富士山 一人で初登頂
- GPS
- 13:25
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,544m
コースタイム
10;35本七合目ー11;16八合目ー12;14八号5勺ー13;49山頂ー
14;08下山開始ー14;56本八合目ー18;08砂落としー19;40駐車場着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道はわかりやすく、迷いたくても迷えないぐらいです。 |
写真
感想
前日は雨、とりあえず須走登山口駐車場まで行って
車中泊して朝まで待って回復しなかったら
帰ってこようと出発しました。
登山口に2時頃着きました。
雨のせいか第2、第3駐車場はガラガラ
第1駐車場は、さすがに満車だった模様。
外は土砂降り、こりゃ無理かと思いつつ
就寝。
朝5時に一旦目覚めるも
雨が降っているので
あと1時間待っても
やまなければ帰宅しようと
再度就寝。
6時に目覚めると晴れ間が見える。
あわてて起きて準備。
登山口で200円払って
トイレを済ませ登山開始。
須走ルートはしばらく木々の中を
歩きます。
歩き始めはペースがわからず
飛ばし過ぎたようで
ゼーゼー言って登ります。
6合目近くまでは、ほとんど人に合わず
一人で歩いたのが逆にハイペースに
なった原因かも。
6合目からはチラホラ人がいて
一人の同年代男性のペースが私と同じようだったので
勝手にペースメーカーにさせて
頂きました。
7合目に着くと、みんなカッパや
防寒着を着ているので
自分は暑かったのだが
そんなものかと周りに合わせて
着てみたが
やっぱり暑くて、本7合目で脱ぐことに。
初心者の方は周りに合わせがちですが
暑い寒いは個人差があるので
自分の感覚に従ったほうが良いと思います。
ペースがわかってきたのと
身体も温まってきたせいもあり
たんたんと高度を上げて行きます。
平坦なところがほとんど無いので
10歩ぐらい進んでは止まり
呼吸を整えて、また登るの繰り返しです。
高山病には、こまめな水分補給と
いうことなので歩きながら
チビチビとドリンクを飲みます。
ペットボトルだと飲むのに
いちいちリュックから出すのが
面倒なので私はソフトタイプのボトル
(アクエリアスやウィダーインゼリー)
のドリンクをポケットに突っこんで
飲んでいました。
そして、ヒーヒー言いながら
山頂到着
このルートの
平均登頂時間は6時間〜7時間
だそうですが私は7時間半かかりました。
山頂で記念撮影も一人なので
スマホで自撮り。
人に頼もうかと思ったのですが
スマホが調子悪くて
頼んでうまく作動しなかったら
と思ったら頼みずらくて
頼めず。
こういう所、小心者w
山バッジを買おうかと思ったのですが
山小屋の兄ちゃんがあいそ無いので
買うのやめました。w
日本で一番高いであろう
販売機のミネラルウォーター500円を
買いました。
おにぎり食べようと持って行ったのですが
食欲がわかず
おやつに持っていった
アーモンドナッツをポリポリと食べました。
キャラメルも持って行ったのですが
私には甘いものより、このナッツが美味かった。
山頂に着いた途端、頭痛発症。
高山病なのか、もともと頭痛持ちなので
いつもの頭痛なのかわからず
とりあえず、あまり山頂に留まる
べきでは無いなと思い。
すぐに下山開始。
下山は楽勝と思っていたら
大間違い。
登りで、膝や足を酷使していたダメージが
ここで来ました。
一歩一歩を踏み出すのが
辛い状況に。
ポールを二本持って行って
良かったとつくづく思いました。
ポールを頼りに
おばあちゃんの散歩のような
よちよち歩きで下山します。
登りは心肺機能が辛かったけど
下りは足の痛みと頭痛が
ダブルで辛かったです。
膝に優しいと聞いていた
砂走ですが確かに
普通の道よりは降りやすく
ズズズズーと
滑って降りて行きます。
それでも足は痛いけど。
砂が靴に入らないように
スパッツを前日に用意しておいたのですが
装着の仕方を調べて
おかなかったので、
適当に身に付けたところ
ところどころ砂が入り
意味無い状態にw。
ようやく砂走が終わり
5合目、土落としの場所に
あたりはだいぶ
日が落ちてきました。
スマホのバッテリーも切れて
写真が取れませんでした。
やっと到着したかと
思ったら
須走ルートはそこから
林の中をさらに40分と
書いてあります。
マジかよ。
一応、100円ショップで
買った懐中電灯は持っていますが
やはり暗くなってくると
不安になります。
気は焦れど、足は動かず
参りました。
救われたのは、
その時間から登ってくる
何人かの人が
声をかけてくれたことです。
よっぽど私の姿が疲れ切っていたのでしょう。
「頑張って、もう少しです」
の声に励まされました。
そして、土産物屋がある
登山口に到着。
土産物屋さんが、
無料でキノコ湯?キノコ茶?
をふるまってくれました。
ただで悪いので何か
買おうかと思ったのですが
土産物を選ぶ余裕も無いほど
疲れ果てていたので
ごちそうさまと言って
何も買わずに退散。
そこから駐車場までの坂道が
普段なら何でもない距離なのに
遠く感じることったら。
車に着いた時は辺り真っ暗でした。
ギリギリセーフ。
良かった帰ってこれて。
結局、下山も平均3時間らしいですが
5時間30分かかりました。
土落としからも40分のところ
1時間30分かかっています。
それにしても、噂とちがって
山道はガラガラ
目についたのは
大学生くらいの歳の子達と外国人が
多かったです。
週末や夏休み期間はまた違うのかもしれませんが
空いていて拍子抜けしました。
今回の反省
平均時間はあてにならない
特に単独日帰りは計画に余裕を持つこと。
登山だけでなく下山も辛い。
ヘッドランプはやはり必要、
懐中電灯では手がふさがってしまうので
ダブルポールと併用出来ない。
スパッツなど初めて使うものは
必ず試用してみること。
スマホとカメラはバッテリーの
ことも考えると別のが良いかも。
もしくは予備のバッテリーを持っていく。
私は予備のバッテリーも空になりました。
私のスマホは古いせいかもしれませんが。
今回、良かったところ
この年になると、
周りとスケジュールを合わせていると
なかなか登れないので(特に平日)
単独で辛いこともありましたが
一人で行って良かったと思います。
(準備は念入りにした方が良いと思います)
また、気い使いの私は人と登ると
無理をして人に合わせてしまうので
一人のがペースを自分で作れて
良かったと思いました。
(最初、少しとまどいましたが)
一度も登らない馬鹿
二度登る馬鹿
と言われる富士山。
夢叶い、登れて良かったです。
二度登る馬鹿には
今のところなるつもりは
ありません。
それほど、人生で一番の苦しい体験でした。
追記 本日一日経って、筋肉痛がひどく
ロボコップのようです。
本日3日経って、筋肉痛は平らなところは
歩けるが階段はまだキツイ。
でも、来年また登っても良いかも?
と思えてきた。
バカなのか俺はww。
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