高原山(小間々台駐車場から大間々台、釈迦ヶ岳、鶏頂山、大入道)
- GPS
- 06:54
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,334m
- 下り
- 1,336m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:36
天候 | 曇り時々晴 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に良く整備されており、登山者も多い。危険箇所等は特に見られず。花はトウゴクミツバツツジやシロヤシオが各所で咲いており見頃だが、釈迦ヶ岳の分岐から鶏頂山にかけては花なし。 |
写真
感想
小間々台駐車場には4:30頃に到着、既にライト不要な程度に十分明るい。先客は1台のみと案外少ない。便が良い大間々台の駐車場を利用したのだろうか。今日はここまでの運転がZさんだったので道中楽させてもらった。準備をして4:44に出発。気温は見なかったが、半袖と長袖のシャツ2枚だけでは肌寒かった。今日はまずここから大間々台を目指す。樹林帯に入るところにいきなりトウゴクミツバツツジが満開。そして良く整備された登山道を歩き出すとこんどはシロヤシオも見え始める。特にシロヤシオはこの先先釈迦ヶ岳までずっと切れ目なくどこかで咲いていた印象だった。30分ほど歩いて大間々台の駐車場に到着。こちらの駐車場にはトイレがあるためか、車中泊と思しき人の姿が見られた。我々はここでトイレに寄っただけで先に進む。林間よりもやはり展望を得たく、見晴コースを選択した。がしばらくは樹林帯歩きで、シロヤシオばかりが各所に見えた。登山道の入口を入ると本格的な登りが始まり、更に進むと樹林帯の外に出展望が得られるようになった。空は曇っていて風も少しあったが、高曇りだったので周囲は見渡せた。今日この後向かう釈迦ヶ岳もよく見えた。岩が多い八海山神社で休憩を取ろうかとも思ったが、風が冷たいのでもう少し先まで進むことに。剣ヶ峰の分岐も過ぎたところで今日最初の休憩。座った上にもシロヤシオが満開だった。そして休憩の後もどこを見てもシロヤシオだらけ。高原山は全く初めての訪問だったが、こんなにシロヤシオが多くて、しかも多くが今咲いているところだとは全く知らなかった。同行のZさんは以前訪問したことがあったようだが、その時は5月初旬で、これほどのシロヤシオはやはりなかったという。今年は当たり年のように思うし、ちょうど良い時期の訪問だったとも思う。左右のシロヤシオに見とれながら進む。釈迦ヶ岳の山頂直下まで来ると、少し急な登りが始まる。今日最初の本格的な登りだが、標高差は大したことはないので意外と楽に7:33山頂に到着。無人。数分遅れてZさんも到着。晴れ間も見えて眺望は良い。ここで座って大休止とする。地図と見比べつつ周囲の山々を確認するが、いまいちどれがどれか分からなかった。雲がかかっていて見えない方向もあったのも一因だろう。
この先今日は鶏頂山まで行く予定だったが、Zさんは行く気がないらしい。以前一度歩いたことがあるのと、今日ここまでで結構疲労したのが理由。自分は行ったことがないし、まだ時間も8時前と早かったので、Zさんは先に帰ってもらい単独で鶏頂山へ向かうことに。釈迦ヶ岳からは最初一気に下るが、ここも標高差は大きくないので比較的楽。しばらくアップダウンを繰り返した後鶏頂山へ向けて登る。登山地図にあるコースタイムよりもだいぶ早く、8:35に鶏頂山山頂に到着。ここも無人だった。1時間ほど前までいた釈迦ヶ岳がよく見えたが、山頂を示す標識などは見当たらなかった。それと意外だったのは、釈迦ヶ岳の分岐から鶏頂山までは花が全然見られなかったことだ。釈迦ヶ岳の山頂まではシロヤシオやトウゴクミツバツツジが各所で咲いていたが、分岐を過ぎてからは全く見られなくなった。植生が異なるのだろうか。
先行したZさんに追いつくべく、鶏頂山山頂滞在は5分程度で元来た道を戻る。歩き始めると、続々と登山者が登って来る。今日はここまでほとんど誰とも会わなかったが、ようやく人とすれ違うようになってきた。釈迦ヶ岳分岐へのきつい登りをこなした後は比較的緩やかに剣ヶ峰へ向かう。そして予想どおりというか、やはり次々にシロヤシオ目当てと思われるハイカーとすれ違うようになった。最終的には登山口までに100人くらいとすれ違ったかもしれない。ただ途中晴れ間も見えた空は怪しい雲が出始め、雨はないだろうと思っていたが、少し心配な空模様になってきた。風も冷たく感じるように。雨には当たりたくないのでペースを上げて進みたかったが、在宅勤務が増えて運動不足が常態化しているのと、何より久々の登山だったため、足があちこち痛くなってきた。早めに下山したいが安全第一なので、慎重に下山する。剣ヶ峰からは八海山神社方面には下らず、大入道を経由して小間々台へ向かう。このルートもシロヤシオとトウゴクミツバツツジが各所で密に咲いていた。止まって写真を撮ってばかりだった。一方のZさんは単純往復で戻ったため、帰りは大間々台にて大休止しつつ、レンゲツツジなどの写真もバシバシ撮っていた。鶏頂山往復の分距離が長いし何より疲労もしているはずだったが、最終的に小間々台の駐車場へ着いたときは、Zさんより数分遅れの11:23に到着。途中足があちこち痛くならなければ、ひょっとすると先行できたかもしれない。駐車場はマスに空きがあったものの、路駐も見られたので、朝の時間は満車だったと思う。結局天気は帰りまでもってくれた。この時期の高原山のシロヤシオは素晴らしくきれいだった。5月の定番としてもいいくらいだと思う。
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