初夏の父子・都県境関東百山「半馬蹄」周回ツアー(名郷〜蕨山〜有間山〜日向沢ノ峰〜棒ノ嶺〜滝コース〜さわらびの湯:久々の20km歩きでバテバテ…)


- GPS
- 08:00
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,740m
コースタイム
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 11:44
天候 | ほぼ終日晴れ(稜線上、涼風あり) |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
(復路)有間ダムへのアクセス路からショートカット路(案内標識等ナシ…)にて直接「さわらびの湯」にアクセス可(飯能駅へのバス便1時間1-2本あり;名郷行きバスはさわらびの湯発15:50過ぎが最終、以降は徒歩約15分の河又名栗湖入口BSより乗車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・蕨山尾根出合→山頂間にロープ付きの急斜面2ヶ所、下りで使う際はスリップ注意 ・蕨山には分岐・道標のある標高点、展望所、最高標高点の3ヶ所に山名板あり、方向注意 ・日向沢ノ峰〜棒ノ嶺の間は緩やかで歩きやすい尾根道、長尾丸山などのピークは巻き道で迂回可 ・棒ノ嶺からの下山路、岩茸石までの区間は木段の丸太がほとんど崩落で通行止め、迂回路も結構滑りやすく要注意 ・岩茸石から有間ダムへのルート(関東ふれあいの道)は林道出合から途中の天狗ノ滝までがクサリ・ロープ付きの滑りやすい岩場の連続する要注意区間、特に雨天後や下降時はスリップ・滑落注意 |
その他周辺情報 | さわらびの湯にて入浴・着替え・休憩(大人3時間800円/露天風呂・休憩室・土産コーナーあり/入館時、検温・アルコール消毒要[入館人数制限はナシ]/名郷の有料P利用で支払時に100円割引券もらえます!) |
写真
装備
備考 | (消費水分量:2名分)ポリタン水約2.5リットル(うち0.7リットルは現地沢筋から調達)、PETボトル×2(午後ティー+ソルティライチ氷結)、ガッツギア×2 |
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感想
東京の緊急事態モードは6月後半まで延長、都県境越えの中距離遠征も難しい状況が続く中、梅雨入りも間近。この週末は梅雨前最後の晴れ日が続いて、中低山のヤマビル達も本格活動前、夏山ツアーに向けた足馴らしハイクには打ってつけのコンディションです。小生と同様、テレワーク続きで運動不足が顕著な社会人のムスコ殿を誘い出し、都県境の尾根歩きに約一ヶ月ぶりの父子コラボで出かけます。ターゲットは奥武蔵と奥多摩の辺縁エリア、訪れるハイカーも疎らな関東百山・蕨山から長沢背稜・棒ノ折を半馬蹄形に周回するマニアックなコース。道中の密を避けるべく、土曜未明の午前3時半過ぎに自宅を出発、名郷バス停から日帰りロングにチャレンジします。
コース状況詳細は本文・写真キャプションに記載の通りですが、前半の有間山の先まではスライドするハイカーも殆どなく、展望のない地味な尾根歩きに2人のテンションも下がり気味…。途中の鉄塔台地でようやくお約束のパノラマ展望が得られ、気力回復して日向沢ノ峰に登り着くと、更なるご褒美の霊峰富士の大展望!クイック昼食を済ませ、巻き道の連続で比較的快適な長沢背稜を棒ノ折までプチ縦走します。
さすが超メジャーな好展望の棒ノ嶺山頂は、午後遅い時間でも埼玉・奥多摩両方面からの日帰りハイカーが集結して大賑わい。広い頂上広場は「密」の心配もなく、ここまで頑張って歩いたご褒美のフルーツ缶を頬張ってリフレッシュ。予定時間より少し早めの到着にて、ゆっくり下山しても余裕でお楽しみの温泉に入れそう、と少し気が緩み、下山ルートは「退屈な尾根歩きでなく、滝を眺めてダムへ下りたい!」と言うムスコ殿のチョイスで、入口に「滑りやすく注意」のカンバンの立つ、沢沿いルートの関東ふれあいの道へ。この手の警告は少し大袈裟なものも多いし、と高を括っていると現実はさにあらず、ここからの区間が本日の核心部でした…。滝の真横を鎖とロープにしがみ付いて下ったり、狭いナメ滝状のゴルジュを丸太の棒に乗っかり恐る恐る通過したり、と予想を遥かに超えるデンジャラスゾーン!既に疲弊した両脚を引きずる我々は、後ろから続々下ってくる山慣れた感じの他のハイカーをやり過ごし、何とかトラブルなく名栗湖畔の登山口に辿り着いた時は、思わず気が抜けてへたり込んでしまう程の抜け殻状態…。棒ノ嶺までに稼ぎ貯めたコースタイムの貯金もすっかり使い果たし、疲れた脚を引きずりながらバス通り目指して下っていくと、天の助けか、工事区間の手前からさわらびの湯へ真っ直ぐ下るショートカット路を発見!お陰様で、お待ち兼ねの温泉には首尾良く午後5時前に到着、名郷へ向かうバス時間までに素早く風呂と着替えを済ませ、手土産も速攻で仕入れて、県道沿いの河又名栗湖入口BSへ。だいぶ遅れてやって来た無人の下りバスに単身乗り込み、愛車のピックアップへと向かったのでした。
久々の日帰りロングのハードワークのお陰もあり、温泉入浴時に計測した際はめでたく体重が約2kg強減少。いつもなら帰途立ち寄るSAでガッツリ夕食をかき込み、失った以上の体重リバウンドの羽目に陥るところ、この日は幸か不幸か、立ち寄った石川PAは緊急事態宣言のため午後7時半で早々と営業終了!急遽フードコート外の屋台にてムスコが仕入れた焼きソバ半人前でこの日の夕食は終了、リバウンドの機会もないまま、有り難いことにそこそこの減量にも成功した次第です。今後の感染収束状況如何ではありますが、今回に味を占め、梅雨の晴れ間を待って関東百名山行脚の旅を再開し、夏山シーズン前に更なる減量を図りたいところです!
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