【百名山】大雪山 (旭岳 間宮岳 中岳 北鎮岳 黒岳 北海岳 白雲岳 小泉岳 〜御鉢周辺を8の字に巡る「パチパチ大作成」決行〜
- GPS
- 31:45
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 1,990m
- 下り
- 1,988m
コースタイム
(山での滞在時間)
ザックの重量:17.5kg (重たかった)
距離:32.59km
すれ違い人数:約500人
(黒岳石室では100人以上いたような気がしました)
確認した動物:シマリス、トリ、など
消費カロリー:約4000kcal
摂取カロリー:約2500kcal
体重:1kg減
(最近体重が落ちてズボンが緩くなってきた)
■1日目■
行動時間 7時間30分ぐらい
すがたみ→旭岳
7:00 〜 9:00
旭岳→間宮岳
9:40 〜 10:30
間宮岳→中岳分岐
10:30 〜 11:00
中岳分岐→中岳
11:00 〜 11:20
中岳→北鎮岳
11:20 〜 11:40
北鎮岳ピストン
11:40 〜 12:20
北鎮岳→黒岳石室
12:20 〜 13:30
黒岳石室→黒岳→桂月岳→黒岳石室
15:00 〜 15:30 〜 16:25 〜 16:40
■2日目■
行動時間 8時間ぐらい
黒岳石室→北海岳
6:00 〜 7:15
北海岳→白雲岳分岐
7:15 〜 8:00
白雲岳ピストン
8:25 〜 9:20
小泉岳ピストン
9:20 〜 9:45
白雲岳→北海岳
9:45 〜 10:40
北海岳→間宮岳
10:40 〜 11:30
間宮岳→中岳分岐
11:30 〜 11:50
中岳分岐→すがたみ
11:50 〜 14:45
天候 | 1日目 →晴れ 2日目 →晴れのち曇り(風がそこそこ強かった) 山の天気は「tenki.jp」が便利 http://season.tenki.jp/season/mountain/ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
高速は三笠で降りて桂沢湖経由で、 国道452号線を北へ、道道135号線を富良野方面へ。 (コンビニ、ガソリンスタンドが少ないので注意) そこから富良野市街をパスする裏道を通り、 美瑛に出てから、「旭岳ロープウェー」へ向かいます。 帰りの桂沢湖手前の道路が工事していたので大渋滞でした。 約1時間ぐらいは渋滞で待たされました。 早く工事が終わってほしいものです。 |
写真
感想
7月13日(土)〜7月14日(日)
旭岳 (2,291m)
間宮岳 (2,185m)
北鎮岳 (2,244m)
黒岳 (1,984m)
桂月岳 (1,938m)
北海岳 (2,149m)
白雲岳 (2,230m)
など、大雪山の山々に登ってきました。
■計画■
平日は時計の針に時間に追われながらも、地道に計画をしていました。
天気予報ともにらめっこ。
曇りが晴れに変わった週間は嬉しいもんです。
今回のテーマも「大雪山の勇者『ナッキー』に会いに行く!〜Part2〜」です。
(前回)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-316568.html
「ピチ、ピチ」と鳴いている姿を一目見たいと再び立ち上がりました。
「かわいい」という形容詞は「ナキウサギ」の為にあると言っても過言ではないと思うのです。
→と書いては見たものの、結果については今回も見れませんでした。
無念。秋にまたきます。アイルビーバック!!
追記
友達に「ナキウサギ見れなかった」とLINEでコメントすると、
音声で「ピチュピチュピチュピチュ」と返信が来ました。
「ありがとう」と返すと、「俺鳴くことしかできないから」と返信ありました。
我ながら良い友達を持ちました。
■1日目■
○移動
前日、はやる気持ちを抑えて21時に就寝しました。
気持ちが僕を追い越して先走り、全然寝れませんでした。
午前3時に起きて3時半に出発です。
約3時間、車内で歌いながら運転しました。
○姿見駅→旭岳
プシュー。
ロープウェーの扉が開き、でかい地図がある駅の中を抜けると天気は良好でした。
初めて旭岳の御姿を確認することができました ^ ^
準備体操を行ってから一歩一歩と歩き出す。
登山道は風が強く、ソフトシェルを着ての登山となりました。
途中、大きい荷物を持ったグレゴリーザックの女性や、
赤カリマ―ザックのおじさんと話しました。
聞くと縦走するとのことです。頑張ってくださいませ。
山頂に到達すると、そこは大パノラマが広がっていたのでした。
この前登った、「オプタテシケ山」など確認することができました。
目を奪われるのは「トムラウシ山」で、独特の雰囲気を醸し出しています。
あそこは景色が素晴らしいので、また登ってみたくなりましたね。
○旭岳→間宮岳
旭岳の裏は雪渓が広がっていたので、
ザックに閉まっている45リットルのゴミ袋を、
ドラえもんのように取り出した。
「ただのビニ〜ル〜」(大山のぶ代さん風に)
おかげでシリスベーリでかなり滑走できました。
○間宮岳→北鎮岳分岐
有毒温泉を持つ御鉢平を右手に歩きます。
道は下りや登りがあるけれど対したことはなかったです。
北鎮岳分岐に到着すると、30人ぐらいは居たでしょうか、ニギニギにぎやかでした。
北鎮岳に登るために北鎮岳分岐にザックをデポ。
ほとんどの人がザックをデポしていたようです。
○北鎮岳ピストン
重いザックをデポしたので、背中に翼が付いたかのように軽かった。
風を受けて気持ちと体に揚力が発生し、スッタスタ登れました。
頂上で素晴らしい景色を見て、降りてきました。
そこで思ったのが、「重いザックは背負いたくないんだなぁ。」
○北鎮岳分岐→黒岳石室
北鎮岳分岐を過ぎると急で危険な雪渓がありました。
もし行かれる方は気を付けて下さいませ。
最近、「黒岳石室」を「くろだけいしむろ」と呼ぶ事に気が付きました。
「せきしつ」と読むと、「古墳にある石造りの埋葬施設」を意味するらしいです。
「くろだけせきしつ」と言うと「黒田家が眠る埋葬施設」って事!?
父さん、随分と僕は赤っ恥をかいてきた訳で・・・。
○黒岳石室
キャンプ場に着くと、すでに10張りぐらいテントがありました。
最終的には30〜40張りはあり、それはもう登山道にはみ出すほどでした。
コーラ(300ml)が300円だけどかなりうまかった!
黒い液体は全身を巡り活力を与えてくれました。
今年からコーラを入荷したそうな。
間違いなく僕の中で今年の「グッジョブ大賞」に選ばれることでしょう。
○黒岳ピストン
テントを張り終えると黒岳に登りました。
層雲峡を見降ろすことができました。
ちなみに7/26(土)に「第51回 大雪山層雲峡温泉峡谷火まつり」があるそうです。
「夏の黒岳に登って 上から花火を見下ろして〜♪」
と言う歌が聞こえてきそうです。
○桂月岳ピストン
明日の御来光を拝むために桂月岳に登りました。
ハイマツが体にバッシバシ当たりますが15分もかからず登れます。
山頂へはシマリス君が案内してくれました。
黒岳石室を見降ろすと人で賑わっていたのを覚えております。
○夜
雪で冷やしていたビールを飲むと、グースカピー、あっさり寝てしまった。
夜中、風が強くなりテントが揺れまくりました。
ピン、カラカラカラーン
誰かのペグが吹き飛んだようです。
そして寒くなってきました。
テントの穴から外を見ると・・・。
今、星が、物凄く、綺麗。
星空を テント穴から 見ているよ
SLIKの三脚 ミニ 2を持って行ったけど、
寒さと疲れでテントの外に出られずでした。
→重量:320g・・・閉口。
■DAY2■
○御来光
目覚ましを朝2時半に掛けたがまったく起きれずで、結局、3時半に起きました。
重たい瞼を擦って目を開くと東の空が明るくなっていました。
ん!?
寝過ごした!
この時期は4時ぐらいに御来光が出るので、大急ぎで準備し走って出発。
1分も走ったら息切れしたので歩きました。無理は禁物ですね。
登っている最中に出ました御来光!
綺麗過ぎるその赤の世界は悶絶級の景色。
「刮目せよ!」
(っと、自分に言い聞かせる。)
山頂に到着すると40人ぐらいは居たでしょうか。
みなさんぞくぞくと下山していました。
僕は御来光見えた後の風景が好きなので、
みなさんが下山しても最後まで残っていました。
(っと、自分に言い聞かせる。)
○黒岳石室→北海岳
雪渓がありましたがなかなか良い道でした。
白雲岳にはナキウサギが居るとのことなので、
北海岳に重たいザックをデポして白雲岳に向かいました。
○北海岳→白雲岳分岐
ここは素晴らしい道ですね。
そして白雲岳の手前の分岐は人が集まる交差点でした。
色んな思いを山に抱いてやってきた人たち達の
「人生の交差点」
といった感じでした。
皆様、ザックが大きい。
山に対する思いとザックの大きさが比例するようです。
○白雲岳ピストン
ナキウサギは全くいませんでしたが、
素晴らしい縞模様の旭岳を見ることができました。
遠くにはあこがれの縦走路も続いていました。
いつかはいってみたい「高根が原」。
○小泉岳ピストン
なぜか登りたくなりました。
なかなかいい感じでした。
なだらかな山頂に標識がありました。
分岐まで戻ると、3人おじさんと話しました。
色々な話を聞かせていただき楽しかったです。
○白雲岳分岐→北海岳
意外と北海岳の登りがしんどかったです。
北海岳にデポしたザックを見ると、背負わなければならないと思うとガッカリ。
「(ザックに)羽生えて車まで戻ってくれよ!」と何度も呟いてしまいます。
○北海岳→中岳温泉
御鉢周りは風が強かったので、ソフトシェルを着ました。
○中岳温泉→姿見駅
重いザックを背負っていたのでかなりヘトヘト。
マックパックのゲイターを剥いで、
靴を脱いで、
かかとにしたテーピングを取って、
足湯をさせていただきました。
色んな人とおしゃべりを楽しまさせていただきました。
・おじさんと奥さま
・初日のロープウェーが一緒で黒岳石室に泊まっていた山ガール3人
・全裸で中岳温泉に浸かる人(凄い度胸です。)
→全裸だったの大事な部分見えてましたよ ^ ^
最後は足がガクガクになりながらもロープウェーに到着しました。
御鉢周辺を8の字に巡る「パチパチ大作成」は成功しました。
お疲れ様でした。
あっ!!
ログを見ると北鎮岳や白雲岳に登ったので、綺麗な8の字にはなりませんでしたね・・・。
残念!
作戦失敗!
■その後■
・温泉に浸かり筋肉を揉み解す
・美瑛で写真を撮る
・桂沢湖の手前でどえらい渋滞に巻き込まれる
■次回の計画■
予定は未定ですな。
I_am_Ryoさん、こんばんは!
先日、大雪山のレコにコメント頂いたzawadaです。
大雪山の風景が忘れられずレコを漁っていたところ、I_am_Ryoさんのレコが。素晴らしい写真と軽快な文章にひき込まれ、思わずコメントしちゃいました。
I_am_Ryoさんの お写真 はほんと透明感がある感じがしてスゴくいいです!
それにホントに大雪山の景色はスペシャルですね。あーヤバイ。また登りたくなってきました。
「なるほど1泊2日か。移動日いれても東京からでも3日あればなんとかなるかも。飛行機代も早めに取れば安いし。う〜む。」
な〜んて考えちゃいましたよ。今年中にまた北海道に行きそうな自分が怖いです。
北海道にまた行ける日がくるまで脳内妄想登山を楽しみたいので、またI_am_Ryoさんのレコ、お邪魔させて頂くかと思います。よろしくお願いします〜
zawadaさんこんにちは〜
大雪山は雄大で何もかも許容してくれるかのようです。
"いつでも"素晴らしい景色が広がっています。
8月下旬から始まる紅葉も素晴らしみたいですので、
また是非、いらっしゃるといいですよ〜。
今回の僕が歩いたコースは旭川空港も近いから、
3日もあればなんとかなるかもですね。
しかしながら、山から下りてもまだ良い景色・食事・観光があるので、
3日じゃ足りないかもですね ^ ^
それでは、それでは、
これからもお互い良い登山をしましょう。
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