲート
17：47　国道411号
17：50　お祭
18：14　鴨沢 P

天候

曇り時々チョットだけ晴れ
午後からにわか雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場
鴨沢は数台の駐車スペースしかないので運が良くないと停められないでしょう。
小袖乗越は大きいですが、週末はいつも混んでます。
この日も7時で8〜9割でしょうか、埋まってました。
奥多摩駅からのバス便は比較的、充実してると思います。

コース状況／危険箇所等

鴨沢〜雲取山
歩きやすいハッキリと解りやすい登山道。

雲取山山頂〜三条ダルミ
つづら折れの急降下
踏み跡はしっかりしている。
出来る事なら登りでは使いたくない急登（TT)

三条ダルミ〜三条の湯
人は少なく、すれ違ったハイカー1人でした。
こちらも解りやすい登山道。
歩きやすいが、数か所で少し崩れている。
三条の湯10分程手前で倒木が塞いでいた。
何とか通行可。
小屋手前の沢はこの時期気持ちいい！

三条の湯〜青岩谷橋
なだらかな歩きやすい道。

青岩谷橋〜お祭
林道歩き。大半がダート。
＊お祭から6km地点で土砂崩れで崩落。通行止め。
（土砂崩れは7/6発生）
作業道を迂回する事になるが、結構キツイ！
高低差300m程登らされる。
1時間は余計にかかる。
（2013.07.14時点での情報です）

お祭〜鴨沢
国道歩き
歩道は無く車に注意！

写真

7/14 6:38

6:20 鴨沢に到着
駐車場は満車でした。
バイクなので隙間に駐車(><;
奥多摩駅始発のバスが着いた所。

7/14 18:14

今日のバックパック
泊まりたくなっても泊まれるよう、
最低限の物を入れてきました。
多分14kくらい？！（未計測）

7/14 6:45

鴨沢からは初めてです。
なのでバス便の方のストカーに(笑)

7/14 6:47

住宅脇の花がキレイでした。

7/14 7:08

ひと汗かくと小袖乗越駐車場
少しだけ空きありました。

7/14 7:12

登山口
暑い！手元温度計で23℃

7/14 7:30

イマイチ曇ってます・・・
しかし風が全くない・・・
日差しが無いだけよいのか・・・
暑い！

7/14 8:30

堂所
風が抜けてると思いきや、
あんまり涼しくないので通過

7/14 9:00

巻き道、七つ石小屋分岐で休憩。
汗でビタビタ（＞＜）
今日はハイドレーションにアクエリ2L
水ペット500MMLx2
足りるのかな・・・(^^;

7/14 9:29

巻き道で富士山とご対面。
曇ってるが、眺望は良いのかな？！

7/14 9:58

先が長いので巻き巻きで(^^;

7/14 10:09

時より日が差すと緑がキレイ！

7/14 10:10

結構疲れて、ブナ坂到着。

7/14 10:10

この季節は初めてだけど、
葉が多いとまたイメージ違いますね。

7/14 10:19

チャリです！
ビックリしました！
漕いで登ってます(^v^)
下りが楽しそうですね！！

7/14 10:20

踊るポンポコリン・・・
じゃなくてダンシングツリー
日向は暑い！！
ここでも殆んど無風・・・

7/14 10:34

ヘリポート
こんだけ開けてんのに無風・・・

7/14 10:38

奥多摩小屋
まだテント無し。

7/14 10:42

小屋の先のピークは巻きました（＾＾；

7/15 14:17

小雲取山山頂から。
ここの登り、いつもながらキツっ！

7/14 11:08

山頂が見えてきました。

7/14 11:18

あとこんだけ。

7/14 11:22

山頂（東京）
たまに少しだけ微風（温か〜い）

7/14 11:22

まだ、この先のルートが決まってません。
ピストンで引き返すか、雲取山荘テント泊か、はたまた避難小屋泊か・・・

7/14 11:24

埼玉県人なので？埼玉側山頂へ(笑)

休憩中、雲と小雨の感じで泊まりは無しな気分に・・・
だってツェルトだし・・・

7/14 11:26

山頂で眼と眼があった方？とお互いに記念撮影(^^;
ありがとうございました！

7/14 11:36

休憩してるとトンボ発見！はやくね！？
「そろそろ出るか」と思ったら雨が強く・・・

7/14 12:26

本降りにはならなそうなので、下山方向で再スタート。
ピストンじゃつまらないので、とりあえず、三条ダルミに向かう事にします。
初ルートはドキドキ、ワクワクですね(^^)

7/14 12:31

急坂を下ってるといきなり鹿さん。
微動だにしません。
俺の方がビックリ！

7/14 12:32

「敵に尻を！」
慣れた（なめられた？）もんですね(^_^;)
それにしてもカワイイ！

7/14 12:41

雲取山荘への巻き道。
噂通り通行止。
確かに荒れてそうです。

7/14 12:41

分岐の道標
飛龍山方面へ進む。

7/14 12:42

山荘分岐から三条ダルミは地図だと10分位ありそうだけど、実際は直ぐそこに見えてます（＾v＾）
50mって所かな？

7/14 12:43

右側が奥秩父縦走路
左に降りる道は三条の湯への道
時間切れでプチ縦走は今度に・・・

7/14 12:44

山と高原地図に「富士山の眺望良好」とありましたが、確かに開けて良く見えました。

でもこの先は眺望無しです。

7/14 13:03

橋や木道が多く、良く整備されてました。

7/14 13:09

もう少しで藪漕ぎ寸前の所もありましたが道は明瞭。
歩きやすいです。
七つ石、堂所の登り尾根より好きかも。
と、この辺まではお気楽に考えていたが・・・

7/15 14:18

大木がぶっ倒れてました。
あちこち崩落も多かったです。

7/14 13:14

ちょっとやせ過ぎな道もありますが・・・

7/14 13:21

こんな傾斜・・・
でも、人の手が加わって修復されています。

7/15 14:19

何か所か崩れてる所もあったり・・・

7/14 13:42

高原地図の「眺めの良い尾根上」がここ。
これだけ。あとは樹林帯歩き。

7/14 13:42

遠くで雷の音が聞こえます・・・
でも、空が見えてて一安心。
しかし高度が下がると暑いー！

7/14 13:54

青岩鍾乳洞分岐。
地図通り、通行止。

7/14 13:56

沢の音が聞こえてきてもう直ぐ三条の湯、
って所で倒木。
結構、行く手を阻んでます(^^;

7/15 14:20

やっとこさ通過。
振り返って撮影。

7/14 14:06

暑さもピークに達する頃、沢に出ました。
天然クーラーで気持ちい〜！
しばし休憩。生き返る〜！

7/14 14:20

しっかりクールダウンしたので三条の湯へ。

7/14 14:23

沢から2分で到着(笑)
ハイカー？さん2〜3人と静かな所です。

7/14 14:26

天気まだ大丈夫みたい。

7/14 14:26

小屋の脇でテント場を探してると・・・

7/14 14:26

じぇじぇ！！！
林道通行止・・・
迂回かぁ・・・
調べが甘かった・・・（−−；

7/14 14:32

小屋下にテント場発見。
すげぇ〜！今の季節、気持ちよさそう！

7/14 14:32

手前の画像撮影箇所から見上げて小屋を撮影。
小屋からは少し離れてました。
下にも水場、トイレ？ありそうでした。

7/14 14:47

太陽が当たると素晴らしいミドリの世界！
林道まで20分程。
歩きやすいなだらかな道。

7/14 14:53

林道に出た。
長〜い、林道歩きスタート！(笑)

7/14 15:16

最初のゲート。
ココでハイカーっぽくないおじさんに遭遇。
小屋の人か？小屋客？
崩壊箇所を伺うと迂回路を進められました(^^;
はい、そうします(^v^)/

7/14 15:18

やがて迂回路取り付き。
さっきのおじさんによると
「30分登ればあとは下り」
らしいが、見上げるとヒタスラ登りが(--;

7/14 15:27

ブーブー文句言いながら15分程登って下を見下ろすの図

7/14 15:54

つづら折れが終わり、そろそろ下りか！？
と思いながら、その先がきっとピーク！！
と何度も騙される・・・(TT)

7/14 15:56

やっとあった！！
マジ泣けそうだった(けど笑)

7/14 16:13

あとは下り！
ガンガン下ります！
途中、見るから登山者でない3人組のおじさんおばさんとすれ違う。
三条の湯のお客さんなんでしょうか！？
お気をつけて。

7/14 16:23

やっと沢まで降りました。
あとは林道1時間くらい。
しばし沢でクールダウン。2回目(^^)

7/14 16:41

休んでたら、雨が降ってきた。
先を急ぎます。
沢伝いを5分ほどで・・・

7/14 16:43

塩沢橋。
左に橋を渡ります。

7/14 17:03

10分ほど下ると砂防ダム建設工事現場。
休工中でしたがトイレは解放されてました。
「通行人の方、お使い下さい」と。
ありがたいですね。

7/15 14:21

これが工事箇所。
すげー崩落ぶり！
奥多摩版、大沢崩れ？！（＾v＾）

7/14 17:05

振り向くとあちこち崩れてますね。

7/14 17:05

この道、管理するのにどんだけカネかかるんでしょうね！？(^^;

7/14 17:06

スギちゃんに注意される・・

7/14 17:14

日がだいぶ傾きました。

7/14 17:17

片倉橋のゲート
あと30分ってところかな？
あー、疲れた。

雨もパラパラに。

7/14 17:28

ひたすら、こんな感じ。

7/14 17:47

やっとの事で国道411号に出ます。
あ〜長かった。

7/14 17:48

鴨沢まで歩きます。
歩道がないので、結構コワイです。

7/14 17:49

初めてみたタバスキー。

7/14 17:50

お祭バス停。
民宿もありました。
\2000で泊まれるって書いてありましたよ！
オイラは奥多摩圏だとバリ日帰り圏内ですんで。

7/14 17:52

気温27℃
まだ暑〜い！
風があればまだマシなんですが。
今日は一日中「求む涼風」でした(笑)

7/14 18:12

意外に長い国道歩き。
やっと着いたよ。鴨沢ちゃん。

7/14 18:45

この時間だと駐車場も少し空いてました。
今日はガッツリ歩きたいと出発しましたが、
本当にガッツリ歩きになりました(笑)

おつかれさまでした。

撮影機器：

EX-Z850 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

muku-hide

　三連休ですね！
天気も不安定みたいですが、まあ雨の心配も少ないみたいでまずまず？！の予報。
先週の八ヶ岳は残念な天気だったので、
リベンジすべく、いろいろ考えてましたが、
仕事が忙しく、考える時間がないまま週末に・・・

土曜は用事がありNGなので、
日、月の泊まりで、去年行き損ねた、鳳凰三山を予定しました。
だけど土曜の私用が押しに押して21時帰宅(TT)

準備しながら、南アは諦めた...。
近場でテント可能な場所を消去法で考えると、雲取山くらいしか思いつかない。

折角だし、奥秩父縦走路で歩いていない、甲武信ヶ岳〜雲取山の間。
チョット歩いてみたいので、2泊なら飛龍山くらいまで行ってみよう。
っと、思い鴨沢スタートで登る事にする。
下山ルートは、親川かお祭に降りて国道歩いてバイク回収。
とりあえず、ツェルト最軽量パックをつくる。
まあ、単独の予定なんで行き当たりばったりでもOK(笑)


で、翌朝・・・
早速寝坊・・・
0:30に寝て3:00起きは無理だって(++;

予定の1時間30分押しで出発。
暑さが心配だったけど、曇りのお陰か？ギリギリ大丈夫でした。



---- 行程詳細は画像で ---



鴨沢から雲取山頂までは多くの人が登ってました。
それでもこの暑さ、少ない方なのかな？！
対して、雲取山頂から三条の湯経由コースでは、
すれ違ったハイカー1名。
林道では、温泉客？か小屋関係者？など4名。
非常に静かな下山ルートでした。
それでも踏み跡はシッカリ。迷う事はないでしょう。

三条ダルミ〜三条の湯の真ん中辺りで、
単独男性とすれ違ったんですが、
その後、後方で「バリバリ！ガガーン！」って凄まじい轟音がしました！
多分土砂崩れだと思いますが、すげービックリ！(@_@)
男性は大丈夫だったでしょうか？！

そして林道の土砂崩れ通行止は、まさに想定外(丿￣ο￣)丿
7月6日に発生しているだけに、リサーチ不足(+_+)
迂回路は危険個所はありませんが、約3．5km、1．5時間。
とありました。
飛龍山経由しないで良かったです(・_・;)


今回はテント泊も想定して登りました。
山頂で休憩中、雲取山荘でテント泊するか考えましたが、
雨がパラパラ・・・
夕立とか来たらツェルトだと大変だし、とりあえず飛龍山方向へ進み、
強行で下山するか、途中の三条の湯でテン泊で考えました。

三条ダルミで最終判断。
スタートの遅れで時間が押してるのと、山頂でのんびりし過ぎた(＠_＠;)せいと、
水の残量が少ないのとで、飛龍山は無理と判断。
そもそも体力が不安なんだが(笑)

ガッツリ歩きたかったんで結果オーライなのだが、30km近く歩くはめに(^_^;)
飛龍山、熊倉山を経由して、日帰り出来るくらいになりたいなぁ。

次回は南アルプス、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳辺り行きたいなぁ・・・

おつかれさまでした！

コメント

aochanman777

大変参考になります。
muku-hide様
　大変お疲れ様でした。特に土砂崩れによる迂回は、肉体的というよりむしろ精神的な疲労の方が強いかもしれませんね！
　muku-hide様の今回の御投稿で私個人が大変敬服しましたのは、途中の登山道の写真がたくさん掲載されていたことです。例えば今回の雲取山でもほとんどの方は
「大変良く整備された・・・」、「歩きやすい」とか
「特に危険個所はありません・・・」といったような表現が多いと思いますが、私のような登山初心者にとっては（登山道の経験が少ないので）ピンときません。
　実際私自身、今年の４月に初めて雲取山に挑戦しましたが、それなりに危なっかしい場所もありましたし、また石がゴロゴロ転がっていて歩きづらい場所もありました。登山経験豊富な、例えば北アルプスを縦走したことがあるような方であれば、もちろん雲取山の登山道は上記表現通りかもしれませんが、高尾山や東京の御岳山程度の登山経験であればきっとそうは感じないと思います。（要は個人の経験や感じ方で随分違うのでは、ということです。）
　そういった点で今回のmuku-hide様の登山道を多く撮影されたご投稿は非常に客観的に登山道を状況を知ることができ、また文章中でもかなり細かく登山道の状況をご報告されていて本当に（特にこれから初めて登ろうと予定されている方々にとっては）役立つ情報だと思います。
　ぜひこれからも今回のようなご投稿を個人的には大変期待しております。ありがとうございました！＆改めて大変お疲れ様でした。

追伸：杉ちゃんの写真、ナイス！です。

muku-hide

嬉しいお言葉、ありがとうございます！
こんばんは、aochanman777さん、はじめまして！
コメント、ありがとうございます！

土砂崩れは確かに精神的にキツかったです(笑)
自分の記録用で始めたレコですが、
そのレコが少しでもお役に立つのであれば幸いです。
私もまだまだ素人なので、多くのユーザー様のレコを参考にさせて頂き、登っている次第です。

これからお互いに、安全で楽しい山旅が出来るとよいですね！

いつかどこかの山でお会いできる事を楽しみにしています！